こんにちは。ヒロシです。
世界的に有名なスニーカーである、アディダスの「スタンスミス」。
「世界で最も売れたスニーカー」としてギネス認定もされている、往年の名作といえるスニーカーです。
僕はこのスタンスミスが大好きで、履きつぶしては買い替え…を繰り替えして10年ほどになっています。
そこで今日は、スタンスミスの魅力から選び方(ラインナップやサイズ感)、お手入れ方法まで、徹底解剖していこうと思います!
「スタンスミスは周りとよく被るからな…」という方向けに、手軽にできる簡単アレンジ方法まで教えるので、ぜひ参考にしてくださいね!
アディダスオリジナルスの「スタンスミス」とは【ディテールをチェック】
スタンスミスは1971年に発売されたアディダスのスニーカーです。
スタンレー・ロジャー・スミスというテニスの名選手がモデル名の由来になっています。
つまり、元々はテニスシューズなんですよね。
それが今では老若男女問わず、世界中で愛されているスニーカーになっているということ。
以下では、スタンスミスのディテールについて、くわしく見ていきますね。
スタンスミスのディテール①シュータン
モデル名の由来でもあるスタンレー・ロジャー・スミス氏がプリントされたシュータン。
スタンスミスのアイコンであり、ミニマルなスタンスミスの中で一層の存在感を放っていますよね。
ちなみにスタンレー・ロジャー・スミス氏は70代前半で、まだ普通に生きています。(僕は勝手にもうこの世にいないものだと思っていました笑)
スタンスミスのディテール②アッパーレザー
スタンスミスのアッパーは、全面に天然皮革(牛革)を使用しています。
履けば履くほどにアジが出るという経年変化が楽しめますし、自分の足に馴染んでくれますね。
なお、同じ牛革でも2種類のレザーから選べるのも特徴的。
- ガラスレザー:ツヤ・光沢の出るように加工した牛革
- スムースレザー:加工等はせず、柔らかくナチュラルな質感の牛革
ちなみに僕はスムースレザーのものを履いていますが、お好みに合わせた質感のレザーのスタンスミスを選べるのは嬉しいですよね。
スタンスミスのディテール③3本線をイメージした通気口
多くのアディダスのスニーカーにはアイコンでもある三本線(スリーストライプス)がありますが、スタンスミスには通気口が配置されています。
この通気口が蒸れを抑えて、快適な履き心地を実現してくれるんです。
大胆な三本線ではありませんが、アディダスのアイコンをイメージして通気口があるので、デザインとしても効いていますよね。
全体的にはミニマルなのですが、程よいアクセントになっていて良い感じです。
スタンスミスのディテール④ヒール
ヒール部分には、1972年に誕生したアディダスの「トレファイルロゴ」があしらわれています。
通常ならばロゴ下は「adidas」と記載されるのですが、そこに「stan smith」とあるのはもうお馴染みですね。
ちなみに、adidas originalsのスタンスミスはこちらのヒール部分までレザーなので、全体的にアジがあってカッコいいですよ。
スタンスミスのディテール⑤オフホワイトのソール
ご覧のように、アディダスオリジナルスのソールはややクリーム色っぽい、オフホワイト色になっています。
クラシックな、こなれた雰囲気がたまらなくカッコいいです。
全体的にはミニマルでクリーンなのですが、クラシック感のあるソールのおかげで、上品なだけではなく、奥行きのある印象に仕上がっていますよね。
クッション性もある機能的なソールなので、長時間履いていても疲れにくいのもポイントです。
スタンスミスのディテール⑥全体のフォルム
スニーカーでありながらも、全体的にシュッとした細身のフォルム。
ヴィンテージっぽい雰囲気が足されて、まるで革靴のようなカッコよさ・上品さを感じます。
洗練された印象があるので、普段は革靴派の方でもすんなりと履いていただけますね。
アディダス「スタンスミス」の魅力とは
上に書いたディテール等をふまえて、愛用歴10年の僕が考えるスタンスミスの魅力は以下の5つです。
- どんなコーディネートにも合う汎用性の高さ
- 合わせるボトムスを選ばない
- 履きやすい(履き心地が良い)
- 「白い革靴」のような上品さ・クリーンさ
- クラシックさ
まとめると、「スニーカー以上革靴未満」の絶妙なバランス感といったところでしょうか。
スタンスミスは大人っぽいコーディネートをカジュアルに、逆にカジュアルなコーディネートを上品にしてくれるスニーカーだからこそ、これだけ世界で愛されていると言えるでしょう。
なお、以下の記事にてスタンスミスの魅力をくわしくまとめているので、あわせてご覧ください。
アディダス「スタンスミス」のラインナップを整理
一言で「アディダスのスタンスミス」といっても、そのラインナップは様々。
「スムースレザー」と「ガラスレザー」があると前述しましたが、それ以外にも色々なスタンスミスがリリースされています。
以下でラインナップを整理していくので、お好みのスタンスミスを見つけてみてくださいね。
スタンスミスのラインナップ①カラーバリエーション
スタンスミスはカラーバリエーションも豊富。
シーズン限定のカラーもあるのですが、ここでは定番的に出ているカラーをご紹介しますね。
ホワイト×グリーン
出典:https://zozo.jp/shop/edifice/goods-sale/40983926/
ホワイト×グリーンは、「これぞスタンスミス」という王道カラー。
清涼感のあるグリーンが、良いアクセントになっています。
ただ、個人的には後述する「ホワイト×ネイビー」や「ホワイト×グレー」の方が合わせやすさは上かなと感じますね。
ホワイト×ネイビー
僕も愛用している「ホワイト×ネイビー」も定番カラーの1つ。
ネイビーはメンズファッションにおけるコーディネートによく使われる定番カラー。
「ホワイト×ネイビー」のスタンスミスならば、部分的なネイビーが色を拾ってくれるので、全体が良い感じにまとまりますよ。
ホワイト×グレー
出典:https://www.t-fashion.jp/shop/greenlabelrelaxing/
ホワイト×グレーのスタンスミスは、最もミニマルなテイストが出るカラーリング。
グレーとホワイトは近しい色味ですし、またグレー独特のやわらかさがとても良い感じ。
スタンスミスの中でも特に上品な印象なので、セットアップスタイル等に合いそうですね。
スタンスミスのラインナップ②ベルクロタイプ
僕が持っているのは靴ヒモのついた通常のタイプのスタンスミスですが、これとは他に「ベルクロタイプ」のものもあります。
出典:https://zozo.jp/shop/adidas/goods/39254686/
正式名称は「スタンスミス コンフォート」というのですが、要は靴ヒモではなく、マジックテープで固定するタイプですね。
着脱がしやすく、また他のスタンスミスとの差別化になるということで人気を集めています。
スタンスミスをよりカジュアルに履きこなしたい、他の人と差をつけたいという方は、ベルクロの「スタンスミスコンフォート」もチェックしてみてください!
スタンスミスのラインナップ③高級版 or ABCマート限定品
スタンスミスは価格帯が分かれているのも特徴的で、1つが僕が持っている「adidas originals」から出ている高級版、もう1つがABCマート限定版です。
出典:https://zozo.jp/shop/abc-mart/goods/7481417/?did=20338207
上がABCマート限定のスタンスミスなのですが、高級版であるadidas originalsのスタンスミスとは以下のような違いがあります。
adidas originalsとABCマート限定のスタンスミスの違い
高級版 | ABCマート限定 | |
素材 | 天然皮革 | 天然皮革+人口皮革 |
シュータン | 薄い | 分厚い |
ソール | オフホワイト色 | アッパーと同じ白 |
全体のフォルム | ほっそり | やや丸い |
価格 | 15,000円程度 | 9,000円程度 |
ちなみに、同じ「天然皮革」でも、高級版とABCマート限定では明らかにグレードが異なります。
また高級版の方が、細身で上品な「スタンスミスらしさ」を味わえますし、ヴィンテージ感あふれるデザインがカッコいいです。
そのため、少し金額は高いですが、adidas originalsからリリースされている15,000円程度の高級版スタンスミスをおすすめします!
知らないと損!?2つのスタンスミスの違い【オリジナル・ABCマート限定】
ネットでスタンスミスを買おうと考えた時に「高級版とABCマート限定版の違いが分かりにくい」という方もいるでしょう。
ネット通販サイトの画像で見分けるポイントは以下の2つ(値段だけでは判別できない)。
- シュータン
→薄いものが高級版・分厚いものがABCマート限定 - ソール
→オフホワイト(クリーム色)が高級版・アッパーと同じトーンの白がABCマート限定
この2つさえ覚えておけば、ネットでも完全に見分けることができます。
そのため、セール等の際にはお得に高級版スタンスミスがゲットできちゃいますよ!
アディダス「スタンスミス」のサイズ感【選び方のポイント】
スタンスミスを購入しようと思った時に、迷いがちなのがサイズ感です。
結論から言うと、スタンスミスはいつものスニーカーより「ハーフサイズアップ」させたものを選ぶのがおすすめ。
- スタンスミスのサイズ感はおおむね標準的
- ただ、ヒモをきつく結んでシルエットにメリハリをつけた方がカッコいい
- ジャストサイズを選ぶと、ヒモを強く結べないので、全体のシルエットが丸くなり、やや野暮ったい印象になる
理由としては上の通りですね。
いつもよりハーフサイズ上げて、普段より少しだけ余裕のあるサイズ感で履くことにより、履き心地を損なわずにシルエットにメリハリをつけることができます。
なお、1サイズ以上アップさせてしまうと、シルエットのメリハリ以前に大きすぎて履き心地が悪くなってしまう可能性があるので要注意。
履き心地と見た目のバランスを考えると、ハーフサイズ上げるくらいがちょうど良いのです。
以下の記事にて、ジャストサイズとハーフサイズアップで見た目がどう違うか等を含めて、スタンスミスのサイズ感について詳しく書いているので、こちらも読んでみてください。
アディダス「スタンスミス」を使ったコーデ【メンズ・レディース】
スタンスミスと魅力として、「あらゆるコーディネートに合う」と前述しました。
それに関連して、スタンスミスを使ったコーデをメンズ・レディース別にご紹介していきますね。
スタンスミスを使ったメンズコーデ
スタンスミスを使ったメンズコーデは以下の2つです。
スタンスミスを使ったジャケパンスタイル
出典:https://wear.jp/edifice22/6518128/
スタンスミスを使ったジャケパンスタイル。
白のスタンスミスは軽快な印象が出るので、上品さを残しつつも、全体をほどよくカジュアルダウンさせています。
ベルクロのスタンスミスを使ったゆるめのスタイル
出典:https://wear.jp/5kage/6006105/
こちらはリラックス感のあるサイジングのアイテムとスタンスミスを合わせたコーデ。
ニットやチノパンを合わせたカジュアル目のコーデですが、スタンスミスのクリーンさがよく効いていますよね。
ベルクロタイプで個性を出しているところもとてもおしゃれです。
スタンスミスを使ったレディースコーデ
続いて、スタンスミスを使ったレディースのコーデです。
スタンスミスを使ったお手本のようなカジュアルレディースコーデ
デニムジャケットにチノパンというメンズライクなコーデ。
ワークっぽいテイストを感じるコーデですが、足元にスタンスミスがあることで、一気にクリーンな印象に仕上がっている印象です。
全体のサイズ感・バランス感が秀逸で、本当におしゃれなコーデだなと感じました。
ベルクロのスタンスミスでカジュアルダウンさせたレディースコーデ
出典:https://wear.jp/mre608/12810463/
黒のロング丈ワンピースという、クールでモードっぽいアイテムを使っていますが、足元をスタンスミスにすることで抜け感を演出できています。
ベルクロタイプをチョイスしているので、よりカジュアルで可愛らしさが足されている印象です。
スタンスミスのお手入れ方法
スタンスミスはクリーンさが売りのスニーカー。
でも、汚れているとスタンスミスの魅力であるクリーンさ・上品さが損なわれますし、レザーが傷んでしまうので劣化にもつながってしまいます。
そこで、定期的にお手入れをすることが重要になります。
具体的には、スタンスミスのお手入れは以下のような3ステップでOK。
- 日常的なお手入れ
→シューツリーを入れる&履いたらブラッシングをする - 数ヶ月に1回のお手入れ
→汚れ落とし&革にクリームを塗って栄養補給 - 汚れがひどい時のお手入れ
→ジェイソンマークで水洗いをする
スタンスミスはレザースニーカーなので、基本的なお手入れ方法は革靴と同じです。
ただ、汚れがひどい時や長らくお手入れを全くしていなかった時には、有名なスニーカー区クリーニングキットである「ジェイソンマーク」を使うと、驚くほど汚れが落ちますよ。
以下の記事にて、スタンスミスのお手入れについてさらに詳しく解説しているので、こちらもどうぞ!
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他と差別化するための、スタンスミスの簡単アレンジ【シューレース交換】
スタンスミスは非常にカッコいい一方、「世界一売れたスニーカー」であるため、他の人と被りやすいのが難点です。
そこで、他の人のスタンスミスとの差別化を図るための簡単アレンジとして、「シューレース(靴ヒモ)の交換」がおすすめ。
画面左側(右足)がシューレースを交換したもの、右側(左足)がデフォルトのものなのですが、かなり印象が違いますよね。
ちなみに「ゲタバコ」というブランドの1,000円程度のシューレースを使いました。
スタンスミスはほっそりとしたフォルムの靴なので、シューレースも同様に細身のものを選んであげると、スタイリッシュさがより引き出されておすすめです。
以下の記事にて、スタンスミスのシューレースの交換についてさらに詳しく書いていますので、よかったらこちらもどうぞ!
スタンスミスに関するまとめ
スタンスミスのデザインやディテールから、ラインナップ、サイズ感、お手入れ方法、簡単なアレンジまで、スタンスミスに関するあらゆることを書きました。
スタンスミスは多くの方に愛されているスニーカーで、周りと被りやすいかもしれませんが、それを差し引いても自然と手に取ってしまう魅力があります。
僕はもう10年ほど履いていますが、全く飽きませんし、多分これからも「壊れては買い換える」を繰り返して履き続けるでしょう。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
今回は以上になります。ありがとうございました。
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