こんにちは。ヒロシです。
ロンT、つまり長袖のTシャツは「万能さ」が魅力的なアイテム。
1枚でもインナーとしても使えるので、季節を問わずに使えます。
しかし選び方を間違えると、ロンTの魅力を生かしきれない上、お金を無駄にするかもしれませんよ。
正しい選び方ができないと、失敗する可能性も十分あります。
(僕も過去には失敗して、お金が無駄になった経験がありました…)
どうせ買うなら、カッコよく、そしてなるべく長く愛用したいと思いますよね。
そこで今回は「ロンTの選び方とおすすめブランド」を紹介します。
すべてメンズ・レディースともに着られます。
コスパに優れたプチプラ・非常に良質なロンTなど、タイプ別に厳選しました。
気に入るロンTが見つかり、お買い物の参考になるはずです。
ちなみに僕は、このファッション系ブログを4年ほど運営しています。
また僕自身もロンTがすごく好きで、リアルに1年中着ていますね。
3分ほどで読めるので「ロンT選びに失敗したくない方」はぜひご覧ください。
【失敗しない】ロンT(長袖Tシャツ)選びの3つのポイント←サイズ感・素材・無地
ロンTを選ぶ際のポイントが、以下の3つです。
- ゆとりのあるサイズ感で着られる
- コットン等の天然素材を使っている
- 無地or落ち着いた柄
それぞれ詳しく説明します。
①:ややゆとりのあるサイズ感
ロンTでまず大事なのが「サイズ感」。
少し肩が落ちるくらいの、ややゆとりのあるサイズ感のロンTがおすすめです。
(目安としてはこのくらいですね)
なぜなら、他のサイズ感・シルエットだと使い勝手が劣るから。
- タイトなシルエットのロンT
→下着感が出るため、1枚で着づらい。肌に密着して夏は着られない - オーバーサイズのロンT
→「着られている感」が出る可能性。アウターを羽織った時の納まりが悪く、インナーとして着られない
上記の通りで、いずれにせよ着られる機会が減ります。
一方、ややゆるめのサイズ感のロンTは、非常に使い勝手が良いです。
- 下着感が出ないため1枚でも様になり、今っぽい雰囲気もある
- 夏でも割と着られる
→肌と触れる面積が少なく、風が入る空間があるため - 冬にはアウターのインナーとして着られる
→大きすぎないので、アウターを羽織った時の収まりも良好 - タックインした時もちょうど良いバランス
→レディースの方はより使いやすいはず
つまり、見た目・実用性ともに非常に優れていると言えますね。
※本記事で紹介するロンTは、いずれも少しゆるめのサイズ感で使いやすいです。
②:コットン等の天然素材&ヘビーウェイト
ロンTは、肌ざわりの良いコットン等の天然素材のものがおすすめ。
また1枚で着ることを考えると、厚手の「ヘビーウェイト」生地のロンTが良いです。
ロンtは肌に直接触れるアイテムですからね。
生地が薄いと下着っぽくなる・乳首が透ける可能性があります。
確かにポリエステル等の化学繊維のロンTは、乾くのが早い等のメリットがあります。
しかし、肌ざわりの良さではどうしても劣るんですよね。
一方で天然素材は着心地が良い上、中でもコットン(綿)は年中使える万能素材。
風合いも自然であり、スタイリングを選びません。
コットンはガンガン洗えて、洗濯と着用を繰り返すごとに風合いの変化も楽しめますよ。
③:無地or落ち着いた柄
最後にデザイン面ですが、無地やボーダー等の定番柄のロンTがおすすめです。
落ち着いた雰囲気のロンTは、年齢・性別を選ばず日常的に使えるアイテム。
確実に長くクローゼットに残るはずです。
確かに、ストリートは最近のファッションの流行です。
大きくロゴ等がプリントされたロンTもたくさんリリースされています。
しかし、ロゴTは主張が激しいために合わせるコーディネートを選ぶので、使いやすさは劣ります。
また飽きも来るので、気分的に長く着られる可能性は低いでしょう。
一方、無地やボーダーは定番なので、飽きが来ることはほぼないはず。
ロンTの汎用性・着やすさを活かすには、落ち着いたデザインを選ぶのがおすすめです。
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【メンズ・レディース】ロンT(長袖Tシャツ)のおすすめブランド7選【プチプラあり】
ロンTのおすすめブランドをご紹介していきます。
- ゆとりのあるサイズ感で着られる
- コットン等の天然素材を使っている
- 無地or落ち着いた柄
上で書いたこの条件を満たしたものを選びました。
いずれもメンズ・レディースの両方が着られるブランドです。
一部メンズしか用意がないブランドもありますが、ロンTは女性でもメンズが普通に着られるので、さほど問題ないかと。
女性の場合も、むしろメンズを着た方が今っぽい&カッコいい感じがしますし。
価格帯も1万円以下が大半であり、プチプラながら使えるブランドも紹介しています。
①:CAMBER(キャンバー)
CAMBER(キャンバー)は、アメリカの生地工場が母体のブランド。
創業以来「MADE IN USA」にこだわり、タフで長く着られるカットソーを作っています。
キャンバーのTシャツと言えば、超肉厚で丈夫なコットン素材を使った「マックスウェイト」が有名です。
厚手のスウェット感覚で着られて、存在感抜群のマックスウェイト。
ガンガン洗っても全然ヘタらないので、マジで長く着られます。
関連:キャンバーのマックスウェイトTシャツをレビュー【CAMBERの評判】
マックスウェイトもロンTが出ていて、かなり使えると思います。
しかし、ロンTに関しては「ファイネスト」推しです。
ファイネストは、キャンバーの中でも知る人ぞ知るシリーズ。
生地感としては、マックスウェイトよりもやや軽め(6オンス)ですね。
なめらかで柔らかい生地感が特徴的です。
伸縮性もありますし、より上品な印象ですよ。
キャンバー製なので当然丈夫ですし、サイズ感・シルエットも非常に良好。
インナー使い等も考えると、ロンTはファイネストの方が良いかなと感じますね。
一貫したアメリカ製にもかかわらず、5,000円くらいで買えるのも魅力。
上品で使いやすく、かつ長く着られるので、確実に使えるはずです。
僕自身めちゃくちゃ着ていますが、型崩れ・劣化はマジでありません。
価格・品質・デザインのバランスを重視する方には、まずおすすめしたいロンTです。
②:SAINT JAMES(セントジェームス)
出典:https://zozo.jp/shop/echelleliberte/goods-sale/38700497/?did=65357910
バスクシャツの代名詞的なフランスのブランドである「セントジェームス」。
(バスクシャツとは、ボートネック=横に長い襟首が特徴的なカットソーです)
セントジェームスのバスクシャツは、ガシッとした厚手のコットンを使っています。
生地が本当に丈夫で、僕自身4年ほど着ていますがまだまだ現役。
洗濯や着用をくり返すと、どんどんやわらかくなって風合いが増していきますよ。
1枚でサラッと着るのはもちろん、シャツの上に重ねて着ることもできるのも特徴的。
上からアウターを羽織ることもできるので、かなり長い時期着られますね。
なお、超有名なボーダーのバスクシャツはもちろん、無地のラインナップも豊富です。
お好きな柄・カラーが確実に見つかるでしょう。
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※セントジェームスは縮みが大きく出るので、サイズ選びには注意が必要。
以下の記事にて詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
関連:セントジェームス ・ウエッソンのレビュー。サイズ感や縮みは?
③:Jackman(ジャックマン)
出典:http://www.jackman-tm.jp/category/TOPS/JM7915.html
「Jackman」は、福井県の「田辺メリヤス」という工場が運営するブランド。
カットソー系が非常に強く、コストパフォーマンスに優れたアイテムが多いです。
ジャックマンの特徴としては、アメカジを意識したブランドである点。
ベーシックなアイテムが多いですが、素材の質感がアメリカっぽいですね。
(ザラッとした質感のコットンがよく使われています)
また、品質保証がついていることも大きな特徴ですね。
モノが丈夫なのはもちろん、糸のほつれ等は無料で修理してくれるので、安心&長く着られます。
関連:評判は本当?半年着たジャックマンの長袖Tシャツのレビュー
僕が持っているロンTは、さほど厚くないながらも若干ドライな質感の生地を使用。
肌にまとわりつかず、夏でも涼しく着られますね。
シルエット的にも綺麗なので、サイズを上げても問題なく着られるのも嬉しいですね
その他、タフで型崩れしないヘビーウェイト素材を使った「dotsume」も有名です。
出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/old/10010970.html
(dotsumeは生地が自立するほどタフで、スウェットに近いですが)
ナチュラルな雰囲気でタフに着られるロンTを探している方は、ぜひチェックしてください!
④:FilMelange(フィルメランジェ)
出典:http://www.housefilmelange.com/shopdetail/000000001367/
フィルメランジェは2007年にスタートしたカットソーの専業ブランドです。
素材や品質、日本国内での一貫生産に徹底的にこだわっており、肌ざわりや着心地は最高クラスに良いですね。
フィルメランジェのロンTは、かなりラインナップ豊富。
出典:https://filmelange.com
表情のあるナチュラルな質感が特徴的で、本当になめらかな肌ざわりをしています。
フィルメランジェは1万円以上するロンTが大半で、価格はかなりお高め。
ですが長く愛用できますし、価格以上の満足感が得られること間違いなしなので、ぜひチェックしてみてください。
⑤:Hanes Beefy(ヘインズ ビーフィー)
ヘインズのビーフィーは、1枚2,000円ほどで買えるプチプラのTシャツ。
ビーフィーは半袖が注目されるのですが、実は長袖も名作です。
まず素晴らしいのが「シルエット」です。
177cm60kg XLサイズを着用
身幅大きめ・着丈やや短めのボックスシルエット。
ただアームは割とほっそりしているので、バランスがめちゃくちゃ良いです。
アームや肩のサイジングが絶妙で、サイズを上げるとちょうど良いリラックス感が出てくれます。
サイズアップで野暮ったくならないのは、この価格帯ではマジで驚異的。
男女問わずゆとりのあるサイズで着ると、本当に良い雰囲気で着られますよ。
(詳しくは後述しますが、ユニクロよりも圧倒的におすすめです)
生地感は、厚手のヘビーウェイトながらも柔らかさ・なめらかさがあります。
(半袖のビーフィーTシャツと同様ですね)
存在感があって1枚でもかなり様になるので、安っぽさ・下着っぽさは皆無。
着用と洗濯を繰り返すと、体になじんで風合いも出てきますよ。
注意点としては、洗うと結構縮むことですね。
着丈や身幅等がそれぞれ1サイズ分ほど縮みます。
そのため、普段よりも1サイズ大きめを選ぶのがおすすめです。
僕も普段はLサイズがジャストですが、ビーフィーはXLサイズを選んでいます。
新品状態
177cm60kg・XLサイズ着用
縮み切った状態
半袖はLサイズも持っているのですが、着丈が結構縮みました。
1サイズ上げると、縮んでも良いバランス感で着られます。
プチプラの価格帯の中では、生地感・シルエットともに文句なし。
手頃な価格でロンTを手に入れたい方は、メンズ・レディース問わず超おすすめです。
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⑥:gicipi(ジチピ)
出典:https://www.zutto.co.jp/catalog/6957
イタリアブランドのgicipi(ジチピ)は、イタリア製ながらも手頃な価格が魅力的。
ベーシックなデザインのロンTが揃っており、デイリーに愛用できます。
これは正直破格で、服好きにも愛用者が多いです。
天然素材にこだわっているので、素肌に着ても気持ち良いくらい肌ざわりも良好。
出典:https://southstore.shop-pro.jp/?pid=146363286
メンズ・レディースの両方で、インナーとしてもアウターとしても使えるロンTが豊富にありますね。
個人的には、ジチピはワッフル素材を使ったサーマルのロンTがおすすめ。
表情がある素材なので1枚で着てもサマになりますし、インナーとしてもかなり使いやすいですよ。
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⑦:alvana(アルヴァナ)
出典:https://6directions.net/SHOP/alvana-acs0017-black.html
知る人ぞ知るカットソーの専業ブランドであるalvana(アルヴァナ)。
SBTRACT(サブトラクト)という実力派カットソーブランドの元デザイナー・谷中氏が新たに始めたブランドです。
alvanaのTシャツ(ロンT)はとにかく作り込みがすごいです。
最高級のコットン素材を使って、旧式の吊り編み機で丁寧に編み込んでいるので、めちゃくちゃ質が良い。
出典:https://pheb.jp/blog/andpheb/2020/07/28/
ふっくらとした抜群の肌ざわりと、抜群の耐久性を兼ね備えています。
それでアンダー1万円なので、コストパフォーマンスはかなり良いかと。
少し余裕のあるシルエットで今っぽい雰囲気ですし、合わせるボトムスを選びません。
ちなみに、僕もalvanaのスウェットを愛用していますが、クオリティは超高いですね。
丈夫で長持ち、それでいて今っぽさ・上品さもあるのでぜひおすすめしたいです。
【レビュー】新鋭ブランド”alvana”のスウェットが最高だった
alvanaは最近ジワジワと注目度が上がっているブランドで、人気も出てきています。
品質・デザインは最高峰。
それでいて、他の国内ブランドに比べるとグッとお手頃です。
ロンTなどのカットソーをお探しの方には、ぜひチェックしてみてほしいブランドですね。
【よくある質問】ユニクロのロンTはダメなの?
ユニクロUのロンTは、コスパの良いロンTとしてよく挙がります。
出典:https://www.uniqlo.com/
価格も手頃、かつクオリティも高いので、評判が良いのも納得です。
ただあくまで個人的にですが、ユニクロのロンTはあまりおすすめしません。
理由は以下の3点です。
- シルエット的に非常に難しい
- ハリのある良質な生地であるが故に、ふくらんで見えてしまう
- ポケットがあるので好みが分かれる
個人的には、ヘインズの方が断然使いやすいと感じます。
特に大きな理由は「シルエット」ですね。
肩幅・身幅・アームがかなり大きい作りなので、バランスが難しいんです。
モデル身長:187cm・Lサイズ着用
写真を見ると綺麗なシルエットなのですが、モデルさんは身長187cmです。
僕のような普通の人(177cm)が着ると、サイズ選びが本当に難しい…
- サイズアップ:XLサイズ
→全体的に大きすぎて着られない - いつものサイズ:Lサイズ
→まだ身幅とアームが大きくて着にくい印象 - サイズダウン:Mサイズ
→着丈が短くなりすぎて着られない
サイズ感は好みですが、僕は試着して上記の印象を受けました。
「1枚でもインナーでも使いにくい」と感じ、購入をやめた感じです。
一方でヘインズなら、シルエットが綺麗で使いやすいです。
177cm60kg XLサイズを着用
ふくらみづらい生地なので、サイズを上げてもインナーとして使えます。
ポケットあり・なしの2種類あり、好みに応じて選ぶのもOK。
値段もユニクロと変わらないので、ヘインズの方が圧倒的におすすめですね。
【安いロンT比較】ユニクロUよりもヘインズ・ビーフィーがおすすめの理由
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ロンT(長袖Tシャツ)を使った着こなし・コーデの紹介
最後に、ロンTを使ったコーディネートをご紹介していきます。
おしゃれなロンTの使い方として、参考にしていただけたら幸いです。
白ロンT×ハーフパンツのメンズコーデ
出典:https://wear.jp
「長袖」のアイテムは、半袖と比べて大人っぽさを演出できます。
ハーフパンツは子どもっぽくなりがち。
しかし、ロンTとうまく合わせれば大人のメンズでも問題なく着られますよ。
またゆとりのあるサイズのロンTならば、夏でも比較的涼しいです。
むしろ朝晩の気温差や室内での冷房を考えると、夏のロンT×ショーツは合理的ですね。
黒ロンT×スラックスの上品なメンズコーデ
出典:https://wear.jp/yamakennnnnn/14376278/
ロンTはストリート感の強いアイテム。
しかし、落ち着いたダーク系の色味のものを選んだり、スラックスと合わせたりすると、上品でキレイな印象に。
上のコーデでは、ややゆるいシルエットのロンTを選んでいます。
おかげで「上品だけど決まりすぎていない」という絶妙なテイストですよね。
黒ロンT×カーゴパンツのレディースコーデ
出典:https://lee.hpplus.jp/kurashinohint/1732512/
ヘインズ・ビーフィーのロンTを使ったレディースコーデ。
シルエットが絶妙で、インして程よくすっきりしたバランス感が素敵です。
もちろんインせずに着て、少しメンズっぽくリラックス感を出すのも良さそう。
ロンTは本当に使える幅が広いので、女性にも超おすすめです。
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メンズ・レディース着られるロンTのおすすめブランドに関するまとめ
ロンT(長袖Tシャツ)のおすすめブランドについて紹介しました。
(おさらいとして出しておきます)
いずれも白・黒・ネイビー等の定番色のロンTが揃っています。
上のブランドから選べば、失敗せずに選べるはずです。
手頃な価格ながらシルエットが良く、ガンガン着られます。
ロンTは着られる時期も長い上、合わせるアイテムを選ばない優秀なアイテム。
ぜひ本記事を参考に、お気に入りのロンTを見つけてください!
※人気のものはサイズ・カラー欠けも早いので、早めのチェックをおすすめします。
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