こんにちは。ヒロシです。
これはなんでだろう?何が違うのかな?
たかがTシャツ、されどTシャツ。
パッと見では同じでも、値段には大きな開きがあったりするので、上記のような疑問を持つ方もいるはず。
実際に僕も以前、高いTシャツと安いTシャツの違いについて疑問を抱いていました。
しかし、実際に高いTシャツに袖を通す中で、分かったことが色々ありました。
本記事の内容
- 高いTシャツと安いTシャツの違い←値段の理由
- 高いTシャツは長持ちするのか?【おすすめの値段帯は〇〇】
- コスパが高くて長持ちするおすすめのTシャツ
実際に価格帯の違うTシャツを着比べたり、服屋のスタッフの方に話を聞いたりして調べた結果を踏まえてお話します。
また、僕自身がいろいろなTシャツを着た中で、本当にコスパの高いTシャツも特別に教えますよ。
なんだかんだ「コスパ」は超大事。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
なぜ高い?高いTシャツと安いTシャツの違い
左:ユニクロUの1,000円のTシャツ・右:CURLYの7,000円弱のTシャツ
「高いTシャツはなぜ高いのか」については、高いTシャツと安いTシャツを比較していくと見えてきます。
具体的には以下の4つです。
- 素材の違い
- シルエット・パターンの違い
- 縫製の違い
- デザイン・ブランドバリューの違い
それぞれについて深掘りしていきます。
①:生地・素材の違い
高いTシャツの中には、分かりやすく「良い素材」を使っているものがあります。
良い素材とは、簡単に言うと「希少性があって価値の高い素材」のことです。
Tシャツはコットン(綿)素材を使って作られることが多いのですが、そのコットンの中でもランクがあります。
繊維が長いコットンほど生地に光沢が出て、見た目にも高級感があります。
また肌触りもなめらかなため、より価値が高くなります。
価値が高い素材を使ったTシャツは、当然ながら価格も上がりますよね。
例えば、僕が持っているAURALEEのTシャツ。
こちらは、超長綿(繊維が長いコットン)の中でも特に繊維が長いコットンを厳選して使用しています。
つまり、それだけ価値の高い素材を使っているために、おのずと値段が上がるのです。
②:シルエット・パターンの違い
高いTシャツは、立体的なシルエットになっているものが多いです。
↑AURALEEのTシャツ
立体的なシルエットのTシャツはカッコよく見える上、着心地も良いのが特徴。
しかし、シルエットを立体的にするためには、パターンが複雑だったり、使う生地の量が多かったりします。
一方で安いTシャツは、パターンがそこまで複雑ではなかったり、効率的に生地を使ったりと、コストカットされています。
つまり、高いTシャツと安いTシャツではかかっている手間が違うんです。
「着心地」や「シルエット」は着ないとわからない部分なので、高いTシャツを1度試着してみることをおすすめします。
③:縫製技術の違い
高いTシャツの中には、技術の高い工場で作られているものがあります。
高い技術力をもった工場が作るTシャツは、縫製が非常に丁寧です。
一方で安いTシャツは、技術力が劣る海外の工場で作られているものが多いです。
(もちろん中国などの工場にも技術の高い工場はありますが)
それ故に、まっすぐに縫われていなかったり、ピッチが一定ではなかったりします。
こちらは、2枚3,000円以下で買えるヘインズのパックT(ビーフィー)です。
写真のとおり、最初から糸がほつれていました。
(安いTシャツに縫製の丁寧さを求めるのも酷な話ですが…)
技術力の高い日本の工場の方が工賃が高い分、質の良いTシャツはどうしても値段が上がってしまうのです。
④:デザイン・ブランドバリューの違い
上の3つは「原価」に関する話で、品質が良いものほど値段が上がるということでした。
しかし、これに当てはまらないのに、値段が高いTシャツも中にはあります。
- さほど品質が良いわけでもないのに、価格的には非常に高い
- 1万円のTシャツと同じくらいの品質で2万円〜3万円もする
(例えば上のようなものです)
これは、デザイン料やブランドバリューが価格に乗っかっているから。
理由としては、著名なデザイナーがデザインを手がけたり、ブランド価値を維持するという点が大きいです。
もちろん、そのブランドにしか出せない雰囲気や世界観があるので、これを買うという選択肢をとるのも大いにアリです。
Tシャツは有名ブランドのアイテムの中では買いやすい価格帯ですしね。
ただ、高いTシャツを安いTシャツを比べたときに、前者にはブランド料が上乗せされているのは事実。
ブランド料の差が価格の差になっていると言えます。
高いTシャツは長持ちするの?
「高いTシャツは安いTシャツに比べて品質が良い」のは、多くの場合で言えることでしょう。
しかし、品質が良い=長持ちするというのは少し別の次元の話になるかと。
どんなに質の良い服でも、雑に扱ってしまうとすぐにダメになる。
長持ちさせるために結局一番大事なのは、日頃からのケアや定期的なメンテナンスですね。
逆にいうと、それができれば安い服でも長く着られます。— ヒロシ@ファッションブログ (@footmuji) 2019年5月20日
ツイートにあるように、服を長持ちさせるために大事なのは、日常的なケアやメンテナンスです。
どんなに質の高いTシャツでも、雑に扱ったり、洗濯を適当にやったりしては長く着られません。
逆に価格の安いTシャツでも、日々のメンテナンスに気をつければそれなりに長く着られるでしょう。
高い服=必ずしも長持ちするわけではない
Tシャツに限らず高い服の場合は、高級素材を使っていることが多いです。
そして、高級素材は非常にデリケートだったりする(例:シルク)ので、扱いが雑だと早々に着られなくなります。
またTシャツに限って言うと、繊維が非常に細い高級Tシャツは、洗濯で伸びやすかったりもします。
高いTシャツは作りが良い分、長持ちしやすいとは言えますが、中には例外もあるので覚えておくべき。
(生地の厚みや各部位の補強などによって)
おすすめの値段帯のTシャツについて【コスパが高い】
コスパで考えるなら、5,000円〜1万円くらいの値段帯のTシャツがおすすめです。
なぜなら、5,000円を超えてくると、クオリティが高いTシャツも出てくるから。
- クオリティの高い作り←日本製・アメリカ製
- 良質で耐久性のある素材
- こだわったシルエット・ディテール
上のようなTシャツが買えるのは、だいたい5,000円以上ですね。
まぁ1万円以上でも良いですが、正直コスパは下がります。
7,000円のTシャツと15,000円のTシャツでは、後者が前者の2倍長く着られるかと言われると、多分そうではないですので。
つまり、5,000円〜1万円は、長持ちしやすく、かつこだわって作られている絶妙なラインなんです。
(詳しくはこちらの記事で書いています)
丈夫で長持ちする、コスパの高いTシャツのブランド【メンズ・レディース対応】
上記の「高いTシャツと安いTシャツの違い」や「長持ちするTシャツ」の話をふまえて、コスパの高いおすすめのTシャツを紹介します。
それが、キャンバーのマックスウェイトTシャツ
キャンバーは、創業以来アメリカ製にこだわったブランドです。。
マックスウェイトTシャツ
超肉厚のコットン素材を使っているのが特徴的です。
とにかく生地が肉厚であり、洗濯や着用を繰り返しても生地がヨレません。
伸びやすい首や肩には補強もされており、非常にタフに着られますよ。
先ほどは「長持ちさせるにはケアも大事」と言いましたが、キャンバーはとにかく丈夫なので、割と適当でもOKです(笑)。
何年も着ている方がたくさんいる名作Tシャツなので、長持ちするTシャツなのに疑いの余地はなし。
なお、シルエットも今っぽいリラックスした感じ。
177cm64kgでLサイズ着用
身幅は大きめですが、着丈はすっきりしているので、大人の方でもかなり着やすいですね。
そのため、風通しが良く、夏も涼しく着られます。
これで値段は5,000円ほど。
Amazon
とにかく長持ちする名作Tシャツなので、コスパは間違いなく最高峰なはず。
値段も比較的手頃で、高いTシャツになかなか手が出ない方でも買いやすいと思います。
【買って損なし】キャンバーのマックスウェイトTシャツをレビュー
ただ、人気の名作ゆえにサイズ欠けも出やすいです。
気になる方は早めにチェックしてみてください。
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その他のコスパの高いおすすめTシャツ
CAMBER以外にも、1万円以下で購入できる良質なTシャツのブランドはあります。
具体的なブランド名は以下です。
- CURLY
- Jackman
- LAMBDA
- alvana
(特にalvanaがめちゃ良いですね)
以下の記事で詳しくご紹介しているので、あわせて読んでみてください。
【失敗しない】無地Tシャツのコスパ高&おすすめブランド10選
高いTシャツと安いTシャツの違い・長持ちするTシャツに関するまとめ
高いTシャツと安いTシャツの違い、および長持ちするTシャツについて書きました。
一見すると変わらないように見えても、Tシャツは値段によって大きな差があります。
見た目や着心地を考えると、高いTシャツに手を出すのは十分価値がありますね。
ただ、長持ちさせることを考えると、高いTシャツでもそれなりのケアは必須。
作りや素材が良い分、高いTシャツは長持ちしやすいとは言えますが、適当に扱うのはNGです。
上記をふまえると、5,000円〜1万円くらいのTシャツがおすすめです。
この辺の値段帯だと、シルエットやディテールも良いですし、作りも良好。
今回は以上になります。
コスパの高いTシャツ・長持ちするTシャツを探している方は、ぜひキャンバー
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