こんにちは。ヒロシです。
ユニクロの上位ライン的存在である「ユニクロU」。
中でも夏に人気なのが「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」です。
出典:https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/425974/
サイズやカラーの展開が豊富なこちら。
多くのYouTuberやブロガーの方が絶賛するなど、評判がめちゃ良いアイテムです。
ただ、本当に良いTシャツなのか・注意点はないのか気になりませんか?
- 客観的にコスパは良いのか
- サイズ選びのコツは?
- 注意点やデメリットは?
- 他の手頃なTシャツと比較してどうなの?
- 同じくらいの値段は他におすすめはある?
購入を検討している方は、いろいろな疑問点が出てくるはず。
(買って後悔や失敗は避けたいですからね…)
僕も元々気になっていたので、実際にエアリズムオーバーサイズTシャツを購入。
実際にしばらく着てみた感想をふまえて、正直にレビューしていきます。
デメリット・サイズ感などを丁寧に書きます。
結論を先に言ってしまうと「過大評価されすぎでは?」と感じました。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
ユニクロU・エアリズムコットンオーバーサイズTシャツの概要
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツは、2020年春夏に出たアイテム。
非常に人気が高く、ユニクロUの定番としてリリースされています。
最大の特徴は、表地にコットン素材・裏地にはユニクロのエアリズムも採用している点。
エアリズムは、ユニクロと東レが共同開発した機能性素材のことです。
出典:https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/airism/
速乾性・通気性・吸湿性などに優れており、ジメジメした夏でも涼しく過ごせます。
この機能性素材を使って、オーバーサイズに仕上げられたこちらの1枚。
快適さとデザインを両立したTシャツとして、かなり人気ですよね。
【レビュー】ユニクロU・エアリズムコットンオーバーサイズTシャツの魅力・メリット
それではレビューしていきます。
僕が実際に着て感じる、エアリズムオーバーサイズTシャツの魅力は以下の5つ。
- 機能性:涼しく快適に着られる
- シルエットが抜群に良い
- ツヤによる高級感・クリーンさ
- 作りが良い
- コストパフォーマンス
総じて、ユニクロの力を実感する1着でしたね。
魅力①:機能性←涼しく快適
上でも少し触れましたが、機能性の高さは見逃せないポイント。
裏地がエアリズムなので、暑い日でもムレにくく、サラッと快適に着られます。
また、表地はコットン素材。
通常の化学繊維のTシャツのような「安っぽさ」は抑えられています。
(写真だと見づらいですが、表と裏で異なる生地が使われています)
「見た目の機能性の両立」は、やはり大きな魅力ですね。
肌触りも良いので、暑い夏でも快適に着られること間違いなし。
あれば確実に重宝すると思いますよ。
魅力②:シルエットが抜群に良い
断言しますが、シルエットはめちゃ良いです。
177cm60kgでLサイズ着用
肩の落ちる、今っぽいゆるさのあるオーバーサイズシルエット。
身幅は大きめですが、着丈は割とすっきり目。
首元も程よく詰まっているので、非常に着やすいです。
だらしないオーバーサイズではないので、大人の方でも着こなしやすいかと!
袖は肘まである5分袖。
しっかりと長さがあるので、腕をうまくカバーしてくれます。
エアリズムが使われているおかげか、生地の落ち感も文句なし。
シルエットに関しては、特に言うことがないレベルで素晴らしいです!
魅力③:ツヤによる高級感・クリーンさ
ツヤによる高級感があるのも魅力の1つ。
生地が揺れた時にツヤが出るので、かなり上品かつクリーンな印象があります。
(ツヤを伝えるために生地を揺らしてみました)
魅力④:作りが良い
品質に定評のあるユニクロのアイテムだけあって、やはり作りは非常に良いですね。
縫製も非常に綺麗。
安い価格帯のTシャツは、糸のピッチが揃っていなかったり、ほつれていたりします。
一方でエアリズムTシャツは、同価格帯のTシャツに比べると作りは非常に良いです。
魅力⑤:コストパフォーマンス
総じて、コスパは間違いなく高いです。
- 夏でも快適に着られる機能性
- 抜群に良いオーバーサイズのシルエット
- ツヤによる高級感・クリーンさ
- 作りの良さ
これだけ揃って1枚1,500円ですからね。
コスパを「価格に対する品質やデザイン」で考えると、非常に高い水準と言えます。
【残念】ユニクロU・エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)のデメリット
ここまで書いたとおり、総合的に完成度の高い1枚であるとは思います。
しかし実際に着てみて、少なからずデメリットも感じました。
デメリット①:白は若干透ける
それなりに生地に厚みはありますが、白だと若干透けます。
(透けないと書いている記事も見かけますが、僕的には透け感が気になりました)
他の色であれば問題ないと思いますが、定番色の白が気になっている方は要注意です。
素肌に1枚で着られるかギリギリなラインですが、タンクトップを1枚挟んだ方が無難かなと。
(エアリズムは本来素肌に着るものですが…)
デメリット②:生地感は正直微妙
僕が最も気になったのが「生地感」です。
確かに表地はコットン素材を使っており、生地には光沢や高級感もあります。
しかしそれでも、多少の化学繊維っぽさ・スポーツウェア感があるのは否めません…
普通のコットン素材のTシャツの方が、生地の見た目は確実に良いかなと。
生地のツヤ感に関しても、若干の人工っぽさを感じるんですよね。
(写真ではなかなか伝わりませんが…)
人工っぽさは、僕が選んだのが「白」だったのもあると思います。
白の色味が少しパキッとしすぎていて、自然な感じではないので。
正直、ファッション系YouTuberの方の表現は「誇張しすぎでは?」と感じます。
15,000円でも全色買いますよ!
とある方は動画でこう言っていましたが、それは言い過ぎですよ。
(1,500円のTシャツとしては、シルエットも機能も出来過ぎなほど良いですが)
高級コットンを使った高いTシャツの方が、生地の質感・ツヤの出方などがより綺麗です。
もちろん、エアリズムTシャツがコスパに優れていることには変わりません。
ただ、あくまで「同価格帯の中では」の話です。
少なくても「1万円以上のTシャツと同等」とまでは言えません。
(当たり前といえば当たり前ですが)
③:首元がヨレる
公式サイトのレビューでも散見されましたが、首元はヨレやすいですね。
僕は数回洗っただけで、結構ヨレました…
- ネットに入れて脱水時間短めで洗濯
- スチームアイロンをかける
首元ヨレを防ぐには上記の対策が必要になるので、要注意です。
(1シーズンと割り切って着る・家用で着るのもアリですが)
【サイズ感】ユニクロU・エアリズムオーバーサイズTシャツのサイズ選び
「オーバーサイズ」とある通り、サイズ感は大きめです。
とはいえ、全体のバランスはかなり良いですね。
- 身幅:大きめ
- 袖丈:長め
- 着丈:すっきりめ
- 肩:大きめ(程よく落ちる)
着丈がすっきりで肩の落ちる、非常に今っぽいシルエット・サイズ感です。
上でも少し触れましたが、177cm60kgの僕はLサイズをチョイス。
全体的に程よいゆるさがありつつも、着丈はやや短め。
だらしなくならない程度の、ちょうど良いオーバーサイズだと思います。
横から見るとこんな感じ。
肘が隠れる程度に袖も長いので、腕の細さをうまくカバーしてくれます。
サイズ選びのコツ
サイズ選びに関しては、基本的には普段のサイズを選べば問題ないかと。
他のサイズも試着しましたが、以下の着用感でした。
- Mサイズ:もう少し着丈が合った方が好み
- Lサイズ:ゆるさ・着丈ともに良いバランス
- XLサイズ:少し大きすぎる感。着丈が特に長く感じた
いつものサイズを選ぶことで、ユニクロUが提案するバランスで着られると思いますよ。
今回もLサイズで良い感じでした。
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツに関するよくある質問
エアリズムコットンTシャツに関して、よくある質問・疑問は以下の2点。
- 洗濯すると縮む?
- 他に安くて良いTシャツはある?
それぞれ実体験から回答していきます。
①:洗濯すると縮む?
個人的には、縮みは気になりませんでした。
(洗濯前後で採寸はしていないのですが)
177cm60kg・Lサイズ着用
こちらは何度も洗濯をした状態のエアリズムコットンTシャツ。
感覚にはなりますが、購入時と同様のゆるい雰囲気で着られる印象です。
乾燥機にかけると縮みは出るかもですが、あまり心配しなくて良いかなと。
②:他に安くて良いTシャツはある?
エアリズムTシャツのデメリットは、透け感・生地感・首元のヨレ。
上記を解消するおすすめTシャツは、以下の3つです。
ビーフィーは1,500円以下、キャンバーも4〜6,000円で買えます。
丈夫さ・ナチュラルな見た目を重視する方は、ユニクロよりも圧倒的におすすめです。
ヘインズ・ビーフィー
ビーフィーは、ヘインズの名作パックTシャツ。
なめらかな生地感とタフさを両立しながらも、1枚1,500円以下で買えます。
1枚で着ても透けない上、ボックス型のシルエットも今っぽい。
サイズを上げると、リラックス感のある雰囲気で着られます。
キャンバー・マックスウェイト
キャンバーは、アメリカ製にこだわった老舗ブランド。
非常にタフな生地感・作りなので、本当に長く着られます。
(ガンガン洗ってもマジでヨレません)
シルエットも今っぽいゆとりのある形。
でも首元はしっかり詰まっているので、だらしない印象はありません。
クラシックな形ですが、逆に大人も着られるオーバーサイズに仕上がっています。
【買って損なし】キャンバーのマックスウェイトTシャツをレビュー
キャンバー・ファイネスト
ただ、マックスウェイトは8オンスと非常に肉厚。
生地の厚さに抵抗がある方には、キャンバーの「ファイネスト」がおすすめ。
ファイネストはタフな作りはそのままに、生地をやや薄くなめらかにしています。
肌触りも良く、上品さとタフさを両立した名作です。
僕もロンTを持っていて、めちゃくちゃ着ていますね。
キャンバーの2枚に関しては、エアリズムTシャツよりも値段は高め。
しかし他のブランドと比べると、コスパは非常に良いです。
(国産ブランドのTシャツは、1万円以上が普通なので)
ナチュラルな雰囲気・長く着られる品質重視の方は、ぜひチェックしてみてください。
ユニクロU・エアリズムオーバーサイズTシャツ(5分袖)を使ったコーデ
- Tops:Uniqlo U
- Pants:FIRMUM
- Sandal:SUICOKE
- Belt:Hender Scheme
デニムとサンダルを合わせたシンプルなコーデ。
エアリズムTはシルエットのバランスが非常に良いので、かなり使いやすいです。
【まとめ】ユニクロU・エアリズムコットンオーバーサイズTシャツは「1,500円と考えれば」最高
ユニクロU・エアリズムコットンオーバーサイズTシャツをレビューしました。
総じて、値段を考えれば驚異的なコスパを誇っていると思います。
機能的で、かつ生地のツヤ感も十分。
またシルエットも非常に綺麗で、非常に着やすいバランスだと言えます。
しかし、1万円レベルのTシャツと比べるものではないことには要注意。
生地のツヤ感や印象、そして全体の雰囲気も、1万円のTシャツと比べれば当然劣ります。
ファッション系YouTuberの方の表現を鵜呑みにするのは、正直おすすめしません。
(コスパが高いのは「1,500円と考えれば」の話です)
また、自然な風合いを求める方には向いていません。
どうしても多少の化繊感・スポーツウェアっぽさは否めませんので。
ナチュラルな雰囲気を求める方は、ヘインズやキャンバーの方が確実におすすめです。
ご自身の好みにあわせつつ、エアリズムTシャツも含めて色々と検討してみてください!
関連記事