Uniqlo U(ユニクロU)とは
ユニクロUは、元エルメスのデザイナー・クリストフ=ルメール氏が率いるデザインチームと、ユニクロのコラボラインのこと。
簡単にいうと、普通に売っているものよりもおしゃれなユニクロです。
元々は「UNIQLO AND LEMAIRE」という名前だったのですが、2016年の秋冬シーズンから「Uniqlo U」になりました。
今回で8シーズン目を迎えますが、ユニクロUは毎回注目度が高く、発売日には行列ができることもあるほどですね。
【メンズ編】Uniqlo U(ユニクロU)2020年SS(春夏)コレクションから、注目&おすすめアイテムを10点厳選!
それでは早速、Uniqlo Uの2020年春夏コレクションから、ファッションブロガーのヒロシが「おっ!」と思ったアイテムたちを10点ご紹介していきます。
①:コットンリネンジャケット
ユニクロUではセットアップが毎シーズン出ていますが、今季はコットンリネン素材。
コットンリネンは春夏らしい、軽快な印象が出る素材。
テーラードジャケット自体はかなりカッチリした印象のアイテムですが、軽さのあるコットンリネン素材のおかげで、良いバランスで着崩せそうです。
シルエット的にもゆるめとのことなので、今っぽい雰囲気がありそうな感じ。
私服で着られるセットアップを探している方は、要チェックなアイテムだと思います!
②:フーデッドコート
今回のコレクションで一際目を引いたのが、こちらのフーデッドコート。
高い襟や大きめのポケットが特徴的なミリタリー風のコートですね。
素材もポリエステルと綿の混紡となっています。
防風や防水などの機能性と、コットンの自然な風合いが生かされた素材になっているのではないかと。
襟やポケットなども相まって、かなり機能性が高そうなコートですよね。
ただ、やはりミリタリーがベースということでデザインのクセは比較的強めかと。
好き嫌いは分かれると思いますが、今までのユニクロUにはなかった、面白いアイテムなのは間違いありません。
③:ドリズラージャケット
ここ数年、ジワジワと人気が出ているドリズラージャケット(スウィングトップともいいます)。
デザイン的にもかなりミニマルで、かつコットンリセヨルの程よい光沢がある素材を使っているので、かなり綺麗な印象で着られそうです。
シルエット的にも程よく肩が落ちているので、今っぽい雰囲気ですね。
ドリズラージャケットというと、結構レトロな感じになってしまうので着こなしが難しいイメージを持つ方も多いと思います。
でも、ユニクロUのかなりクリーンな印象なので、あらゆるスタイリングに合いそうです。
④:ワイドフィットスウェットシャツ
これを見て僕は、「デザイナーズブランドにありそうなスウェットだな」と感じました。
写真を見る限り、着丈は結構短めで袖丈は長め。
ゆるい着こなしはできるものの、着丈が短いために野暮ったくならずに着られると思いますね。
大人の方でもかなり取り入れやすいオーバーサイズシルエットです。
それでいて、ヴィンテージのスウェットのように襟が割と開いているのも面白いポイント。
好き嫌いは別れそうですが、今っぽさとクラシックさの両方が感じられます。
あとはスソのリブの強さなども気になるポイントですが、ぜひ見たいアイテムの1つなのは間違いありません。
⑤:エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ
多分、僕これ買います。
めちゃクリーンな印象のある5部袖のTシャツ。
シルエットもゆとりがあるボックスシルエットで、肩も程よく落ちているので今っぽく着られそうです。
そして何より、コットンとエアリズムのダブルフェイス。
表はコットン素材でクリーンに、裏はエアリズム素材で涼しく着られるわけですから、これは見た目も機能も文句なしですね。
それが1枚1,500円。夏に着るTシャツとしては最適だと思います。
カラー展開・サイズ展開も豊富なので、自分の好きなものを選べるのもポイント。
⑥:コットンリネンスタンドカラーシャツ
春夏らしい、コットンリネンのスタンドカラーシャツ。
やわらかさのある風合いがかなり良い感じですし、またスタンドカラーのややクラシックな感じが好印象です。
また、着丈が長め&身幅ゆるめなので、いろいろな着こなしが楽しめそうですね。
上からアウターを羽織ってレイヤードスタイルを楽しんだり、シャツコート的な羽織として着たりと、使える幅は間違いなく広いと思います!
⑦:キューバシャツ
このキューバシャツも必見アイテムの1つ。
今までは普通の開襟シャツはありましたが、キューバシャツはありませんでしたからね。
左右に1つずつあるピンタックがデザイン的に良いアクセントになってくれ、キューバシャツらしい涼しげな印象を演出してくれます。
また、キューバシャツはかなりカジュアルな印象が出がちですが、ユニクロUのものはクリーンなので、気軽にキューバシャツを取り入れたい人にはぴったりかと。
ただ、このキューバシャツは素材に結構ハリがありそうなんですよね。
キューバシャツは割とテロっとした素材のものが多いので、このあたりの好き嫌いは別れそうな感じ。
いずれにせよ、ここまでキレイに着られるキューバシャツはなかなかないと思うので、ぜひ見ておきたいアイテムです!
⑧:ワイドフィットタックテーパードパンツ
かなり使いやすそうなパンツ。
全体的にはやや太めですが、膝から下にかけて細くなっている上、丈は短めなので間違いなく取り入れやすいでしょう。
素材的にもコットンツイル(チノ素材)のため、季節問わず使えます。
また、ツータック入っているのもポイントです。
タックが入っているワイド系のパンツは、あえてサイズを上げてベルトでギュッと絞って履くという楽しみができます。
まぁまだ履いていないので何とも言えないのですが、試着の際には複数サイズ履き比べて、お好みのシルエットを選ぶのがおすすめです!
⑨:ワークストレートパンツ
ヴィンテージのペインターパンツを今っぽく仕上げたこちら。
太めのストレートシルエットですが、ストンと落ちてくれる綺麗なシルエット。
素材的にもコットンサテンとなっているので、柔らかさがありながらも、ほどよいツヤのある生地感に仕上がっているのだと思います。
ペインターパンツはワーク系の野暮ったさが特徴的なパンツですが、それをかなり取り入れやすくしている印象です。
また、太ももからスネ下にかけて生地が切り替わっているのもポイント。
同色の記事なのであまり目立ちませんが、デザイン的にちょうど良く効いています。
好き嫌いが分かれそうなパンツではありますが、古着のペインターパンツに比べるとかなり着やすいと思いますよ!
⑩:グルカショートパンツ
個人的に超気になっているアイテム。
イギリス軍のグルカショーツからインスパイアされたと思われるこちら。
デッドストックのグルカショーツは2万円近くしますが、こちらは2,980円です。
やはりグルカパンツ・グルカショーツといえば「腰回り」と「タック」が特徴的。
腰回りのベルトでウエストを調整することで、タックが生かされてふくらみのあるシルエットを楽しむことができます。
ユニクロUのグルカショーツは、ウエストがミニマルなデザインのツータックの仕様になっています。
またヴィンテージのグルカショーツはもう少し裾広がりなのですが、ユニクロUはそれも抑えめ。
グルカショーツのデザインやディテールは踏襲しつつ、全体的に今っぽく、かつあらゆる人にとって着やすいように仕上げている印象です。
正直なところ、パンツなので履いてみないと何とも言えない部分はありますが、やはり3,000円位でグルカショーツを楽しめるのは魅力的。
夏に履くショーツを探している方は、ぜひ見ていただきたいアイテムです!
Uniqlo U(ユニクロU)2020年春夏(SS)メンズコレクションの印象
全体的に、ヴィンテージのミリタリー・ワークから着想を得たアイテムが増えたなという印象です。
今までのユニクロUはクリーンでベーシックなアイテムが多かったと思います。
でも今回のユニクロUはクリーンさも残しつつ、ヴィンテージウェアのディテールを程よく取り入れていますね。
「現代の服の機能性」と「ヴィンテージの服の面白さ」がうまい具合に融合した2020年のユニクロU・メンズコレクション。
このように思っていた方でも、十分に楽しめる、見応えのあるコレクションになっているかと思います。
発売日は2020年2月21日(金)。
本記事でご紹介したアイテムを参考に、良いお買い物をしてください!