こんにちは。ヒロシです。
Amazonプライムビデオで最近「東京女子図鑑」というドラマを見ました。
以前見た「女くどき飯」とは全然テイストの違うドラマでしたね。
https://www.ponkotsu-hitomishiri.com/entry/onnakudokimeshi
このドラマは本当に面白いとともに、女性として生きることの難しさのようなものを感じざるを得ませんでした…
あらすじ:「東京女子図鑑」とは
出典:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01N4CARX2
「東京女子図鑑」とは、秋田県出身の主人公の綾(水川あさみ)が、「人に羨ましがられる女になる」ことを目標に、大学卒業後の23歳の時に上京してから40歳になるまでの約20年間の東京生活を描いたドラマです。
各話が20分程度と短く、話によって住む街やライフスタイル、付き合う男なども変わっていくので、展開が早くて非常にテンポよく見ることができます。
- 第一話・序章「秋田生まれの女の子」
- 第二話・三軒茶屋編「憧れの東京生活 サバイバルのはじまりはじまり」
- 第三話・恵比寿編「金曜8時、恵比寿駅前集合」
- 第四話・恵比寿編「結婚しない男」
- 第五話・銀座編「アラサー女子の分岐点」
- 第六話・銀座編「シンデレラストーリー」
- 第七話・豊洲編「ブルータス、お前もか」
- 第八話・豊洲編「絶滅しない絶滅危惧種」
- 第九話・代々木上原編「私はおばさんになったのか?」
- 第十話・代々木上原編「やっぱり、そういうこと?」
- 最終話・「強欲な女はゲームをコンプリートできるのか?」
「東京女子図鑑」の感想・見どころ
この物語は綾と綾の住む街、そしてそこで付き合う男を軸にストーリーが展開されていきます。
- 三軒茶屋編:優しい笑顔の癒し系男子・直樹(阿部力)
- 恵比寿編:「結婚しない」と言い張る名家の御曹司・隆之(森崎ウィン)
- 銀座編:呉服屋の若旦那で既婚者の幸和(眞嶋秀和)
- 豊洲編:結婚相談所で出会った真人(大倉孝二)
- 代々木上原編:離婚後に出会ったカフェ店員の年下男子・航平(赤楚衛二)
いずれも街の特徴にぴったり合った男たち。
この作品を一言でまとめるなら、「女性の幸せとは何か」について考えさせられる作品といったところです。
痛快なまでのマウンティング合戦
この作品では、女性のマウンティング合戦が鮮やかに描かれています。
キャリア志向の女は、「男に頼るしかない女」と合コン好き女を見下し、合コン好き女は「モテない女」とキャリア志向の女を見下す。
子どものいる女は、「不幸な女」と子どものいない女を見下し、子どものいない女は、「子どもなんてうるさくて邪魔なだけ」と子どものいる女を見下す。
都会育ちの女は、「田舎者」と地方から上京してきた女を見下す。
決して表立っては言わないけれど、女性という生き物は、心の中では他の女と自分を比べて、自分よりも下の人間をつくることで、自分の生き方を正当化しているように感じました。
全ての女性がこのようなマウンティングをするわけではないし、ここまでのマウンティングは少しオーバーかなとも思いますが、少なからず女性ってこのような面があるのでしょう。
この痛快なまでのマウンティングに、「これが女の本音か」と男の僕はクスっと笑ってしまいました。
女性の人生の難しさ
「子どもを産む」ということは女性にしかできません。
でもそのせいで、社会は女性に対して無言で強い圧力をかけてきます。
- 30歳くらいまでに結婚しないといけない
- 女は子どもを産んでこそ一人前
このような圧のせいで、女性の人生は難しいものになっています。
口では「男女共同参画」と言っている日本社会ですが、仕事での成功と家庭(子ども)って結局は二者択一のものになっているのでは?と感じました。
子どもを産める年齢というのは限られているのですから、キャリア志向の女性が子どもが欲しいと思っても、リミットというものがあります。
でもそのリミットに間に合うように、恋愛をして結婚をして子どもを産んだら、仕事での成功が掴めなくなるというのが現状なので、結局は仕事が子どもか、どちらかを選んでどちらかを捨てないといけなくなるパターンが多いでしょう。
仕事を選んだ場合には、社会からの無言の圧力と闘いながら人生を過ごさないといけない。
子どもを選んだ場合には、もっと仕事で成功できたのではないか?という後悔とともに生きないといけない。
もちろん例外はありますが、女性の人生って本当に難しいなと思いました。
「自分」としての軸を持つ必要性
綾がは、「みんなに羨ましがられる女性になること」を目標に上京しました。
東京では色々な男と付き合い、仕事でも成功しましたが、他の女と自分を比べたり、周囲に合わせて結婚したりと、決して幸せにはなれなかったと感じます。
というのも、綾の人生は常に「他人の目」を気にしてばかりだったから。
「他人にどう見られるか」「みんなが欲しいと思うものを自分も手に入れられるか」ということばかり意識していました。
そしてそれをロールプレイングゲームの如くクリアしていきます。
でも上には上がいるというもの。特に東京という大都会ではなおさらです。
出自など、自分ではどうしようもない、クリアできないこともあります。
上を目指すというのは確かに重要ではありますが、他の人と自分を比べ、これも欲しい、あれも欲しいと強欲になっては、いつになっても満足できないので、幸せになる、つまり精神的に満たされるのは難しいでしょう。
自分が満足する基準、自分としての軸を持つことが、幸せになるためのカギなのではないか、ヒロシはそう思いました。
「東京女子図鑑」は男性にも女性にもおすすめしたい作品
この作品を僕は男性にも女性にもおすすめしたいですね。
僕と同じ男性が見たら、女性の人生、特に都会で生きる女性の生きづらさが分かります。やはり異性のことってどうしても理解しにくいですからね。
この作品を見ることで、女性に対してより理解が深まり、配慮のできる良い男になれるのではないかと思います。
反対に女性が見ても間違いなく面白いでしょう。
痛快なまでのマウンティング合戦や嫉妬の連続、女の腹黒さに「あるある~」と共感できてゲラゲラ笑えます!
東京女子図鑑はAmazonプライムビデオでしか見られない!
この作品はAmazonオリジナル作品なので、Amazonプライムビデオでしか見られません!是非見てみてください。
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