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革靴

【サイズ感】サンダース・ミリタリーダービーシューズをレビュー【万能すぎる名作革靴】

こんにちは。ヒロシです。

私服でもスーツでも使える革靴が一足あると、着こなしの幅が一気に広がります。

幅広いシーンで履ける靴は、本当に重宝しますよね。

 

しかし一方、革靴選びってかなり難しくないですか?

  • 私服に革靴を合わせるのはハードルが高い…
  • 革靴は雨に気をつけないといけないから大変
  • 毎回の手入れ・ソール交換が手間で面倒に感じる

特に良い革靴は一般的に値段が高いです。

上記の悩みから、革靴選びに頭を悩ませている方も多いと思います…

 

そこでおすすめなのが、サンダースのミリタリーダービーシューズです。

デザイン性・機能性・コストパフォーマンスを兼ね備えた、イギリス靴の名作の1つ。

汎用性が高い上に、良い意味で雑に扱えるので、本当に便利な革靴です。

 

この度ミリタリーダービーシューズを購入したので、徹底レビューしていきます。

3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。

サンダース・ミリタリーダービーシューズの概要

サンダースは、靴の聖地であるイギリス・ノーザンプトン発の名門ブランド。

特筆すべき主な特徴は以下の2点。

  • イギリス国防総省に供給される靴のほとんどがサンダース製
  • ロイヤルワラント(英国王室御用達)を授与

非常に格式高く、質実剛健な靴作りを行っているブランドです。

 

中でも「ミリタリーダービーシューズ」は、サンダースの代表作。

ミリタリーシューズのラスト(木型)を、日本限定で復刻させたモデルになります。

デザイン的には、外羽根+3本ステッチのストレートチップです。

 

アッパーには「ポリッシュドレザー」を使用。

高品質なカーフレザーに、樹脂を薄くコーティングしています。

ほど良い光沢感が非常に上品な印象です。

 

ソールは、イギリス「Itshide」社のコマンドソールを採用。

コマンドソールは、レザーソールに比べて機能性が高いのが特徴的。

ミリタリーらしい無骨さを感じるのも良い雰囲気です。

以下にて、サンダースの魅力をより深掘りして解説していきます。

サンダース・ミリタリーダービーシューズの魅力

実際にミリタリーダービーシューズを履いてみて感じた魅力は、以下の6点です。

  • ON-OFF使える汎用性の高さ
  • 天気に関係なく履ける
  • 手入れが不要で本当に楽
  • 抜群の耐久性
  • 履き心地がかなり良い
  • コストパフォーマンスが非常に高い

デザイン・機能性がかなり高く、一足持って損のない逸品です。

正直「なんでもっと早く買わなかったんだろう…」と後悔しました。

魅力①:ON-OFF使える汎用性の高さ

ミリタリーダービーシューズは、イギリス靴らしい程よい丸みと3本ステッチが特徴的。

カーキ色の靴ひもも付属しており、カジュアルにはもちろん最高に合います。

特にデニムやチノパン等との相性は抜群。

サンダース×COMOLIのデニム

ただ私服だけでなく、スーツやスラックスにも十分合うなと感じました。

  • 上品なポリッシュドカーフの光沢
  • 意外と気にならないソールのボリューム感 

理由は上記の2点ですね。

 

まず「ポリッシュドカーフ」について。

前述しましたが、品格を感じられるほどよい光沢があります。

形はカジュアルですが、エレガントさも確保されている印象です。

 

またソールですが、案外ゴツさは控えめです。

少し見づらいかもしれませんが、見た目のボリューム感は抑えられています。

意外とスッキリ履けるので、きれいめなスタイリングとも相性は良好です。

(試着の際、意外とスマートで驚きました)

 

実際、スラックスに合わせるとこんな感じです。

一般的なスーツスタイル・ジャケパンスタイルには全然対応できるはず。

デニムやチノからスーツまで合わせられる汎用性は、サンダースの魅力ですね。

魅力②:天気関係なく履ける

本来、革靴は雨に非常に弱いです。

一方ミリタリーダービーシューズは、晴れでも雨でも問題なく履けます

  • ポリッシュドカーフ:革を薄い樹脂でコーティング
    →水を弾いてくれる
  • コマンドソール:ゴム製
    →グリップ力が高く、雨でも滑らない&浸水しない 

水に濡れた時には、さっと拭いてあげればOKです。

 

雨の日の革靴選びは、かなり難しさがあると思います。

  • 普通の革靴だと革にダメージ+浸水してくる
  • 雨用の靴は見た目がよくないorソールがゴツすぎる 

上記は超あるあるで、見た目と機能性を両立した靴は本当に少ない…

一方、サンダースなら晴れでも雨でも最高にカッコいいです。

「雨でも履ける革靴」として、本当に重宝するでしょう…

魅力③:手入れ不要で本当に楽

サンダースのアッパーには、上から薄く樹脂加工が施されています。

そのため、面倒なお手入れはしなくてOKです。

  • 馬毛ブラシでサッとブラッシング
  • 木製のシューツリーを入れて保管 

手入れは基本的に上記2つでOK。

これだけでツヤ感を維持しつつ長く履けます。

 

革靴は、基本的に手入れをしないとダメになるアイテム。

一方サンダースは良い意味で雑に履けるので、本当に楽ですよ。

魅力④:抜群の耐久性

10年スパンで履ける耐久性の高さも魅力です。

サンダースのコマンドソールは非常に強度が高く、すり減りづらいのが特徴的。

革靴のソールは、通常だと数年に1回のソール交換が必要です。
対して屈強なコマンドソールは「5〜10年ほど持つ」と言われます。

ソール交換の頻度が少なくて済むのは、経済的かつ本当に楽です…

Hiroshi
Hiroshi
もちろんグッドイヤー製法なので、ソール交換も可能です。
半永久的とも言えるくらい、本当に長く愛用できます。

 

加えて、ポリッシュドカーフもひび割れしにくいと言われます。

一般的に、加工を施したレザーは履いているうちにひび割れしてきます。

しかしサンダースは加工も薄め、かつレザーも非常に高品質。

  • 1日履いたら2〜3日休ませる
  • シューツリーでシワを伸ばして保管

厚化粧の靴ではないので、あまり心配しなくて大丈夫です。

上記の基本さえ押さえれば、かなり長く愛用できます。

魅力⑤:履き心地・足なじみがかなり良い

グッドイヤー製法の靴は非常に堅牢であり、履き始めは「修行」と言われます。

最初は足になじんでいないので、どうしても靴擦れが起きたり、履き心地の悪さを感じるのが普通です。

加えて、サンダースは屈強なコマンドソールを採用しています。

僕も当初は「絶対痛いだろうな」と思っていました。

 

しかし、意外と足なじみがかなり良かったです。

理由はおそらく「革の良さ」と「クッション性の高さ」でしょう。

3日ほど家の周りを散歩したら、割とすんなり馴染みました。

Hiroshi
Hiroshi
試着したお店でも「サンダースはなじむのが早いですよ」と言われましたが、本当でしたね。

 

少しずつ足になじんでくると、後はどんどん履き心地が良くなります。

グッドイヤー製法の靴は、インソールが自分の足の形に沿って沈むためです。
フィット感が高まるので、かなり履きやすく&疲れにくくなります。

僕もしばらく履いているのですが、既に履き心地は申し分ないレベル。

なじみが早いサンダースは、早い段階で快適な履き心地を実現できます。

魅力⑥:抜群のコストパフォーマンス

サンダースの革靴は、定価46,000円(税込50,600円)です。

イギリス製の革靴の中では、群を抜いたコストパフォーマンスを誇ります。

イギリス製の革靴の多くは、安くても7万円ほど。
特に最近は値上がりが激しいです。

5万円で英国靴が買えるのは、本当に魅力的ですね…

Hiroshi
Hiroshi
サンダースは官公庁向けに靴を作っている分、生産体制が圧倒的。
そのため、コストを抑えて良質な靴を作ることが可能と言われます。

 

上述のとおり、見た目の良さや機能性は折り紙付き。

サンダースなら、手頃な価格で永く愛用できる靴が手に入りますよ。

サンダース・ミリタリーダービーシューズのデメリット

サンダースのミリタリーダービーシューズは、本当に素晴らしい革靴です。

しかし、一方でデメリットもあると感じます。

  • 靴磨きの楽しさは味わえない
  • フォーマルなスタイルには合わない 

上記2点について、正直に書いていきます。

①:靴磨きの楽しさは味わえない

上述の通り、サンダースの革は表面に加工が施されています。

必然的に、クリームを塗っても浸透しにくいです。

「革靴を磨きながら変化を楽しんでいく」のが趣味の方にとっては、磨き甲斐のない靴かもしれません。

靴好きの方にとっては、上記はデメリットだと思います。

 

しかし、磨き甲斐のなさは手入れが楽」というメリットの裏返しです。

加工されているからこそ、ガンガン履ける&雨でも対応できます。

機能性重視と考えたら、かなり良い選択肢ですよね。

Hiroshi
Hiroshi
僕も靴磨きは結構好きですが、気にせずに履けるカッコいい靴は本当に便利だと思います。

 

また、サンダースのポリッシュドカーフは経年変化も楽しめます。

出典:https://zabou.org/2021/03/10/225935/

レザーの質が高いので、良い履きジワも出ますね…

そこまで手入れせずとも経年変化を楽しめるのは、1つの大きな魅力だと思います。

②:フォーマルなスタイルには合わない

ミリタリーダービーシューズは、非常に汎用性の高い靴です。

しかし、やはり全体的にカジュアルな印象は強め。

冠婚葬祭などのフォーマル度が要求される場だと、あまり合わないかなと思います。

 

よりカチッとした場でも履きたい方には、オフィサーシューズがおすすめ。

出典:https://birthday04.exblog.jp/30546846/

装飾がないプレーントゥなので、より上品な印象で履けます。

スーツスタイルにより合うと思いますよ。

(木型・サイズ感などはミリタリーダービーと同じです)

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【サイズ感】サンダース・ミリタリーダービーシューズのサイズ選び

サンダースに限らず、靴選びで最も重要なのが「サイズ選び」です。

ミリタリーダービーシューズのサイズ感・サイズ選びのコツを解説します。

サイズ表

UK6 24.5cm
UK6.5 25.0cm
UK7 25.5cm
UK7.5 26.0cm
UK8 26.5cm
UK8.5 27.0cm
UK9 27.5cm

サンダースのサイズ表(UK表記)と日本サイズの対応表は上記のとおり。

なお、ミリタリーコレクションは日本企画のアイテム。

レディース含めてサイズ展開が豊富なのが特徴的です。

(上記以外のサイズも用意されています)

サイズ感

サイズ感としては「やや大きめ」だと感じました。

  • ウィズE:やや幅広
  • ヒールカップ(かかと):やや大きめ
  • 甲:標準〜少し高め

体感だと上記ですね。

前述のとおり、サンダースのミリタリーコレクションは日本企画のアイテム。

より日本人の足に合うように作られているのかもしれません。

体験談とサイズ選びのコツ

僕は今回「UK7=25.5cm」を選びました。

目安として、他の靴のサイズも載せておきます。

  • ジャランスリワヤ(ウィズD):UK7.5=26cm
    →全体的にジャストなサイズ感
  • アディダス・スタンスミス:27.5cm
    →程よいゆるさのあるちょうど良いサイズ感
  • コンバース・CT70:27.5cm
    →程よくゆとりのある、良い具合のサイズ

僕の場合、革靴はUK7か7.5を、スニーカーは27.5cmを選ぶのが通常です。

 

ミリタリーダービーは、UK7でかなりちょうど良いサイズ感でした。

幅もぴったりで、かかとが浮く感じもありません。

タテが足りないこともなく、程よい締め付け具合ですね。

Hiroshi
Hiroshi
ちなみにUK7.5も履きましたが、全体的にかなりゆるかったです。
革靴はピッタリめのサイズを選ぶのがマストなので、サイズを落としました。

 

サイズ選びのコツ

  • Dウィズ等の標準的な靴よりハーフサイズ落とす
    →革靴をよく履く人向け(例:UK7.5→UK7)
  • スニーカーのマイサイズより1.5〜2cm落とす
    →普段スニーカーを履くことが多い人向け

サイズ選びの考え方は、上記を念頭にするのがおすすめ。

ぴったりの心地よいサイズ感を選べるはずです。

 

サイズ感はだいたい分かったけど、近くに取扱店もなくて試着が難しい。
通販で買うのはやっぱり不安だな…

不安な方は、返品・交換ができる通販サイトで買うのがおすすめ。

  • Amazonプライム対象品:返品が無料でできる
  • 楽天やYahoo:返品送料を負担すれば返品できる店が多い 

実は返品・サイズ交換も普通にできる場合が多いですよ。

 

返送料はかかるかもですが、大半の場合で取扱店に行く交通費より安いはず。

返送料はおそらく1,000円ほど。
お店までの電車代・駐車場代・かかる時間などを考えたら、返送料の方がむしろ経済的ですよね。

また購入前にチャットやメールで、お店側へサイズを相談することも可能。

総じて、試着が難しくてもあまり不安に感じる必要はないと思いますよ。

サンダースの革靴に関してよくある質問

サンダースに関してよくある質問は以下の2つ。

  • ひび割れや傷を防ぐ方法
  • 経年変化やエイジングの経過・様子

それぞれについて回答していきます。

①:ひび割れや傷を防ぐお手入れ方法は?

サンダースのガラスレザーは、上質かつ手入れが楽です。

しかし「ひび割れ」の懸念は全くゼロではありません。

ガラスレザーである以上、履いているうちに樹脂コーティングが剥がれる→ひび割れが生じるリスクはあります。

また、カカト等にスレ傷ができることもあります。

 

そこでおすすめなのが「クリームエッセンシャル」です。

クリームエッセンシャルは、汚れ落としとツヤ出しができる革用のローション。

コーティングを保護してくれるので、ひび割れを防ぐことができます。

Hiroshi
Hiroshi
見た目もより美しくなりますし、カカトのスレ傷もかなり目立たなくなりますよ。

【ひび割れを防ぐ】サンダースのガラスレザー靴の簡単お手入れ方法

 

ちなみにクリームエッセンシャルは、1本1,800円ほど。

数ヶ月に1回使えば寿命が飛躍的に伸びるので、コスパは最強ですね。

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②:経年変化・エイジングの様子や経過

サンダースは、経年変化も魅力の1つ。

美しいエイジングが楽しめるので、育てながら愛用できます。

 

新品時

 

6ヶ月経過

約半年間、週に2〜3日のペースで履いた変化がこちら。

履きジワが少し入って、少し反り返った感じもします。

新品時に比べてかなり雰囲気が出てきましたね…

【経年変化】サンダース・ミリタリーダービーシューズのエイジング記録

サンダースの革靴を使った着こなし・コーデ

  • stole:THE INOUE BROTHERS
  • coat:NO CONTROL AIR
  • knit:WRAPINKNOT
  • pants:STILL BY HAND
  • shoes:SANDERS

コートとスラックスの綺麗なコーデに、サンダースを合わせました。

軍パンやデニム等のカジュアルなパンツはもちろん、上品なパンツとも合います。

「迷った日にはサンダース」を履けば、全体が良い感じにまとまりますよ。

サンダースの革靴の口コミ・評価

サンダースの革靴に関する口コミを集めてきました。

総じて履きやすさ・耐久性を評価する声が多かったです。

ガンガン履けて、歩きやすい。

加えて「イギリス製」という、ロマンを感じさせる生産背景。

コスパも良いので、本当に隙がない革靴だと思います!

【レビューまとめ】サンダース・ミリタリーダービーシューズは万能すぎる名作靴

サンダース・ミリタリーダービーシューズについて紹介しました。

重厚な雰囲気を感じさせる上に、雨でも履けて本当に便利。

そして本場イギリス製ながらも、5万円台で買えるコストパフォーマンスが魅力です。

もちろん靴1足で5万円ですから、一般的に見たら普通に高いです。
でもシーンを選ばずに履ける上、10年以上は活躍してくれます。

総じて、買って本当によかったなと思いますね…!

買おうか迷っている方には、心からすすめたい至極の逸品です。

Hiroshi
Hiroshi
ヨーロッパ製の革靴は、ここ数年で値上がりがすごいです。
サンダースもいつ値段が上がるか分かりません

(今が最も安いと言えるので、ぜひチェックしてみてください)

 

追伸:シューツリーもお忘れなく

革靴を長く履くためには、木製シューツリーは欠かせません。

定番のコロニルのシューツリーは、サンダースにも良い具合にフィットします。

(UK7でシューツリーは「メンズのMサイズ」が良い感じでした)

靴とあわせて忘れずに買っておきましょう。

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