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ライフスタイル

【POPEYE12月号:クラフツマンシップ】たかがモノ、されどモノ。作り手の思いを大事にしたい

こんにちは。シティーボーイに憧れるヒロシです。

先月の“POPEYE”は一人旅特集ということで、旅好きな僕にとってドンピシャなテーマでした。

https://www.ponkotsu-hitomishiri.com/entry/hitoritabi-merit

そして、今月号(2018年12月号)は「クラフツマンシップ特集」とまたしても興味をそそられる内容。

モノにこだわるブロガーとしてこれを買わないのはいかがなものか、ということで2カ月連続で購入してしまいました!

感想:POPEYE12月号「クラフツマンシップ 」

f:id:footmuji:20181122234743j:image

今月号のポパイの内容を簡単に説明すると、

  • 家具職人・陶芸家・レザー職人・靴職人・地球儀職人といった若手クラフツマンの紹介
  • クラフツマン達がその仕事を志したきっかけ、技術習得までの道のり
  • 食器や椅子といった生活用品や、靴・セーター・鞄といったファッション用品ができるまでの工程や、それらの道具に込められた職人の思い

といった感じです。

日常的に使っている「道具」にもたくさんの人が携わり、彼らの思いが込められている

職人は自分の仕事に誇りを持ち、決して妥協しないモノづくりをしていることがこの本から分かります。

手に取ったお客さんが使いやすいように、そして丈夫で長く使えるようにと、日々技術をアップデートしているんです。

例えば、僕が日々使っている「靴」や「鞄」といった道具。

普段は何気なく使っているけれど、その一つ一つにデザイナーや職人のこだわりや思いが込められているんですよね。

個人的に、クラフトというのは「作り手」と「使い手」の相互作用ではないかと感じました。

どんなに良いモノを作り手である職人が作っても、使い手が雑に扱ったり、すぐに捨ててしまっては、作り出された「モノ」は何も価値を生みません。

使い手である僕ら消費者が作り手の思いをくみ取り、大切に長く使うことでクラフトは完結するということです。

使い手が使っている過程において、色々な思い出やストーリーが付加されるでしょう。例えば、「大事な仕事の時に履いている靴」だとか、「自分の子どもに譲り渡した鞄」だとか。

作り手の思いと使い手のストーリーの相互作用により、クラフトは最大限に価値が出るのだと感じました。

良いモノが高いのは当たり前

コスパ主義の現代、世の中には安価なモノが溢れています。

その多くは機械による大量生産によってつくられ、「安い割によくできているモノ」も少なくないでしょう。

でも、「本物」は機械のような画一的な生産体制では作るのが難しく、いくつも工程を経たり、熟練の職人がその手を使ったりしないとできないんだなと感じます。

「良いモノ」つまり、「安い割によくできているモノ」ではなく「本当に良いモノ=本物」はその分だけ手間や熟練の技術が必要なので、価格が高いのって当たり前なんですよね。

例えば、本雑誌にも掲載されていた英国靴ブランドの「チャーチ」。

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https://item.rakuten.co.jp/explorer/1156090402/

チャーチの革靴は約10万円と非常に高いですが、約280もの工程をほぼ全て手作業で一足一足生産しているのです。

それだけたくさんのクラフツマンが携わり、手間をかけて作られるモノが安いわけがないんです。むしろそのようなクラフトを安く買おうとすることは失礼にあたる。

「良いモノが高いのは当たり前」という、当然のようでコスパ主義の現代では忘れがちなことを、ポパイは教えてくれました。

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ミニマリストだからこそ、モノの良さを伝えられるブロガーでありたい

僕は心から気に入っているモノだけに自分の持ち物を厳選し、「持たない暮らし」を実践しているミニマリストでもあります。

モノが少ないということは、断捨離を積極的に実行するのはもちろんのこと、本当に気に入ったモノ以外は買いません。つまり購入までのハードルが非常に高いということ。

でもだからこそ、購入するモノについてはあまり値段は気にせず、心から気に入ったモノだけを買います。

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つまり僕が買ったモノというのは、「モノを買わない自分が欲しくなるくらい素晴らしいモノ」ということ。

そのようなモノって、デザイナーや職人が一つ一つこだわって作ったモノであることがほとんど。(そういうストーリーに惚れるという面もあるので)

僕はミニマリストだからこそ、自分が惚れたモノについてはその良いところや作り手のこだわりをしっかりと伝えられるブロガーでありたい。

今月号のポパイはそう思わせてくれる一冊でした。