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ファッション

NO CONTROL AIR と FIRMUMの違いや魅力を解説【ブランド紹介】

こんにちは。ヒロシです。

今日は僕の中で最近キテるブランドとして、「NO CONTROL AIR」及び「FIRMUM」についてご紹介します。

「NO CONTROL AIR」と「FIRMUM」 とは

ともにデザイナーは米永至。

米永氏は美術大学で建築を専攻していたという異色の経歴があり、洋服のデザインやパターン等はすべて独学で学ばれたようです。

NO CONTROL AIRについて

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ノーコントロールエアーは、米永氏が2001年に立ち上げたブランド。

「造形やイメージに頼らず、思考やプロセスを大切にする」ことをコンセプトに、客観性と意思の感じられる洋服を作っています。

FIRMUMについて

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出典:http://www.firmum.jp/post_look/19ss-mens/

FIRMUMは、NO CONTROL AIRから派生したレーベルとして、2015年AWシーズンにスタートしたブランドです。

当初は「NO CONTROL AIRのセカンドライン」的な位置付けであったようですが、2016AWシーズンよりNO CONTROL AIRの姉妹ブランドとして本格的に始まりました。

NO CONTROL AIRと同様、思考やプロセスを大事にした服を丁寧に作っています。

FIRMUM フィルマムスーピマコットンムラ糸セルビッチワイドストレートデニムパンツ[FK-FR054DM]

 

NO CONTROL AIR と FIRMUM の違いって?

上に書いた通り、NO CONTROL AIRとFIRMUM は「姉妹ブランド」ということになります。

でも実際にはデザイナーもコンセプトも同じなので、どこが具体的に違うの?って話ですよね。

多くの取扱店が両方ともセレクトしていますし。

この辺は僕も非常に気になっていましたが、ググってもそれらしい情報は出てきませんでした。

ということで、先日、青山学院大学近くにある直営店「YEANAY」にお買い物に行った際、スタッフの方に2つのブランドの具体的な違いについて聞いてきました!

【FIRMUM・ワイドテーパードデニムのレビュー】絶妙なバランスが魅力的な、最高の1本2019ssシーズンよりリリースされた、FIRMUMの新型ワイドテーパードデニムについてレビューしていきます!クセの強い形ではあるのですが、非常に合わせやすいパンツです。サイズ感やシルエット、エイジング(経年変化)も含めて触れているので、フィルマムのデニムが気になっている方は必見です。 ...

それを元に、僕なりの解釈も含めて解説します。

デザインの方向性の違い

NO CONTROL AIRは寒色系の色味やパキっとした色味のアイテムが多く、どちらかというとモードな印象のある服を作っています。

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出典:http://nocontrolair.com/post_lookbook/19ss_mens

ドレープ感やツヤ感のある生地を使ったアイテムがメインなので、大人っぽくてクールに決まるアイテムが中心のラインナップ。

一方、FIRMUMはアースカラーのアイテムが多く、よりナチュラルな印象。

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例えば、同じ「白」という色味でも、NO CONTROL AIRは「艶のある白」ですが、FIRMUMは「自然な感じのオフホワイト」といったところ。

また、サイジングもFIRMUMの方がゆるく、より「日常着」っぽさがあります。

まぁざっくり言うと、NO CONTROL AIRはモード寄り、FIRMUMはリアルクローズ寄りというところですね。

とはいえ、二つのブランドをミックスさせてもすごくカッコいいです!

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出典:http://wunderosaka.blog.fc2.com/blog-category-22.html

やはり同じデザイナーが手掛けているだけあって親和性が高いですね。

使う素材の違い

デザインの方向性の違いとも大きく関連しますが、使っている素材も異なります。

NO CONTROL AIRは、ポリエステルやアセテートといった「化学繊維」を多く使うという特徴があります。

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化学繊維でできた糸に特殊な加工をしたり、他にはない方法で織ったりすることで、独特のツヤ感やドライな質感、綺麗な落ち感を表現した服が多い印象ですね。

一方、FIRMUMはリネンやコットン、ウールといった天然素材をメインに使っています。

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出典:http://ata-w.jp/items/170828/

天然素材でできた糸をざっくりと織ったり、服にワンウォッシュをかけていたりするので、よりナチュラル感が際立っていますね。

 

NO CONTROL AIR とFIRMUMの魅力

以前からブランドの名前は知っていましたが、今になってNO CONTROL AIR とFIRMUMに惹かれている僕。

その魅力について書いていきます。

ユニセックスで着られる中性的な雰囲気

NO CONTROL AIRもFIRMUMも、ともにユニセックスで着られるブランド。

デザイン的に中性的な印象を持たせます。

男女どちらが着ても、洗練されているのにどこか柔らかな雰囲気が出て、「なんかいいな」って感じになるんですよね。

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軍モノのディテールを取り入れたり、古着からインスパイアされたような感じの、ワークやミリタリー要素の強いブランドももちろんかっこいいのですが、それとは全く違う未来指向型のような雰囲気がたまらない。

「カッコよさ」よりも「美しさ」が優っている感じです。

ユニセックスで着られて、男女どちらにもしっかりハマってくれるブランドはなかなかありません。

一見ベーシック。でも不思議な空気感がある唯一無二のデザイン

この2つのブランドの服は、一見するとベーシック。

装飾のないミニマルなデザインで、丁寧に作り込まれているのが分かります。

でもルックを見たり、実際に着てみたりすると不思議な空気感があるのです。

パターンが本当に美しくて、かつ適度に余裕があり、美しさすら感じさせるような独特な雰囲気。

同じデザイナーが手掛けるブランドということで、服の印象は似ているのですが、

NO CONTROL AIRはクールで大人っぽく、FIRMUMはナチュラルで肩肘張らない感じという、言葉で言い表すのが難しいようなテイストが何ともたまりません。

似ているブランドだと、「DIGAWEL」や「dulcamara」が当てはまるのかもしれませんが、それとも違うような…

唯一無二の空気感を放っているブランドです。

良心的な価格

  • アウター:30,000円〜60,000円
  • シャツ:15,000〜20,000円
  • カットソー:10,000円〜15,000円
  • パンツ:18,000円〜25,000円

このあたりの価格帯が中心の両ブランド。

国内生産のドメスティックブランドの服ということを考えると非常に良心的です。

独特の空気感が味わえると考えるとかなりリーズナブルかと。

Super100’sウール100%のコートが5万円代で買えるドメスティックブランドは他にあまり無いのではないでしょうか?

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あとがき

今まではベーシックでクセのあまり無い服をよく着ていたヒロシですが、最近はちょっと好みが変わってきました。

ベーシックな服ももちろん良いのですが、それ以上に凝ったディテールがあったり、独特な空気感だったりと、ちょっとクセのあるアイテムが気分なのです。

色々なテイストのアイテムをミックスさせてファッションを楽しみたいですね〜