こんにちは。ヒロシです。
僕の大好きな小説、沢木耕太郎著の「深夜特急」。
昨年くらいに第1便の「香港・マカオ編」を読んでから、全6巻と別冊エッセイ(旅する力)を貪るように読破しました。
そんな大好きな深夜特急の舞台に自分も行きたい!
そう思ってから1年以上経ちましたが、この旅、旅の出発点でもある香港とマカオに行ってきました。
香港 ~ネイザンロード周辺~
羽田から香港へ。
まずは香港で最も有名なストリートであり、沢木さんも街歩きを堪能したという「ネイザンロード」へ。
古い高層ビルや色々な飲食店等がたくさんあり、また色々な人種の方がいるので、ふらふらと歩いているだけでもテンションが上がってきます。
そして沢木耕太郎が滞在した「重慶大厦」へ。
大量のインド人とインド料理屋がたくさんありました。
奥の方にある両替所はレートがかなり良いので、とりあえず日本円を香港ドルに換金。
そして、ネイザンロードから少し入った路地にある大衆料理屋的なところで昼食にしました。
適当に入っておすすめされたものを注文しました。
それがこの「海老ワンタン麺」です。
海老がプリプリでおいしい!麺も春雨のような麺でなかなか日本にはない感じでした。
その後は一回ホテルにチェックインして荷物を置いてきてから、黄大仙へ。
ここでお参りしたりおみくじを引いたりしました。
黄大仙ではおみくじの結果をもとに占い(50香港ドル程度)をしてもらったのですが、「アナタ今年ハ何シテモ上手クイカナイヨ~」と言われました…
カフェでひと休みして、ビクトリアハーバー周辺へ。
香港島側から九龍側へスターフェリーに乗って、
九龍側からシンフォニーオブライツ(毎日夜8時から)を見て香港の100万ドルの夜景を楽しみました。
帰りにはペニンシュラホテル前を通り、
またネイザンロードの近くで夕食。
夕食で食べたローストダッグと蒸し鶏のせライス的なやつが3口くらいで飽きてくそまずかった…(撮影禁止の店だったので写真はなし)
マカオ~世界遺産探索&ホテル・リスボアでカジノ~
香港からフェリーに乗ってマカオにも行きました。
香港のフェリーターミナルから24時間フェリーが出ていて、1時間程度で着きます。
マカオに着いてからはとりあえずタクシーでセナド広場へ。
ここを拠店に色々な世界遺産を見て回りました。
世界遺産を見て回ってからは、セナド広場から徒歩圏内の「ホテル・リスボア」へ。
ここは沢木耕太郎も訪れた場所であり、持ち金をほとんど失いかけたカジノです。
僕もここで「大小」というカジノをやりました。
「大小」とは、3つのサイコロを使ったカジノです。
3つの目の合計が4~10または11~17のいずれになるかで「小」か「大」かに賭けます。なお、目の合計などにも賭けることができます。
なお、ゾロ目が出た場合はそれを予想した人以外はカジノ側の総取りになります。
少しカジノ内をウロウロしてから、大小のテーブルへ。
ミニマムベットが200香港ドルだったので、とりあえず200香港ドルを「小」へ。
勝ちました。
これで200香港ドルが400香港ドルに。
また少しウロウロした後、今度は違うテーブルの「大小」へ。
今回も200香港ドルを「小」へ。
また勝ちました。
テンションが爆上げです。これはハマるのも無理はない。
2回目も勝ってからまたウロウロ。少し冷静さを取り戻しました。
「これ次やったら負ける気がするぞ」
徐々にこのように思えてきて、負けてもいないのに自信を失いました。
ということで、ここでやめました。
僕には博打の才能がないみたいです。なかなか勝負をかけられない…
まぁでも200香港ドルが600香港ドルになりました。ちょっとしたお小遣いにはなったかな。
そんなこんなで他にもいろいろなカジノを見たりして香港に戻りました。
心がワクワクする旅だった
香港ってかなり経済的に発展しているところってイメージがありました。
確かにそう感じさせる場所もありましたが、一方でめっちゃ高くてボロいアパート、裸でフラフラしているおっさん、道路で寝ているインド人っぽい人などなど、なかなかカオスな雰囲気も。
マカオについても、ポルトガル領だった影響を強く残していて、綺麗な街並みがありましたが、少し離れるとボロい建物がたくさんあったりと、その土地の人々の生活が垣間見えました。
香港にしてもマカオにしても、人が生きている息吹のようなものが感じられる場所でした。
日本ほどきれいでご飯のおいしい国ってないと思いますが、僕にとってこの旅は刺激の多い、ワクワクする旅でした。
深夜特急の聖地巡礼の他にもいろいろと行きましたが、やはり深夜特急の舞台になっているところがテンションが上がりましたね。
やはりそれだけ僕を引き付ける物語なんだなと再認識しました。
海外一人旅って初めてしましたが、全て自己責任で完結するので、それが楽でもあり難しくもあるなと。
でもそれだけ得るものが大きいとも感じたので、また海外には一人旅に行きたいです。