こんにちは。ヒロシです。
CAMBER(キャンバー)は、アメリカ製にこだわったカットソーのブランド。
しかし、キャンバーには実はもう1つ「隠れた名作」があります。
それが「FINEST(ファイネスト)」です。
マックスウェイトと同じくアメリカ製ですが、正直全く違います。
今回は、キャンバーのファイネストのロンTについて徹底レビューしていきます。
本記事の内容
- キャンバーのファイネストTシャツ(ロンT)のレビュー
- ファイネストのサイズ感と縮み
- ファイネストとマックスウェイトの比較【どっちが良い?】
僕はマックスウェイトも愛用しているので、比較の視点をふまえて参考になる声をお届けできるはず。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
ただ最初に言っておくと、ファイネストも素晴らしいTシャツでした。
キャンバー・ファイネストのロンTをレビュー。その魅力に迫る【CAMBER FINEST】
ファイネストは、マックスウェイトと並ぶキャンバーの定番シリーズ。
徹底レビューをして、その魅力に迫っていきます。
①:厚手ながらもなめらかな生地感
なんと言っても「生地感」です。
ファイネストで使われているのは、6オンスの天竺素材。
マックスウェイトは8オンスの極厚素材なので、それに比べると軽い素材感です。
また、生地は非常にやわらかく、肌触りもなめらか。
着心地がかなり良く、素肌に着ても気持ち良いですよ。
程よいツヤ・しなやかさもある生地なので、より上品に着られます。
また、アメリカのTシャツは、洗濯していくとドライな質感になるものが多いです。
一方でファイネストは、洗ってもなめらかな質感が残ってくれるので、より大人っぽく着こなせますね。
②:ディテール
続いてディテールです。
生地感はなめらかで上品さもありますが、細部はやはりアメリカっぽさがあります。
まずはネックライン。
首元はしっかり詰まっており、ネックラインの厚みも約3cmほど。
生地はなめらかですが、タフさ・存在感がしっかり感じられます。
また、マックスウェイトと同様に細部まで作り込まれています。
少し見づらいですが、丁寧な処理・テープによる補強も特徴的。
伸びやすい首元に耐久性を高める対策が行われており、長く着られるよう作られています。
袖のリブもテンションはしっかり目。
長さもしっかりある作りで、存在感もありますね。
大きめを選んでも、袖で良い具合に溜まってくれるので、だらしなさは出ません。
③:シルエット
シルエットは肩幅・身幅が大きめの、アメリカらしい「ボックスシルエット」です。
(177cm64kg Lサイズ着用)
ちょうど良いゆとりを持って着られるシルエットで、1枚でもインナー使いもできる感じ。
ただ、マックスウェイトに比べると着丈がやや長い印象ですね。
生地がなめらかで綺麗に落ちてくれるので、アメリカっぽい無骨さが程よく抑えられています。
キャンバーのファイネストのロンT・サイズ感と縮み
買い物の際に不安に感じることと言えば、サイズ感です。
すでに何度も洗いましたので、実際のサイズ感や縮みから、サイズ選びのコツを解説します。
キャンバー・ファイネストのロンTの縮み・サイズ感の変化
実寸での変化(Lサイズ・長袖)が以下です。
新品時 | 洗濯後 | 縮み | |
着丈 | 74cm | 72cm | 2cm |
身幅 | 56cm | 55cm | 1cm |
肩幅 | 53cm | 52cm | 1cm |
袖丈 | 66cm | 65cm | 1cm |
着丈はそれなりに縮んだものの、他はそこまで縮みませんでした。
(乾燥機にはかけていません)
ちなみに、着用感としてはそこまで縮んだ印象はないですね。
新品時
上でも出しましたが、新品時のサイズ感はこんな感じ。
全体的に程よくゆとりがあり、今っぽいゆるめのバランスで着られています。
洗濯後の見え方
縮んだ後はこちら。
着丈はやや短くなって若干スッキリしましたが、全体としてはさほど変わらない印象です。
着丈も元々が長めの作りなので、十分なリラックス感があります。
キャンバー・ファイネストのサイズ選びのコツ
サイズ選びは、普段選ぶことが多いサイズで良いかなと思います。
- アメリカものなので、サイズ感自体はややゆったり目
- 縮みは1cm〜2cmほど
上記をふまえると、いつものサイズを選べば洗濯後に程よいゆとりを持って着られるはず。
タイト目に着たい・ビッグシルエットで着たい場合は、もちろんサイズダウン・サイズアップでOK。
ただ、1枚でもインナーでも着られる万能なサイズが良い方は、やはり普段と同じサイズを選ぶのが無難ですね。
【2種類のキャンバー】ファイネストとマックスウェイトを比較
キャンバーの代表モデルの「マックスウェイト」と、隠れた名作の「ファイネスト」。
両方持っている僕の目線で、2種類を比較していきます。
①:生地感・丈夫さ
まず異なるのが「生地感」ですね。
前述のとおり、ファイネストは柔らかく、なめらかな肌触りが特徴的。
6オンスと十分な厚みはありつつも、上品さも感じられる生地感で大人っぽく着られます。
着心地もやや軽めで、万人受けしそうな感じです。
一方、マックスウェイトは超厚くてタフな生地感です。
8オンスの極厚素材を使用していて、スウェットに近い感じですね。
生地にもハリがあり、抜群の存在感が出るので、Tシャツ1枚でも物足りなさは皆無。
さらにマックスウェイトは、生地もややカリっとしていてアメリカらしい風合い。
着用と洗濯を繰り返すうちに徐々になじみ、やわらかさも出るので、育てながら着られます。
まとめると、以下の感じです。
着やすいのはファイネスト・アメリカらしいのはマックスウェイトですね。
②:シルエット・サイズ感・縮み
シルエットは、どちらもアメリカらしいボックスシルエット。
ファイネストの方が着丈が長いですが、いずれも今っぽいゆとりがあります。
ただ、やはり生地が異なる以上、サイズ感や縮みに違いは出てきます。
ファイネスト
前述のとおり、ファイネストはそこまで大きく縮みません。
生地もなめらかで落ちてくれるので、着やすさも非常に魅力的です。
マックスウェイト
一方、マックスウェイトはかなり縮みます。
こちらが新品状態のマックスウェイトTシャツ。
着丈がやや長め、全体的にゆとりのあるサイズ感です。
こちらが洗濯を何度もして縮み切ったマックスウェイトTシャツ。
ご覧のとおり、着丈がかなり短くなりました。
関連記事:キャンバー・マックスウェイトTシャツのサイズ感と縮みは?
また生地感にハリがある分、存在感も出ます。
スウェット感覚で着られるのが、マックスウェイトの特徴ですね。
どっちが良い?
どちらもアメリカ製で耐久性が高く、良い商品なのは間違いありません。
なので、完全に「好み」です。
ただ、目安としては以下ですね。
ガシッとしたアメリカらしさを楽しむなら、マックスウェイトが最適です。
また、マックスウェイトはキャンバーの代名詞的なアイテムでもあります。
着用&洗濯をくり返すことで風合いの変化を楽しめますし、1枚で着たときの存在感もかなり魅力ですね。
一方、使いやすさ重視なら「ファイネスト」一択です。
ファイネストの生地は、程よい厚み・やわらかな質感が特徴的。
肌触りも良く、上品さもあるので、あらゆる方になじむはずです。
また、マックスウェイトより軽い分、生地のハリ感は抑えめ。
1枚で着られるのはもちろん、インナー使いもしやすいので、より汎用性が高いです。
(マックスウェイトだと、インナー使いをしたときにもたつきを感じる可能性があります)
ちなみに僕は、半袖はマックスウェイト・長袖はファイネストを選びました。
もちろんお好みに応じて選んでOKですし、価格が手頃なので2種類買っても良いと思います。
ドメスティックブランドのカットソーは1枚1万円以上は普通ですよね。
アメリカ製で良質ながらも、手に取りやすい価格が魅力的なキャンバー。
確実に長く愛用できるので、ぜひ気に入った方or両方を選んでみてください!
キャンバー・ファイネストのロンT レビューまとめ【CAMBER FINEST】
キャンバー・ファイネストのロンTについてレビューしました。
生地・シルエット・ディテールなど、総じて素晴らしいロンTです。
価格も5,000円程度とかなりお手頃。
ドメスティックやインポートのブランドだと、ロンTに1万円超は普通ですが、それに全く劣らないと思います
長く着られてコスパも良いので、これは確実に「買い」です。
キャンバーは取扱店が限られていますが、楽天やAmazonでは取り扱いが豊富。
通販のネックであるサイズ選びに、本記事が参考になれば幸いです。
ただ、人気のサイズ・カラーは在庫が切れやすいので、お早めにチェックするのをおすすめします。
関連記事