こんにちは。ヒロシです。
普遍的で合わせやすいデザイン・高い機能性で名高いブランドストーン。
晴れでも雨でもガンガン履ける、非常にタフなワークブーツです。
僕も愛用していて、本当に便利で使いやすいブーツだと実感しています。
ただ気にせずに履けるとはいえ、適度なお手入れは必要。
でも手入れをしようと思っても、結構面倒くさそうな感じもしませんか?
難しい専門用語での解説や、時間がかかりそうなもの・使うケア用品が多いものが紹介されていたりします。
そこで今回は「超簡単なブランドストーンのお手入れ方法」を取り上げます。
本記事の内容
- ブランドストーンのお手入れ方法
- 手入れに関してよくある質問と回答
愛用中のブランドストーンの手入れをしながら、画像多めで解説します。
難しいことは一切なく、5分くらいで完了。
もちろんブランドストーンらしい、自然なエイジングを楽しめますよ。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
ブランドストーンのブーツ(オイルレザー)の手入れ方法
こちらが今回お手入れするブランドストーンのブーツです。
(週に1〜2回の頻度で3ヶ月ほど履きました)
手入れをする際に必要なものは、以下の5つ。
いずれも革小物・革靴のお手入れの定番品。
特にブランドストーンはお手入れが簡単なので、5分くらいで終わります。
①:馬毛ブラシでブラッシング
まずは馬毛ブラシを使って、ブーツについた汚れ・ホコリを取ります。
馬毛ブラシは柔らかい毛質が特徴で、ホコリ落としに欠かせません。
全体を丁寧にブラッシングすると、ツヤも出てきます。
片足2〜30秒ほどで終わるはずです。
なお、ブラッシングは履いた後に毎回行いましょう。
②:ステインリムーバーで汚れ落とし
続いて、ステインリムーバーを使って汚れ落としを行います。
クロス(布)にリムーバーをつけて、ブーツを拭き取るイメージです。
ステインリムーバーも、靴磨きでは定番中の定番アイテム。
ブラッシングで落ち切らない汚れ・以前使って革に残ったクリームを取り除きます。
(後からクリームを塗った時に、革にクリームが浸透しやすくなります)
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③:デリケートクリームを塗布してブラッシング
続いてデリケートクリームを塗っていきます。
デリケートクリームは、革に栄養とうるおいを与える保湿用クリーム。
自然な雰囲気に仕上がるので、ブランドストーンにもぴったりです。
使い方は、指を使って薄く伸ばしていくイメージ。
指で伸ばすと、体温でクリームが温められて革に浸透しやすくなります。
(汚れが気になる方は、専用のペネトレイトブラシを使ってもOKです)
全体に薄く伸ばしたら、豚毛ブラシでブラッシングをします。
豚毛ブラシは、馬毛ブラシに比べて固い・コシがある毛質が特徴的。
クリームを革になじませつつ、余計なクリームを飛ばしてくれます。
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④:仕上げにクロスで拭き取る
仕上げにクロス(布)を使って全体を拭き上げます。
(ステインリムーバー用に使った布とは別のものを用意してください)
最後に拭くことで、自然なツヤ感に仕上がりますよ。
お手入れした結果
あまり汚れてなかったので、違いは分かりにくいかもしれません。
ただ、手入れ後はよりツヤ感が出て、引き締まった上品な表情になりました。
なお、もっと濃い&深い色味にしたい方は「色付きクリーム」を使ってください。
(僕は自然な経年変化を楽しみたいので、デリケートクリーム派ですが)
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ブランドストーンの手入れに関するよくある質問
ブランドストーンの手入れに関して、Q&A形式で答えていきます。
ただ注意点として、あくまで僕個人の見解です。
革靴・ブーツの手入れは、人によって見解がかなり異なります。
どんな育て方をしたいかにも左右されるので、 正解がありません。
ちなみに僕は、ナチュラルな経年変化を楽しみたい派。
過度なケアは行わず、自然さを重視しているのでご了承ください。
①:履き始めの際のケアは行うべき?
履き始めのとき、僕は特に何もケアをしていません。
そもそも革靴を履き始める際にクリームを塗るのは、最初は革が固いからです。
革が乾燥していて固いとひび割れを起こしたり、履き始めからしばらくは足が痛い可能性もあります。
見た目・履き心地の面から、靴好きの方はプレメンテを行うわけですね。
一方でブランドストーンは、革が最初からかなりやわらかいです。
オイルがたっぷり染み込んでいるので、乾燥も特に感じません。
最初から非常に履きやすいので、特に履き始めのケアは不要かなと。
またブランドストーンはワークブーツで、ガンガン履いていく類のもの。
一般的な革靴のように、ドレッシーに合わせたり、綺麗に履き続ける用に作られている訳ではありません。
良い意味で雑に扱うのも、1つのブランドらしさだと感じます。
革の特徴・ブランドの背景の2点から、購入後は気にせずタフに履いて問題ないかなと。
②:手入れの頻度は?
「1〜数ヶ月に1回」程度で良いと思います。
理由は、以下の2点です。
- 綺麗に履く類のブーツではない
- クリームを塗りすぎると、革にあまり良くないと言われる
総じて、あまり気合を入れて磨かなくて大丈夫かなと思います。
また、革靴の手入れで最も大事なのは「毎回のブラッシング」です。
履いた後に馬毛ブラシで磨けば、そんなに手入れは必要ではありません。
というのも、ブラッシングには下記の効果があるから。
- ホコリ落とし
→見た目が綺麗になる・良くなる - 革の油分を引き出す
→革の油分はホコリによって逃げます
見た目の良さ・革の寿命を考えても、日々のブラッシングは必須。
「ブラッシングをすればクリームは不要」と言う人もいるほどです。
実際、僕は3ヶ月ほどクリームを使ったケアは行いませんでした。
しかし、見た目はあまり汚れていないですよね。
これも「履いた後のブラッシング」を毎回徹底させていたからです。
(その頻度がだいたい1〜数ヶ月に1回になるだけの話)
つまり、気合を入れたケアよりも、日々のブラッシングの方がずっと大事です。
とにかく「馬毛ブラシ」は最優先で用意しておきましょう。
③:ブランドストーンのブーツの寿命は?
履く頻度にもよりますが「5〜10年は持つ」と言われますよね。
(5年以上履き込まれたブランドストーンもよく見ます)
非常にタフなワークブーツなので、長く愛用できると思います。
ただ、ソールの加水分解には要注意です。
出典:http://redcloud-solerepair.sblo.jp/
加水分解とは、湿気等によって数年でソールが劣化→ボロボロになる現象です。
(ポリウレタン製のソールを使ったブーツ・スニーカーで起こります)
「久々に履こうとする→知らないうちにボロボロ」なんて可能性もあります。
ブランドストーンは2万円台で買えますから、気持ち的に新品を買いたくなります
ただ、加水分解の主な原因は湿気や水分です。
つまり、湿気を逃せば加水分解を防げます。
- 定期的に履く
- 夏などの履かない時期は、ジップロック+乾燥剤で保存
ただ靴箱にしまうのではなく、空気に触れないようにするのが大事ですね。
(僕も暑くなる頃には正しく保存する予定です)
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ブランドストーンのブーツ・お手入れ方法のまとめ
ブランドストーンのブーツのお手入れを紹介しました。
- 履いたら毎回馬毛ブラシでブラッシング
- 1〜数ヶ月に1回、クリームを入れたケア
毎回のブラッシングは30秒ほど、クリームのケアも5分くらい。
タフに履けるブランドストーンは、ケアもかなり楽ですよ。
ブランドストーンのブーツは、履きやすさ・合わせやすさともに文句なしの名作。
手入れをして育てることで、愛着もどんどん湧いてきます。
本記事を参考にケアをして、良い意味で雑に、でも大事に履いていきましょう!
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