以前書いたことがある通り、僕は一人飲みが好き。
ちなみに昨日も、行きつけのこじんまりとした居酒屋で一人で飲んでいた。
そんな僕は、「一人で飲むときって何してるの?」って知人からよく聞かれる。
月に1回は必ず一人で飲みに行く僕のおすすめの過ごし方を紹介する。
一人飲みでのおすすめの過ごし方
一人飲みの際には、基本的には何もしなくてよい。
おいおい、なんだよそれって思われるかもしれない。でもこれが本質なのだ。
なにもしたくないから一人で飲みに行く、ただ単においしい料理とおいしいお酒を味わいたいから一人で飲みに行く。これだけで十分なのだ。
食べて飲む以外には何もしない時間を作るために一人で居酒屋に行くって素敵だと思いませんか?
ボーっとする
ボーっとするって素晴らしいことだ。
心を無にするもよし、自分の1週間を振り返ったり、過去や将来について思いを巡らせるもよし。
普通に会社等で仕事をしていると基本的に一人にはなれない。
日常生活の中で、自宅以外で一人でボーっとできる時間って少ないし、家族がいたりすると自宅でも一人の時間は作りづらい。
でも一人でボーっとするだけの時間って必要だと思う。リフレッシュにもなるし。
まぁどこでボーっとしてもいいんだけど、たまたま僕はお酒が好きだから、一人でボーっとしながら、お酒や料理を味わって楽しんでいる。
マスターとしゃべる
マスターとしゃべるのもおすすめ。ずっとボーっとしているのも少し手持ち無沙汰な感じがするしね。
内容なんてなんでもいい。今日の料理のこと、お店に置いているお酒のこと、自分の仕事のこと…
お店の人は自分にとって利害関係の全くない人だから話しやすい。
お店の雰囲気にもよるけど、マスターも他のお客さんの注文の準備をしていたりして話過ぎないし、適度な会話になるから、それが心地よい。
他のお客さんとしゃべる
他に一人で来ているお客さんがいたら、その人と話してみるのもおすすめ。まぁその時の雰囲気や他のお客さんの雰囲気にもよるけど。
話しかけても大丈夫そうだったら、話しかけるし、逆に話しかけられることもある。
ここでも話題はなんでもいい。ニュースのこと、スポーツのこと、はてまた自分の仕事のこと。
基本的に人は固定化された人間関係の中で生きている。
でも居酒屋でたまたま近くに座った人と話をすることで、自分の属するコミュニティーの中では得られない、異質の刺激を受けることができたりする。
でもここでも会話はあくまで「適度」に。あまり話しすぎると、一人飲みの本質からずれる。
名前も知らない、その場1回限りの人と会話を交わすってなんだか素敵だと思うしね。
マスターと話すときもそうだけど、自分と利害関係のない人が相手だから、人見知りの僕でも普通に話すことができるのだ。
本を読む
僕は読書好きということもあって、一人で飲みながら本を読むこともある。
ビールを飲みながら大好きな本を読む、最高の時間だ。
でも結構アルコールが入った後に本を読んでも内容が全く入らないからやめた方がいい。
心地よいくらいにアルコールが入った状態はなんとなく感受性が豊かになった気がするから、そのくらいの時に本を読むのがおすすめだ。
自分の思いを綴る
一人飲みは最初に書いたように基本的にボーっとする時間だ。
でもボーっとするといっても色々と考えごとをしている。
その時ってアルコールが入っているからか、普段とはなかなか違った考えや自分の本音が浮かんでくるものだったりする。
その時に浮かんできたことをメモ帳なんかにぜひ書き留めておくといい。
次の日に見返すとクスっと笑ってしまうものだったり、奥深くに眠る自分の本音に触れられたりしてすごく面白いから。
一人飲みっていうのがその瞬間を楽しむものから、瞬間が終わってからも楽しめるものになるのだ。
一人飲みをしてみよう!
一人飲みというのは、何もせずにおいしいものを味わうことができる素晴らしい時間だ。
みんなでワイワイするのも確かに楽しい。でも一人ふらっとお店に行ってボーっとしたり、他の人としゃべったりするのも最高だよ。
緊張するのはお店に入るまで。そこからは最高な時間が待っている。是非、一人飲みをしてみよう !