先週、中目黒(祐天寺?)にある“DIGAWEL”の旗艦店に行った。
そこで僕はブランドの定番である“standard shirt”を購入した。
https://heine.shop-pro.jp/?pid=99611410
まぁこのシャツは本当に素晴らしく、ブログの記事にもした。
このシャツを試着し、購入する旨を店員さんに伝えた後、僕はあるコートが目に止まった。
http://heinestore.com/2017/08/18/digawel_dwqob069y/
digawel4の17awのノーカラーのモッズコートだ。
ナイロン100%で出来ていて、とても軽い着心地ながら、ゆったりしたサイズ感で中に着込めるから、真冬以外着れるってやつ。
めちゃめちゃ使えてめちゃめちゃかっこいい。(まぁでもその日は買わなかったんだけど)
ちなみに価格は4万円ほど。
店員さんにもすごくおすすめされて、「かっこいいし、なにより安いんですよ」って言ってた。
僕もその時は「そうですね〜これで4万は安いですねー」って言った。
でも僕は店を出てから自分の発言に疑問を覚えた。
「4万って俺の手取りの4分の1近いぞ。全然安くねーだろ」
俺の服に対する金銭感覚が麻痺してきているのかもしれない。
そこで、このファストファッションの勢いが強く、僕が買ったディガウェルのシャツの値段で冬用のコートが買えるようなこの時代の中で、何で自分は高い服を買うのか考えてみた。
ドメスティックブランドの高い服を買う理由
僕がドメスティックブランドの高い服を買うのは以下の4つの理由からです。
高揚感
いい服を着るといい気分になる。
特に僕は自分にそんなに自信がある人間じゃないから、自分のお気に入りの服を着ることは、自分に少しだけ自信を与えてくれるのだ。
「みんな理解してくれないかもしれないけど、おれはこんなにかっこいい服を着ている!」って感じかな笑。
まぁ完全な自己満足。でもそれでもいい。
長期的な意味でのコスパ
いい服は確かに高い。
でもその分、素材にもこだわっているし、手間もかかっているから、長く着れるのだ。
僕の持っているドメスティックブランドの服の中には、もうどれだけ着たかわからないくらいのものも少なくない。
そういったものは確かに高いけど、壊れないし、ずっと愛着を持って着られるから、長い目で見るとそんなに高いものではない。
今は安いものも溢れているけど、安いには安いなりの理由があって、高いには高いなりの理由がある。
安いものは素材だったり、手間だったり色々な面でコストカットをしているから、そんなに長持ちしない。
だから、よくよく考えてみると、高くても質の良いものを買う方が長い目で見るとお金がかからないのかもしれない。
良い値段で売れる
せっかく買って何回か着たけどなんかしっくりこないんだよな…ってことって少なくない。
また、自分の中で飽きたなってものもままある。
そういうとき、安い服って当たり前だけど売れない。売れても買った値段の1割にも満たないくらいだ。
でもある程度値の張るブランドの服なら、結構な値段で売れるのだ(もちろん商品の状態にもよるけど)。
以前、ヌーディージーンズのデニムを僕はよく履いていたんだけど、なんか気分じゃなくなってメルカリで売ったことがある。
結構履いたデニムだったけど、定価の半額くらいで売れた。
だから、高い服を買うってある意味保険をかけることである(もちろん理想は壊れるまで着ることだと思うけど)。中途半端な値段のセレオリを買うくらいなら、ドメスティックブランドの方がいい。
これからの時代、出口まで考えた買い物ってかなり戦略的で有効だと思う。
とにかくかっこいい
やっぱりこれに尽きる。かっこいいんだ。
ファストファッションとは比べ物にならないくらい。
安い服だとできないパターンカットの技術なんかもあって、立体的で本当にかっこいい。かっこいい服を着ると、自分の少し背伸びできて気持ちが良い。
素材がいいから着れば着ただけ自分に馴染むし、経年変化も楽しめるものも多いからどんどんかっこよくなる。
普通って、最初の新品の状態がマックスだけど、高い服はそうではないんだよね。劣化じゃない経年変化。愛着もどんどん湧いてくる。
あとがき
まぁこんな感じか。僕は自分の買う服の値段を言うと高い確率で引かれる。でもそれなりの理由があるってこと。まぁ完全な自己満足だ。
でもまぁ思うのはおしゃれになってもモテないってこと。
服にお金を使うことは無駄遣いだと認識する人も多い。
僕は本当に気に入った服しか買わないミニマリスト的な部分があるし、他の部分ではあんまり無駄遣いしないのに笑。
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