こんにちは。ヒロシです。
「革靴はスーツに合わせるもの」と思っている方もいるかもしれませんが、実はカジュアルスタイルにもハマる万能なアイテム。
むしろカジュアルに合わせるからこそ、革靴の上品さが際立ちます。
しかし、「カジュアルに合わせる革靴はどういうものがいいんだろう?」と迷ってしまう方もいますよね。
そこで本記事では、
- カジュアルスタイルで革靴を履くメリット・効果
- カジュアルスタイルに合う革靴の条件【ON-OFF兼用もできる】
- 価格別・カジュアルに履ける革靴のおすすめブランド
というテーマで書いていきます。
私服でも革靴をたくさん履く僕が解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
私服等のカジュアルスタイルで革靴を履くメリット
私服などのカジュアルスタイルで革靴を履くと、「コーディネートが引き締められ、全体を上品に昇華してくれる」というメリットがあります。
出典:https://wear.jp/eguchi/1946601/
こちらのコーデは、グレーのカットソーにカーキのパンツを合わせたラフなコーデ。
全体の色味をふまえると、ややワークテイストの強いカジュアルコーデですが、足元に革靴が入っていることで、全体が引き締められていますよね。
このように、カジュアルに寄せたコーディネートでも程よい上品さを与えてくれるのが、革靴の良いところなんです。
しかし、とりあえず革靴を履けばOKというわけではありません。
以下で、カジュアルに合う革靴の条件を解説しているので、あわせてご覧ください。
私服のカジュアルスタイルに合う革靴の条件
では、どのような革靴ならばカジュアルスタイルに適しているのでしょうか?
その条件を考える上でポイントとなるのが、以下の3点です。
- 外羽根 or 内羽根
- つま先の形・全体のシルエット
- 色味
それぞれについて詳しく書いていきますね。
カジュアルに履ける革靴の条件①:外羽根
左のように、靴ひもを通す「羽根」と呼ばれる部分と靴全体が一体化したタイプの靴を「内羽根式」と言います。
逆に、右のように羽根と靴全体が別になっているものが「外羽根」式です。
一般的に、内羽根式の方がフォーマル向きで、外羽根式はカジュアル向きとされています。
そのため、カジュアルに履ける革靴をお探しの方は、基本的に「外羽根式」のものを選ぶようにしましょう。
カジュアルに履ける革靴の条件②:丸みのあるつま先
上の写真をご覧ください。
左の革靴の方はややぼてっとしたつま先の形をしていて、全体的なシルエットも丸いですよね。
一方、右の革靴は左のものよりも細身で、全体的にシュッとしています。
カジュアル用の革靴には、左のようなやや丸みのあるシルエットの革靴が正解です。
細身の革靴を選んでしまうと、全体的にドレッシーなテイストになってしまい、カジュアルスタイルと合わせたときに違和感が出る可能性もあります。
一方、ぼてっとした丸みのあるシルエットの革靴を選んであげると、「革靴」という上品さは残しつつ、程よく力の抜いた印象を出すことができますよ。
カジュアルに履ける革靴の条件③:色味
カジュアル用の靴は、基本的には何色でもOKです。
ON-OFFで兼用することも考えると、ベーシックなブラックが最も使いやすいですが、茶色やネイビー系の革靴でも個性が出てとてもおしゃれですよ。
また、スウェードやシボ革などの表情のある革を使っているものも、カジュアル用の革靴にはぴったりです。
カジュアルに履ける革靴は、外羽根プレーントゥ・Uチップ・ローファー等がおすすめ
カジュアルに履ける革靴について、色々と条件を書いていきましたが、具体的にどういうものを選べばよいか分からないという方もいるでしょう。
- 外羽根のプレーントゥ
- 外羽根のUチップ
- ローファー
このあたりならば、カジュアルスタイルからドレッシーなジャケパンスタイルまで対応できるので間違いないかと。
外羽根のプレーントゥはビジネススタイルや冠婚葬祭まで対応できるので、かなり汎用性が高いですよ。
ちなみに僕も外羽根プレーントゥとUチップを持っています。
どちらもON-OFFで兼用できるので、スーツスタイルのみならず、カジュアルスタイルでも活躍しています。
価格別・カジュアルに履ける革靴のおすすめブランド6選【私服OK】
上に書いたポイントをふまえ、カジュアルに履けるブランドのおすすめブランドをご紹介しています。
なお、分かりやすく価格帯別に紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
ちなみにいずれもソールの交換が可能で履くごとにどんどん馴染んでいく「グッドイヤーウェルテッド製法」の靴から選定しました。
【2万円台】Caminando(カミナンド)
出典:https://wear.jp/item/22951794/
2万円台では「カミナンド」というブランドがおすすめ。
カミナンドは日本のブランドなのですが、革靴の輸入関税がかからないメキシコにて生産をすることによりコストを抑えているのが特徴です。
メキシコは靴作りが昔から盛んなので、価格を考えるとクオリティも非常に高いですね。
僕も学生のころ、カミナンドの革靴を履いていましたが、履き心地もすごく良かったですよ(その靴はマッケイ製法だったので履きつぶして処分してしまいましたが)。
また、カミナンドはベーシックなプレーントゥのみならず、個性的なデザインの靴も多数あります。
2万円台でカジュアルに使える靴をお探しの方は、ぜひ「カミナンド」をチェックしてみてくださいね。
ちなみにカミナンドは、ジャーナルスタンダード等の大手セレクトショップの別注アイテムも多数展開しているので、こちらも要チェックです。
大手ファッション通販サイトの「マガシーク」ならば、カミナンドの別注アイテムを色々と探すことができますよ。
【3万円台】Jalan Sriwijaya(ジャランスリワヤ)
僕がプレーントゥとUチップを愛用している、インドネシアのシューブランド「ジャランスリワヤ」。
3万円台という手頃な価格ながらも、手縫いの「ハンドソーンウェルテッド製法」という非常に手間のかかる作りを採用している、コストパフォーマンスの高さが魅力的です。
なお、僕が履いているプレーントゥシューズの「98651」という品番のモデルは、程よく丸みのあるシルエットを採用しているので、カジュアルスタイルにもぴったり。
もちろんスーツスタイルにも問題なく対応できるので、手頃な価格で幅広いシーンに対応できる革靴が欲しいという方にはぜひおすすめしたいですね。
【4万円台】SANDERS(サンダース)
出典:http://www.fuzz-net.com/blog/category/sanders/
4万円台でおすすめのなのが「サンダース」です。
サンダースはイギリス国防総省(イギリス軍)のほとんどの革靴を供給しているブランドになります。
サンダースの革靴はカジュアル使いができる丸みのあるシルエットが特徴的ですが、最大のポイントは「丈夫さ」。
カーフレザーにコーティングがされているので、雨を弾いてくれる上、お手入れが必要ありません。
また、ソールも非常に頑丈で、履いていてもほとんど削れないとか。
イギリス製なのにもかかわらず、5万円以下で買えるのも嬉しいですよね。
お手入れ不要で、かつ天気も気にせずにガシガシ履けるカジュアルな革靴をお探しの方は、ぜひサンダースをチェックしてみてくださいね。
【6万円台】forme(フォルメ)
出典:http://www.formeofficial.com/collection_detail.php?p_id=458
フォルメは浅草で生産されている日本のブランド。
僕も履いたことがあるのですが、とにかく美しくて履きやすい…
シルエットやデザインが本当にすばらしくて、見てるだけでうっとりしてしまうほどです。
また、日本人の足に合うように作られているのに加え、キュッと丸みを帯びたヒールカップになっているので、最初から包まれるような履き心地なんですよね。
価格は6万円台ですが、素材や作り込みを考えると、非常に良心的なだなと思わせてくれます。
僕も個人的にかなり狙っている革靴です…
【7万円台】Paraboot(パラブーツ)
出典:https://www.e-explorer.jp/fs/explorer/1174041300
カジュアルに履ける革靴の代名詞とも言えるのが、フランスの「パラブーツ」ですね。
中でもこの「シャンボード」はぼってりした愛らしいフォルム、履きやすさ、悪天候でも履ける仕様が特徴的で、多くの方に愛されています。
かなりボリュームのある革靴なので、デニムパンツやチノパンなど、カジュアルな印象のボトムスに非常に相性が良いですね。
ただ、シャンボードは上にご紹介してきた革靴よりも丸みが強く、また白いステッチも目立つため、カッチリしたスーツスタイルや冠婚葬祭にはなじまないので要注意。
とはいえ、カジュアルスタイル・ジャケパンスタイルには抜群にハマりますし、また実用性も兼ね備えていますよ。
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【10万円以上】ALDEN(オールデン)
出典:https://www.e-explorer.jp/fs/explorer/brand_mens_a_alden/
最高峰の革靴ブランドである、アメリカの「オールデン」。
ON-OFF使えるデザイン性・汎用性の高さ、そして「コードバン(馬のお尻の革)」の独特なツヤ感が特徴的です。
オールデンの革靴は男らしさとコードバンの美しさが調和していて、本当にカッコいいですよね…
僕もオールデンの革靴を見ると、そのカッコよさと美しさに目を奪われてしまいます。
ただ、コードバンは価格が非常に高い上、水に極端に弱いデリケートな素材。
そのため履き機会は限られますが、カジュアルに履ける革靴の最高峰として、オールデンもぜひ見てみてください。
革靴をネット通販で買う際にはAmazonがおすすめ
革靴をネットで買おうと思う方もいると思われますが、手軽に購入できる反面、「試着ができない」という欠点がつきまといます。
それ故に、なかなかネットでの購入に踏み切れない方もいますよね。
そんな方には「Amazonで靴を買うこと」をおすすめします。
- 購入者都合での返品ができる
- 返品送料もAmazonの負担
→元々入っていた段ボールに靴を詰めて、着払いで送り返すだけ - イギリス等の海外ブランドを含め、取り扱いブランドが幅広い
つまり、Amazonならば試着感覚で気軽に注文することができるのです。
これならばネット通販で靴のお買い物も、だいぶハードルが下がるかと思われます。
サイズ2つを最初から取り寄せておいて、その2足を比較しながら検討することも簡単にできますね。
ちなみに僕も、以前にAmazonで購入した服を返品したことがあるのですが、全くトラブル的なことはなくすぐに返金されました。
そのため、安心して革靴の購入もできますよ。
革靴をネット通販で買おうと思った方は、ぜひAmazonで革靴を買うことをおすすめします。