【メンズ】ミリタリーファッションはダサい？大人っぽく着られる軍物７選

こんにちは。ヒロシです。

 

定番的とも言えるミリタリーファッション。

しかし、ネットでは「ダサい」との声もある上、着こなしの難易度も高めです。

そこで今回は「きれいに着られる・使いやすい軍物」を紹介していきます。

 

本記事の内容

僕はミリタリーが好きで、現行ブランドとミックスして着る機会が多いです。

本記事では、僕自身が「これは本当に使いやすい」と思うアイテムを中心に紹介します。

 

軍物は上手く取り入れれば、ファッションをよりおしゃれに&お得に楽しめます。

３分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。

【前提】メンズのミリタリーファッションはダサい？

そもそもファッションの「ミリタリー」とは、軍隊で採用されていた服です。

ヨーロッパ・アメリカ等の軍隊で作られた服は、様々な年代のものが見つかります。

「軍服」を取り入れたファッションを「ミリタリーファッション」と呼びます。

ミリタリーファッションがダサいと言われる理由

「ミリタリーはダサい」と言われることもあります。

その理由は、おしゃれ用に作られたものではないからだと思います。

 

そもそもミリタリー物は、ファッション性は全く考えられていません。

戦いの時に着る服ですから、おしゃれである必要性がないですよね。

加えて、アイテム自体も数十年以上前のもの。

現代ファッション的には、シルエット等が着づらい可能性も普通にありますね。

 

また戦闘用の服ですから、色味もカーキやカモ柄が多いです。

一歩間違えると「サバゲーでもするの？」というガチな印象が出る可能性も。

出典：https://wear.jp/cqbfield/6171178/

（↑ここまでは大袈裟ですが）

 

まとめると、ミリタリーがダサいと言われる要因は以下です。

普通にミリタリー物を着ると、周りから「ダサい」と思われる可能性も。

着る際には一定の注意が必要になります…

しかし本来なら「ミリタリーがダサい」はあり得ない

出典：https://www.sixpacjoe.com/product/18159

上述した要因から、ミリタリーはダサいと言われることもあります。

しかし、ミリタリー＝ダサいはあり得ないかなと。

 

なぜなら、現行の服の多くがミリタリーを元に作られているから。

思いつくものを挙げましたが、調べればいくらでも出てくるでしょう。

 

あなたがいま着ている服も、軍物が元ネタになっている可能性大。

ミリタリー＝ダサいと決めることは、現行の服を否定するのと同じかなと。

つまり、ミリタリーファッションは選び方が全てなんです。

上手く取り入れると、おしゃれ&お得

ミリタリーアイテムは難しいものの、上手く取り入れればおしゃれ&お得です。

ミリタリーは、数多くのブランドがデザインソースとして活用しています。

日本国内のブランドはもちろん、マルジェラやグッチなどの海外のハイブランドもですね。

出典：https://zozo.jp/shop/arknets/goods/42585793/

（↑マルジェラのミリタリージャケット）

つまり、ファッション的に見て非常に優れたアイテムも多いんです。

 

そして、ミリタリーはコスパも非常に高いです。

「同じ物を現行ブランドが作ったらいくらになるんだ…」的なアイテムも、ミリタリーなら手頃です。

もちろん希少価値のついた物は値段も高いですが、資産性があります。

 

ミリタリーは、アイテム次第ではお得に&おしゃれなコーディネートが可能。

お手頃価格で買えて、大人でもきれいに着られるミリタリーを紹介します！

メンズが大人っぽく着られるミリタリーアイテム７選【ダサいはあり得ない】

大人っぽく着られる・合わせやすいミリタリーアイテムは以下の５つ。

いずれもタウンユースに最適で、いまお持ちの服に合わせやすいはず。

価格的にも数千円〜１万円台がメインで、現行ブランドより安いですよ。

①：ロシア軍（旧ソ連軍）スリーピングシャツ

１つ目が、ロシア軍（旧ソ連軍）のスリーピングシャツ。

「スリーピングシャツ」の名前の通り、軍人が着ていた「パジャマ」です。

 

ロシア軍のスリーピングシャツは、今っぽくて使いやすいのが特徴的。

着丈短め・身幅大きめのノーカラーが特徴的で、いまの気分にぴったりですよね。

色味も白ですし、ネックラインも細めなので、上品さもしっかりあります。

 

それでいて、生地には程よくネップ（糸くず）が出ていて表情があります。

「きれいだけど味のある」着こなしが楽しめます。

年齢を問わず、また合わせるアイテムを選ばずに着られる、傑作ミリタリーと言えますね。

 

また、生地のクオリティも素晴らしいです。

ご覧のように、裏地が少し起毛しており、肌触りがめちゃくちゃ良い…

もともとが「パジャマ」なので、素肌に直接触れることを想定して作られているためです。

 

コーディネートについてですが、何でも合います。

スラックスと革靴を合わせてきれいに着こなすと、かなり良い感じ。

比較的すっきりしたシルエットなので、インナーとしても使いやすいです。

春や秋は１枚で、冬はインナーとして使える生地感なので、真夏以外は着られますね。

 

こちらは、デッドストックで8,000円〜１万円ほど。

ちなみに僕は、このスリーピングシャツが初ミリタリーでした。

何でも合う&季節も問わないので、めちゃ気に入っています。

着やすい上に結構手に入りやすいので、ぜひお試しください。

【サイズ感も解説】ロシア軍・スリーピングシャツを徹底レビュー

②：ロシア軍・ボーダーカットソー

出典：https://charmantstore.com/?pid=146273065

1980年代から採用されている、ロシア軍（旧ソ連軍）のボーダーカットソー。

スリーピングシャツと並ぶ、ロシア軍を代表する名作です。

 

やはりボーダーなので使いやすさが抜群。

出典：http://eighthundredships.blogspot.com/

ボートネックの開きも絶妙ですし、シルエットも非常にバランスが良いです。

男性の方はもちろん、女性の方が大きめに着ても良いので、ユニセックスで着られます。

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Monique vintagestore(@monique_vintage)がシェアした投稿 – 2020年 3月月10日午後8時46分PDT

 

生地感としては、やや薄手ながらもしっかりとハリがある感じ。

シルエットは程よくスッキリ目で、１枚でもインナーとしても使えるでしょう。

出典：http://blog.livedoor.jp/garden696/

ボーダーのピッチも細めで、大人っぽく上品な印象で着られると思います！

 

価格的には、デッドストックで5,000〜6,000円くらい。

ボーダーカットソーは色々なブランドで出ていますが、ロシア軍ならコスパ良好。

あえてミリタリーを選んでみるのも面白いと思います！

③：フランス軍・M52チノパンの黒染め

３つ目がフランス軍の名作チノパン・M52の黒染めver.です。

M52は元々ベージュですが、それを黒に後染めしたものになります。

加工しているので、厳密には純粋なミリタリーではないかもしれません。

黒に染めることによって大人っぽく履ける万能なパンツになるんです。

 

まず素晴らしいのがシルエット。

M52はワイドなチノパンですが、ご覧のようにタックが２本入っています。

タックのおかげで、ウエストを絞ると自然なワイドシルエットで履けるんです。

そして、ベージュではなく「黒」なので、よりスッキリと上品に見えます。

 

また、「黒」は「黒」でも、後染めなので、そこまで真っ黒ではありません。

（写真では伝わらないかもですが…）

「モードにも寄りすぎず、かと言ってカジュアル過ぎず」の絶妙なバランス。

どんなコーデにも使えて、日常的に取り入れやすいパンツなので、めちゃめちゃ使えます。

生地もちょうど良い中肉の厚さなので、季節を問わずに履けます。

 

また、M52は「フレンチヴィンテージの名作」と言われるアイテム。

タフさも兼ね備えているので、長く使えること間違いなしです。

【サイズ感も解説】フランス軍のM52チノパン・黒染めをレビュー

 

追記（2022年2月）

2022年現在、M52チノはほとんど見つからなくなりました…

（見つかっても1本3万円ほどと、少し前ならあり得ない価格です）

 

ただ、レプリカ・リプロダクト品を買えます。

出典：https://shop.pheb.jp/

資産性は下がりますが、見た目はほぼ変わりません。

ブラックも手頃に買えるので、ぜひチェックしてみてください。

④：フランス軍・M47カーゴパンツ

フランス軍の名作中の名作である、M47カーゴパンツ。

軍物らしい太さのあるパンツですが、不思議と野暮ったくならずに履けます。

 

その理由は、やはりシルエットの綺麗さですね。

太めながらも、テーパードが効いています。

無骨さと綺麗さのバランスが良いので、あらゆるコーデに合うんですよね。

 

M47は価格が非常に高騰していて、実物（デッドストック）だと4万円以上。

しかし、レプリカ・リプロダクト品なら7,000円くらいから買えます。

ちなみに僕も、Ordinary fitsというブランドのM47を愛用しています。

【サイズ感】Ordinary fits・M47カーゴパンツのレビュー。忠実に再現した１本

 

M47は、雰囲気やシルエットが魅力的な1本。

ミリタリーの中でも王道中の王道、伝説的なパンツです。

手頃なレプリカでも十分楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。

【M47のおすすめレプリカ７選】ヴィンテージ好きも満足できる、至極のパンツたち

⑤：フランス軍・M64カーゴパンツ

出典：https://www.store.post78.net/

カーゴパンツは、軍物の中でも代表的なアイテム。

カッコいいものの、基本的に男くささ・ガチ感が出やすいです。

しかし、フランス軍・M64カーゴパンツは一味違いますね。

 

M64パンツは、とにかくシルエットが綺麗です。

出典：https://shop.zabou.org/?pid=145917124

やや太めではありながら、徐々に細くなるテーパードシルエット。

かなり現代っぽくて、本当に綺麗な雰囲気です。

 

カーゴポケット等も非常にミニマルな仕上がり。

出典：https://imperials09.shop-pro.jp/

色味もややグレーっぽいカーキ色で非常に上品。

生地もハリ感があるので、本当に大人っぽく履けるカーゴパンツです。

 

M64パンツは「知る人ぞ知る」的な存在で、今なら１万円程度で買えます。

ただ最近は注目が集まっていて、値上がりが予想されるアイテムです。

綺麗に履けるカーゴを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

⑥：イギリス軍・No.2ドレスパンツ

絶妙なカーキブラウンの色味が最高の、イギリス軍「No.2ドレスパンツ」。

シルエット・価格が最高のパンツです。

 

何と言っても「これが軍物？」と思うほどシルエットが綺麗。

程よい太さのストレートシルエットで、絶妙なボリューム感と落ち感が魅力。

センタープレスも入っているので、かなり綺麗に履けます。

 

カーキブラウンの色味が本当に良いので、普通に合わせるだけでこなれた印象に。

現行ブランドではなかなか出せない、クラシックさとモダンさがあります。

生地も程よい厚みのウール＋ポリエステルの混紡で、家で洗濯しながらガンガン履けます。

 

このパンツの価格ですが、今なら5〜7,000円くらいです。

90年代の近代ミリタリーのためか、本当に手頃。

僕も愛用していて、心からおすすめできるミリタリーパンツです。

【サイズ感も解説】イギリス軍・No2ドレスパンツのレビュー

⑦：イギリス空軍・No.2ドレスパンツ

出典：https://pheb.jp/blog/

前述のNo.2ドレスパンツの「イギリス空軍モデル」です。

（ブラウンは「イギリス陸軍」ですね）

空軍のドレスパンツは、ネイビーとグレーがミックスした絶妙な色味。

より綺麗な印象で穿きたい方には、こちらがおすすめです。

大人のミリタリーファッションコーデの例

ボトムスにミリタリーアイテムを使ったコーデ。

きれいめのアイテムと合わせることで、全体のバランスが取れます。

ミリタリーが良い味を出してくれるので、おすすめの取り入れ方ですね。

【まとめ】ミリタリーファッションがダサい訳ない。きれいめにも着こなせます

大人っぽく、きれいめに着られるミリタリーアイテムを７つご紹介しました。

軍物というと結構ハードルを高く感じがちです。

しかし、現行ブランドと遜色なく合わせられるアイテムも実はあります。

他のアイテムでバランスを取ることで、スタイリングに奥行きが出ますね。

 

本記事でご紹介したアイテムは、軍物のコテコテ感が抑えめで着やすいです。

さらに、現行品に比べてかなりお得です。

ミリタリーが気になる方・挑戦したい方は、ぜひチェックしてみてください。

 

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