こんにちは。ヒロシです。
白T・無地Tは、季節を問わず活躍する万能アイテム。
中でも非常に人気なのが、ヘインズのビーフィーTシャツです。
1枚1,000円台と価格も手頃で、ガンガン着るTシャツの定番ですね。
しかし「ビーフィーって本当に良いTシャツなの?」と気になる方も多いはず。
いくら安くて評判が良いとはいえ、買って着なかったら「安物買いの銭失い」ですからね。
パックTシャツという商品上、サイズ選びも難しかったりしますし。
そこで今回は、ヘインズのビーフィーTシャツを実際に買って&着てレビューします。
レビュー内容
- ヘインズ・ビーフィーの魅力
- デメリット・気になった点
- サイズ感とサイズ選びのコツ:2サイズを比較
- よくある質問への回答
- ビーフィーを使ったコーデ
レビューにあたり、単に「ビーフィー最高!」と言っても全く意味がありません。
より参考になる声を届けるために、悪いところも厳しめにチェックしました。
この記事を読めば「ビーフィーが本当に買う価値があるTシャツか」分かるはず。
3分ほどで読めますので、ぜひ最後までお付き合いください。
ただ最初に言うと、ビーフィーは「他とは一線を画したコスパTシャツ」です。
ヘインズのビーフィーTシャツ(Hanes Beefy-T)の概要と特徴
ヘインズはアメリカの老舗のアンダーウェアブランド。
赤パックや青パックなど「名作」と言われるパックTを、多数リリースしています。
中でもビーフィーTシャツは、タフな生地感が特徴的なモデルです。
ビーフィーTシャツの素材感【ヘビーウェイトな6オンス】
まずは何といっても素材感。
「ビーフィー」の名前のとおり、厚手で牛のようにタフな生地を使用しています。
生地は6.1オンスのコットン素材。
オンスとは生地の重さを表す単位です。
生地が重い=厚いので、数値が大きいほどに生地が分厚いと言えます
ちなみに、一般的なTシャツは3〜4オンス。
ヘインズのビーフィーTシャツがいかに分厚いか分かりますね。
(一般に6オンス以上を「ヘビーウェイト」と呼びます)
ビーフィーTシャツの特徴とディテール
首元のリブはかなり太め。
ネック部分のリブの太さが2cm以上もあります。
首自体もかなり詰まっている作りですね。
脇に縫い目のない「丸胴編み」も特徴の1つ。
通常のTシャツは2枚の生地を縫い合わせるため、サイドに縫い目があります。
一方で丸胴編みは、1枚の生地を筒状に使っています。
シルエットは「ボックスシルエット」になっています。
身幅大きめ・着丈短めのつくりなので、すっきりした印象。
首元のリブの太さも相まって、かなり「アメリカっぽさ」を感じます。
ヘインズのビーフィーTシャツ(Hanes Beefy-T)の魅力・メリット
僕が実際に買って&着てみた中で感じた、ビーフィーTシャツの魅力は以下の5つ。
- 1枚で着ても透ける心配なし
- 下着っぽくならずに着られる
- ストンと落ちる綺麗なシルエット
- 着心地が非常に良い
- ヘビーオンスらしからぬ上品さ
総じて、間違いなくコスパに優れた名品だと断言できます。
メリット①:1枚で着ても透ける心配なし
白Tを1枚で着る際、最も気にしないといけないポイントが「透け感」です。
(1枚で着て乳首が透けていたら最悪ですよね…)
その点、ビーフィーTシャツは透ける心配が一切ありません。
こちらは、ビーフィーTシャツに下から手を入れた写真です。
ご覧のように、全くと言っていいほど透けていませんよね。
非常に頼りがいのある、厚手の6.1オンス生地の力でしょう。
メリット②:下着っぽくならずに着られる
白Tシャツは、ミニマルで使いやすいアイテム。
しかし一方で、物によっては下着っぽく見えてしまます。
しかしビーフィーTシャツは、6.1オンスのヘビーウェイト生地・太めのリブが特徴的。
存在感抜群なので、下着っぽくなる心配がありません。
特にリブが細いと上品さは出るものの、肌着感が増すのが難点。
ビーフィーTシャツはリブが太いので、ポケットなしでも下着感は皆無ですね。
(ちなみにリブ幅は2.5cmあります)
メリット③:ストンと落ちる綺麗なシルエット
着てみて感じたのは「シルエットがかなり綺麗」だということ。
ボックスシルエットで身幅には余裕はありますが、着丈は短めの仕様。
素材に程よくハリがある上、丸胴編みのおかげで生地がストンと落ちてくれます。
「ゆるめだけどスッキリ」の絶妙なシルエットだと思いますね。
メリット④:着心地がかなり良い【タグレス仕様と素材】
着心地の良さもポイント。
その理由の1つが「タグレス」です。
ヘインズのビーフィーTシャツは首元にタグがなく、プリントがされている仕様。
素肌に触れてもチクチクしないので、本当にストレスフリーで着られます。
また、素材感もポイントの1つ。
ヘビーウェイト素材にもかかわらず、ビーフィーTシャツはなめらかな生地感。
素肌に触れた時の肌触りがよく、優れた着心地を実現しています。
メリット⑤:ヘビーオンスらしからぬ上品さ
ビーフィーTシャツの素材は、なめらかさに加えて適度なツヤ感もあります。
ヘビーウェイトTシャツにもかかわらず、程よい上品さも感じるんです。
分厚い生地のアメリカ系のTシャツは、大半がザラザラした生地を使っています。
肌触り・質感としても、ややゴワッとドライな感じ。
カジュアルさも強くなるので、個人的にはやや苦手です…
(ちなみにユニクロUのクルーネックTシャツもザラザラ系ですね)
出典:https://www.uniqlo.com/jp/
ザラザラ系のTシャツは、洗濯後のシワもつきやすい傾向。
「なめらか系のTシャツ」の方が好きな方も結構多いと思います。
一方でビーフィーTシャツの生地は、マジで秀逸です。
- アメリカっぽいタフさ・厚手な生地感
- なめらかで程よく上品
つまり、ヘビーウェイトなのに上品でザラザラしていないんですよ。
1枚1,000円台だと考えると、マジでコスパは良いですね…
ヘインズのビーフィーTシャツ(Hanes Beefy-T)のデメリット・気になる点
ビーフィーTシャツの気になる点・デメリットも厳しめに見ていきます。
(タイトルで「辛辣レビュー」とうたっているので)
デメリット①:縫製が甘い
アメリカらしいとも言えますが、縫製はラフですね。
少し見づらいかもですが、糸のほつれがあります。
また全体的に見ても、日本のブランドほどの丁寧さはない印象です…
ただ、1枚1,500円・2枚で3,000円以下の低価格と考えると仕方ないのかなと。
低価格・アメリカらしい縫製のラフさ等を含めて、ケアを気にせずにガンガン着られる類のTシャツだと思います。
個人的には、そんなに大きなマイナスポイントにはならないかなと。
(価格相応の縫製ですね)
デメリット②:「最高の白Tシャツ」ではない
他のサイトでは「ビーフィーは最高の白Tシャツ!」と言われることもあります。
しかし「最高の白Tシャツ」はどう考えても誇張しすぎです。
生地やシルエットは良い感じですが、最高は明らかに言い過ぎ
縫製もやや甘いですし。
僕も色々なTシャツを着てきましたが、日本ブランドのの方が明らかに質は良いですよ。
(例:CURLYやAURALEE ←高いですが)
しかし「コスパ」という意味では最強です。
厚手&なめらか系の白Tシャツが、この値段で買えるのは本当にすばらしい。
1,000円台で買えるTシャツは他にも結構あります。
しかし、安いTシャツの大半が薄手のインナー向きのもの・ゴワっとした生地感のものです。
一方でビーフィーは、タフさ・なめらかな肌触り・程よい上品さを兼ね備えた生地。
加えて、シルエット的にも綺麗で今っぽさもあります。
「最高の白Tシャツ」はさすがに言い過ぎ。
しかし、価格を考えた時のクオリティが非常に高いのは間違いありません。
気にせずにガンガン着られるTシャツを探している方には、ぴったりな1枚かと思います。
【追記】ヘインズ・ビーフィーTシャツはロンT(長袖)も超良い
半袖が有名なビーフィーですが、長袖(ロンT)もかなり良いです。
(個人的にはロンTの方がおすすめしたいレベル)
生地のタフさ・なめらかさはもちろん同じ。
加えて、長袖はシルエットが本当に使いやすいんですよね。
177cm・XLサイズ着用
身幅はやや大きめ・着丈やや短めは半袖と同じ。
ただ、ロンTはアームがすっきりしているので本当にバランスが良いんです。
1枚でゆるっと着るのはもちろん、インナーに着てももたつきません。
手頃なロンTはユニクロU等にもありますが、ビーフィーの方が全然良かったです。
【安いロンT比較】ユニクロUよりもヘインズ・ビーフィーがおすすめの理由
値段は半袖に比べると若干上がりますが、それでも1枚2,000円以下。
ガンガン着られるロンTを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
(2024/11/22 18:18:43時点 Amazon調べ-詳細)
ヘインズ・ビーフィーTシャツ(Hanes Beefy-T)のサイズ選び【LとXLのサイズ感を比較】
ビーフィーTシャツはパックTなので、試着が難しいです。
しかし購入の際に、サイズ感は本当に大事なポイントですよね。
サイズ選びを間違えると、着られない・着たくないと思うはず。
たとえ安くても、着なかったらお金が無駄になります。
また、ビーフィーは綿100%=縮むのも頭に入れないといけません。
そこで、僕が購入したLサイズ・XLサイズのサイズ感を比較します。
サイズ選びの参考にどうぞ!
(ちなみに177cm・65kgの普通体型です)
①:Lのサイズ感
Lサイズの実寸は以下の通り。
肩幅 | 着丈 | 身幅 | 袖丈 |
49cm | 69cm | 54cm | 21cm |
ちなみに、僕は基本的にLサイズの服を選ぶことが多いです。
実際に着てみました。
177cm65kg・Lサイズ着用
全体として、ややゆったり目のジャストといったところでしょうか。
- 肩幅や身幅はジャストに近いが、ほどよいゆとりがある
- 袖は二の腕の3/4〜3/5が隠れる程度
- 着丈はすっきり目
適度なゆとりはありながらも、着丈が短めなのですっきり着られます。
もたつかないので、上からアウターを羽織っても着心地を損ないません。
全体として、1枚でもインナーでも使える万能なサイズ感ですね。
1枚でもインナーでも使いたいなら、いつものサイズを選ぶべし!
②:XLサイズのサイズ感
続いて、XLサイズについてです。
まずは実寸サイズを見ていきましょう。
肩幅 | 着丈 | 身幅 | 袖丈 |
54cm | 72cm | 56cm | 24cm |
Lサイズに比べると、いずれも3cmほど大きいです。
着てみるとこんな感じ。
177cm65kg・XLサイズ着用
XLサイズにすると、全体的にかなりゆとりが出た印象でした。
- Lサイズに比べると、全体的にゆとりが出て大きくなった
- 肩も落ち、身幅もかなりゆったり
- 袖は二の腕がほぼ隠れる
- 着丈は短めですっきり
肩も結構落ちており、なかなかのオーバーサイズ。
着用感としても大きめです。
ただ、身幅や肩幅は確かに大きいものの、ボックスシルエットで着丈はすっきり目。
全体的にだらしなさ・野暮ったさは出ません。
しかしサイズ感が大きくなった分、やはり肩や袖、身幅はもたつきます。
上からアウターを着ると、収まりの悪さは若干感じますね。
(アウターのサイズ感にもよる部分ですが)
夏に1枚で着るオーバーサイズのTシャツなら、サイズを上げるべし!
追記:洗濯や乾燥によるサイズ感の縮み
ビーフィーTシャツは綿=コットン100%。
洗濯・乾燥をすると、生地が詰まって縮みが出ます。
僕も実際に洗濯・乾燥を複数回行いましたが、各部位で実寸で3cm弱縮みました。
以下の記事で詳しく解説しているので、サイズ選びの参考にどうぞ。
ヘインズ・ビーフィーTシャツのサイズ感と縮みを検証。サイズ選びのコツは?
ヘインズのビーフィーTシャツ(Hanes Beefy-T)に関してよくある質問
ビーフィーTシャツを検討している方が気になるポイントに回答します。
質問①:ポケットあり・ポケットなしではどちらが良いか
好みですが、個人的には「ポケットなし」ですね。
理由は以下の3つ。
- ビーフィーはポケットなしでも下着っぽくならない
- ポケットのないミニマルなデザインの方がカッコいい
- ポケットありの方が500円ほど高い
ポケットがつくと、ちょっとカジュアルさが増します。
ビーフィーは、ヘビーウェイトと上品さの両立が魅力の1つ。
その魅力を生かすためにも、特にポケットはいらないかなと。
質問②:どこで買うのがおすすめ?【しまむら・ドンキホーテ等】
ビーフィーはしまむらやドンキホーテ等、いろいろなところに売っています。
ただ、Amazonが最もおすすめ。
単純に安いからです。
ビーフィーの定価は、1枚1,650円・2枚3,190円です(半袖・ポケットなし)。
しかし、Amazonでは2枚パックが2,000円台で買えます。
時期やタイミングによって値段は上下しますが、Amazonが定価と同じor高いのは見たことないです
同じものを買うなら、少しでも安い方が良いと思いませんか?
(パックTは試着も難しいですし)
ビーフィーを探している方は、ぜひAmazonをチェックしてみてください。
質問③:女性でも着られる?
女性でも問題なく着られます。
ビーフィーは首元が詰まっている上、ボックスシルエットで体型も選びません。
女性にとってもかなり着やすいと思いますね。
出典:https://wear.jp/arinko0826/15035552/
SサイズorMサイズを選べば、おそらく良い具合にゆとりが出るはず。
肩を落とす&タックインすると、おしゃれに着こなせると思います!
ヘインズ・ビーフィーTシャツのコーデ例(ロンT)
- トップス:Hanes Beefy
- パンツ:COMOLI
- シューズ:Blundstone
長袖・ロンTですが、ビーフィーのコーデ例です。
(デニムに合わせただけですが笑)
ビーフィーは半袖・長袖ともにシルエットが非常に綺麗。
1枚でサラッと着るだけで、かなりサマになりますよ。
(もちろんインナーとしても使えます)
(2024/11/22 18:18:43時点 Amazon調べ-詳細)
【レビューまとめ】ヘインズのビーフィーTシャツは買って損のない逸品
ヘインズのビーフィーTシャツについてレビューをしました。
全体として、買って損のない逸品であることは間違いないかなと。
1枚1,500円程度の価格を考えると、コストパフォーマンス的には最強クラス。
「ガンガン着られて、着心地も良いTシャツ」が欲しい方には、これ以上ない選択肢かと。
- 汎用性の高いジャストサイズ
- 1枚で今っぽく着られるオーバーサイズ
値段的にも安いので、サイズ違いで買って使い分けるのもおすすめです。
良い意味で雑に扱える、ヘインズのビーフィーTシャツ。
ガンガン着込んで、ヨレてきたら寝巻きにしてもOKでしょう。
気軽に買える「ちょうどいい」パックTとして、ぜひ買ってみてください。
まず後悔はありませんので。
(2024/11/22 18:18:43時点 Amazon調べ-詳細)
関連記事