こんにちは。ヒロシです。
セントジェームスは、フランスを代表するカットソーブランド。
特にボーダーのバスクシャツが有名です。
フレンチカジュアルらしい洗練された雰囲気、ガシッとしていて丈夫な生地感。
季節を問わずに着られる名品として愛されています。
定番なので、セントジェームスのバスクシャツの購入を考えている方も多いはず。
しかし、ネットを見ると一部に「ダサい」という声も。
ダサいとの意見を見ると、不安を感じてしまいますよね…
そこで本記事では「セントジェームスはダサいのか」を取り上げます。
セントジェームスが一部でダサいと言われる理由の考察、その要因を踏まえたコーデ・着こなしのコツに触れます。
この記事を読むことで、セントジェームスをおしゃれに着こなせるはず。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
セントジェームスのボーダーカットソーはダサいのか?ウエッソン愛用者が語る本音
結論、セントジェームスは全然ダサくないですよ。
セントジェームスのボーダーは1枚で着るのはもちろん、インナーとしても良いアクセントになってくれる名品。
僕自身、ダサいと思っていたら買ってないですし、買ってもすぐに売っています。
そもそもセントジェームスは、世界中で老若男女から愛されている服です。
ダサかったら支持は得られません。
なお、同じフランスの「オーシバル」はスソ部分に蜂のマークが入っています。
出典:https://wear.jp/item/36840580/
割と目立つので、オーシバルなら好き嫌いが分かれるのも分かります。
しかし、セントジェームスのバスクシャツはかなりシンプルなデザイン。
フレンチカジュアルの王道であり、非常に着やすいと思います。
セントジェームスのカットソーがダサいと言われる理由
愛用者の僕的には、セントジェームスのカットソーは全くダサくありません。
では、なぜネット等ではダサいと言われているのでしょうか?
- ボーダー自体が難しい
- 縮むためにサイズ感が難しい
- 首元からインナーが見える
- タグが裏返る
僕なりに考えたところ、その要因は上記の4つです。
理由①:ボーダー自体が難しい
まず言えるのが、ボーダー柄のアイテム自体が難しいこと。
ボーダーは爽やかな印象を出せる一方、カジュアルな雰囲気になりすぎる場合も。
必然的に、子どもっぽく見える可能性もあると言えます。
他のアイテムでコーデ全体のバランスを取る必要があるので、難易度としては高めです。
つまり、セントジェームスがダサいのではなく、ボーダーの着こなしが難しいんです。
しかし、世間的には「セントジェームス=ボーダー」のイメージがあります。
それ故に「セントジェームスはダサい」と言われる場合があるのかなと。
理由②:縮むためにサイズ感が難しい
セントジェームスのカットソーは、素材の特性上かなり縮みます。
僕の経験では、袖丈・着丈・身幅でだいたい3cmくらいは縮みますね。
関連:【サイズ感は?】5年着たセントジェームス ・ウエッソンのレビュー
つまり、ジャストサイズを購入すると、縮んでつんつるてんになる可能性があります。
明らかに小さすぎるサイズ感の服は、どうしてもダサく見えてしまいますね…
理由③:首元からインナーが見える
バスクシャツは、首元が横に広く開いた形が特徴的です。
良い抜け感が出ますが、首元からのインナーの見え具合では野暮ったくなる可能性も。
セントジェームス・ウエッソンも、ご覧のとおり首元が開いています。
理由④:タグが裏返る
セントジェームスのカットソー(ウエッソン)は、タグが裏返りがちです。
着ている最中に首元のタグが裏返っていたら、確かにダサく見えるのも分かります。
ただ、これは着る前にアイロンをかければ解決できるので、さほど心配する必要はなし。
【ダサいにサヨナラ】セントジェームスのカットソーをおしゃれに着こなすコツ【コーデ紹介】
万能選手であるセントジェームスのカットソー。
しかし、ボーダー自体の難しさ・サイズ感・形などが原因でダサいと思われることも。
その要因を踏まえ、セントジェームスの着こなしのコツ・コーデ例を紹介します。
①:ボトムスでバランスを取る
1つ目が「ボトムスでバランスを取る」こと。
ボーダーカットソーは子どもっぽく見えがちなアイテムです。
ラフなボトムス(ベージュのチノ・色落ちデニム等)を選ぶと、全体がカジュアルすぎる可能性があります。
そこで、大人っぽい印象のボトムスを合わせてバランスを取るのがおすすめです。
- 色落ちのないリジッドデニム or 濃紺デニム
- スラックス
- 黒色のパンツ
例えば上記のようなボトムスになります。
セントジェームスのコーデ例
出典:https://wear.jp/daidocoro/12627124/
出典:https://wear.jp/sayapy88/13065232/
上のコーデではボトムスが綺麗めなので、全体的に子どもっぽさはありませんよね。
ボーダー自体はカジュアルですが、他のアイテムでバランスを取れば上品に着こなせます。
また、セントジェームスをインナー使い→ボーダーの見える面積を少なくするのも手です。
出典:https://wear.jp/yuki1457/15814830/
カジュアルなチノパンを合わせていますが、全体的に大人っぽくまとまっている印象です。
余談ですが、個人的には「フランス軍・M52チノパンの黒染め」とセントジェームスをよく合わせています。
今日はセントジェームスとM52(黒染め)。
フランス縛り!! pic.twitter.com/eunGDjR5Ak
— ヒロシ@ファッションブログ (@footmuji) February 1, 2020
M52の黒染めは、軍パンでありながらも程よくシックなので、かなり履きやすいですよ。
セントジェームスと同じフランス製なので、統一感も出ておすすめです!
関連記事:フランス軍のM52チノパン・黒染めレビュー。使いやすい名作ヴィンテージ
②:落ち着いたボーダー or 無地を選ぶ
選ぶボーダーの柄もポイント。
赤系や青系だとどうしてもカジュアル度が強くなり、子どもっぽくなる可能性があります。
そこで「落ち着いた色のボーダー柄」を選ぶのがおすすめです。
- ホワイト×ブラック
- ホワイト×ネイビー
- ブラック×ブラック
- ネイビー×ホワイト
このあたりが鉄板ですね。
ホワイトに比べ、ブラックやネイビーがメインの方がよりシックな印象が出ます。
出典:https://wear.jp/kurumaya0912/13139275/
ボーダーでも大人っぽい雰囲気がありますよね。
また、より着こなしが簡単なのは「無地」です。
出典:https://wear.jp/kurumaya0912/13240561/
出典:https://wear.jp/yuuuiyuuui/12076061/
確かに無地だと、セントジェームスの「フレンチカジュアルの雰囲気」は控えめ。
しかしその分、子どもっぽい印象は皆無。
バスクシャツ特有の余裕と、無地の落ち着いた雰囲気がかなり良い感じです。
合わせるアイテムを選ばずに着られますので、めちゃめちゃ便利ですね。
③:大きめのサイズを選ぶ
「サイズ選び」もポイントの1つです。
セントジェームスのカットソーはかなり縮むので、縮みを考慮したサイズ選びが超重要。
セントジェームスのサイズについて
T0 | T1 | T3 | T4 | T5 | T6 | |
レディース | S | M | L | |||
メンズ | S | M | L | XL |
洗濯を繰り返すと1サイズほど縮みます。
ジャストよりも1サイズ大きめを選ぶのがおすすめです。
セントジェームス ・ウエッソンのレビュー。サイズ感や縮み、失敗しない選び方は?
縮みには個体差もありますが、それでも大きめを選ぶべきです。
そもそもバスクシャツって、大きめをバサっと着るものですからね。
またサイズが大きいときは、乾燥機に入れればさらに縮みます。
しかし、ジャストサイズを選んで縮みすぎたら、どうしようもありません。
「1サイズ大きめ」または「迷ったら大きめ」を選ぶのが鉄則ですよ。
④:インナーを工夫する【中に何を着るべき?】
バスクシャツは首元が開いた作り故に、その見え方が実は大事。
そこで、セントジェームスのインナーには「タンクトップ」を着るのがおすすめです。
- ネックが開いた作り
→首元から見えにくいorチラッと見える程度なのでこなれた雰囲気 - 体にフィットしたシルエット
→着心地を損なわない
見た目・着心地の両面で、タンクトップが最も適しています。
こちらの写真でも、実はインナーにタンクトップを着ています。
しかし首元からは見えていないので、違和感などは一切ありません。
ちなみに僕は、ユニクロの「ドライカラーリブタンクトップ」を下に着ることが多いです。
出典:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E413488-000/
首元の開き具合・耐久性も良い感じで、かなり使えます。
価格も安いので色違いで揃えて、あえてインナーで遊ぶのもアリですね。
【まとめ】セントジェームスはダサくない。買って損のない名品です
「セントジェームスはダサいのか」を書きました。
一部には「ダサい」という声もあるかもですが、基本は気にしなくてOK。
合わせるアイテム・サイズ選びさえ注意すれば、使えること間違いなしですよ。
1枚あると本当に便利なので、超おすすめです。
なお、セントジェームスを安く買いたい方は、楽天やAmazonがおすすめ。
並行輸入品の「ギルド」が売っており、1万円以下で購入できるからです。
ギルドは「ウエッソン」の海外での名称。
同じアイテムですが、輸入ルートの関係でかなり安くで購入できます。
もちろん偽物ではなく、むしろ世界的には「ギルド」の名前がスタンダードです。
セントジェームスは、1枚あればガンガン着られるコスパ最強のカットソー。
持っておくとかなり便利なので、ぜひ手に取ってみてください。
関連:【サイズ感は?】5年着たセントジェームス ・ウエッソンのレビュー