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ファッション

秋冬コーデにはスウェットとニットのどっちを選ぶべき?【特徴から比較】

スウェットとニットではどちらを選ぶべきか

こんにちは。ヒロシです。

秋冬に着るトップスといえば、「スウェット」や「ニット」ですよね。

1枚で着るのはもちろん、コート等のアウターのインナーとしても活躍するので、気温が下がる秋や冬にはスウェットやニットが重宝します。

 

しかし、いざ秋冬に着られるトップスを買おうと思ったときに、「スウェットとニットではどちらが良いんだろう」と迷うこともあるのではないでしょうか?

そこで本記事では、

  • スウェットとニットではどちらを選ぶべきか【いろいろな観点から比較】
  • スウェット(orニット)がおすすめなのはこんな人【ブランドもあわせて紹介】

というテーマで書いていきます。

秋冬の服選びの参考にしていただけたら幸いです。

スウェットとニットではどちらを選ぶべき?【それぞれの違い・特徴から比較】

秋冬にはスウェットシャツとニットではどちらがおすすめか、以下の5つの観点から比較していきます。

  1. スウェット・ニットが持つそれぞれのテイスト
  2. お手入れのラクさ
  3. あたたかさ
  4. 汎用性(どれくらい使えるか)
  5. 価格

ぜひ以下をご覧くださいね。

スウェットだとカジュアルなコーデに

スウェットはスポーツウェアにルーツを持つ、王道のアメカジアイテム。

それだけに、コーデ全体にカジュアルなテイストをもたらしてくれます。

スウェットのコーデ

出典:https://wear.jp/hanada/2321002/

もちろん色味やサイジングを考えればキレイ目に寄せることはできますが、基本的にはカジュアルなアイテムだと思っていただいてOKです。

スウェットは柔らかい生地で動きやすいため、部屋着としても優秀ですね。

ニットだと上品&季節感を出しやすい

一方で、素材の表情が見えやすいニットは、編み地によって上品さや季節感を出しやすいアイテムです。

編み地が細い「ハイゲージニット」ならば、コーデ全体を大人っぽく上品に仕上げてくれます。

ジョンスメドレーのニット

出典:https://zozo.jp/brand/johnsmedley/

ジャケットのインナー的にも使えるので、ON-OFF兼用もできますね。

また、ざっくりした「ローゲージニット」だと、秋冬らしい季節感が出ます。

インバーアランのニット

出典:https://wear.jp/item/35212204/

ほっこりとした雰囲気が良い感じですよね。

お手入れ:スウェットの方がラク

お手入れはスウェットの方がラクですね。

スウェットは基本的に丈夫な服なので、家庭用の洗濯機に入れて洗うことができます。

洗濯と着用を繰り返していくことで、風合いの変化が楽しめるのもスウェットの魅力ですね。

 

一方で、秋冬用のウールニットは家で洗濯できないものが多いです。

そのため、基本的なケアとしては服用の消臭スプレーをかけたり、クリーニングに出したりとなりますね。

手軽に家で洗えないというのは、ケアとしては結構めんどうかなと思います。

あたたかさはニットの方が高い

ニットの方が暖かいですね。

素材のグレード等にもよりますが、ニットに使われる「ウール」は、スウェットによく使われる「コットン」よりも保温性が高いです。

ただ、インナーやアウター、ストールなどの小物類で調整すれば、スウェットでも問題なく着られますね。

スウェットの方が汎用性が高い(使える時期が長い)

汎用性ではスウェットの方が上です。

コットン素材のスウェットは、秋の初め頃から春までの3シーズン着ることができます。

 

一方で、ウールニットが着られるのは11月頃から2月頃まででしょうか。

ニットはあたたかくて季節感が出せるアイテムですが、それゆえに寒い時期以外は着られないでしょう。

 

スウェットシャツならば、1枚で着たり、インナーにシャツを入れたり、上からアウターを羽織ったりしながら長いシーズン着られるので、汎用性は非常に高いです。

価格:スウェットの方が安い

価格はスウェットの方が安いですね。

  • ニットの方が作りに手間がかかる
  • ニットによく使われるウールやアルパカは、スウェットによく使われるコットンよりも値段が高い

もちろん素材のグレードや作り方はブランドによって異なりますが、一般的には上のような理由によります。

そのためか、同じブランドでも「ニット」と「スウェット」では全く価格が異なりますね。

 

例として、人気ブランドの「オーラリー」のニットとスウェットを見ていきましょう。

オーラリーのニット

出典:http://chinatown-rix.com/?pid=139197448

こちらは2018年秋冬シーズンにリリースされた、オーラリーのウールニットです。

価格は34,000円(税抜)になります。

オーラリーのスウェット

出典:https://baycrews.jp/item/detail/edifice/cutsew/18070310005830

こちらが、同じく2018年秋冬シーズンに販売されたオーラリーのスウェット(コットン100%)。

価格は22,000円(税抜)です。

ウールニットの価格が34,000円でしたから、かなり価格の差があるのが分かりますよね。

 

どれくらい価格差があるのかはブランド・アイテムによって異なるところですが、同じブランドならばほぼ間違いなく、スウェットの方が手に取りやすい価格です。




秋冬にスウェットがおすすめな人は?【ブランドも紹介】

  • ラクにお手入れできる方が良い
  • 長いシーズン着られることを重視している
  • カジュアルで、かつ着心地重視で服を選びたい
  • なるべくお手頃な価格だとうれしい

こんな人には「スウェット」がおすすめです。

スウェットは手入れもラクで、かつ長いシーズン着られるのでかなり実用的アイテムですよね。

また、スウェットはニットよりも手頃な価格で買えるので、「あのブランドのニットは手が届かないけれど、スウェットなら買える」という場合もあるかと思います!

 

では、以下でスウェットのおすすめブランドをご紹介しますね。

夏以外の3シーズン使えて、日本製で、かつ1万円台で買えるものから選んだので、ぜひ参考にしてみてください。

スウェットのおすすめブランド①Jackman

ジャックマンのスウェット

出典:http://www.jackman-tm.jp/category/TOPS/JM7872.html

ジャックマンは福井県に拠点を置くファクトリーブランドです。

アメカジにルーツを持つブランドなので、スウェットも得意としていますね。

ジャックマンはとにかく縫製がキレイで、糸がほつれた場合には無料で修理対応をしてくれるほど。

ヴィンテージ感あふれるベーシックなスウェットで、夏以外の3シーズン使える生地感なので、1枚持っておくと重宝しますよ。

(ジャックマンについては以下の記事でも紹介しています)

スウェットのおすすめブランド②FilMelange(フィルメランジェ)

フィルメランジェのスウェット出典:http://www.housefilmelange.com/

2007年にスタートした日本のカットソー専業ブランドである「フィルメランジェ」。

フィルメランジェのスウェットはとにかく肌触りがなめらかで、触っていて気持ちが良いほどですね。

生産効率の低い「吊り編み機」で丁寧に編んでいるので、とてもふっくらとしていますよ。

サイズ感もクセがなく、見た目もナチュラルなので、年代問わず着られます。

FilMelange(フィルメランジェ)ANDY アンディースウェットシャツ

スウェットのおすすめブランド③alvana(アルヴァナ)

alvanaのスウェット

出典:http://blueneon.jp/?pid=139683022

alvana(アルヴァナ)は2018年にスタートしたばかりのブランドです。

「サブトラクト」という実力派カットソーブランドを手がけていた方が新たに始めたブランドで、やはりスウェットやTシャツのクオリティは抜群に高いですね。

高級なタンギス綿を贅沢を使っており、素材のやわらかさや着心地は非常に良いと評判です。

身幅が広めで、肩の落ちたリラックス感のあるシルエットなので、今っぽい着こなしが楽しめますよ。

 

※追記

alvanaのスウェットを購入しました。

スウェットの常識を覆すほどの逸品でしたね…

【レビュー】新鋭ブランド”alvana”のスウェットが最高だった【別次元の着心地】

alvana スウェット DAIRY CREW SWEAT TEE




秋冬にニットがおすすめな人は?【ブランドも紹介】

  • ON-OFF問わず着られる秋冬のトップがほしい→ハイゲージニット
  • 秋冬らしい、ほっこりした季節感のあるニットがほしい→ローゲージニット
  • とにかく暖かい服が着たい

こんな人はニットを選ぶのがおすすめ。

秋や冬という季節をファッションで楽しむならば、ウール系のニットは最適です。

見た目にも機能的にもあたたかいので、寒い時期にぴったりですね。

また、上品なハイゲージ系のニットならばビジネススタイルにも使えるので、ON-OFF兼用できて便利ですよ。

おすすめのニットブランド

前述したようにニットは価格が比較的高いのですが、「なるべく手頃な価格で、良質なニットが欲しい」 という方もいますよね。

そんな方におすすめなのが、「ニットの専業ブランド」です。

ニットの専業ブランドとは、その名の通りニットのみを作っているブランドになります。

ニット工場が直接手がけているブランドや、ニットの職人や工場と独自のコネクションがあるデザイナさんによるブランドなので、非常にコストパフォーマンスが高いんですよね。

具体的には以下のようなブランドです。

  • crepuscule(クレプスキュール)
  • YASHIKI(ヤシキ)
  • BATONER(バトナー)
  • comm.arch.(コムアーチ)
  • soglia(ソリア)

いずれも日本製の高品質なニットをリリースしていながらも、2万円台までで購入できます。

以下の記事にて、各ブランドについて詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

【BATONER/バトナー】SIGNATURE クルーネックプルオーバーニット
NOLLEY’S goodman(ノーリーズ グッドマン)

ソリア/soglia エルボーパッチ ニット セーター クルーネック LANDNOAH sweater




スウェットとウールニットの良いとこ取り。コットンニットという選択肢

ウールのニットもスウェットも良さがあるな。どっちが良いのか迷って選べない!

こんな方には「コットンニット」がおすすめです。

コットンニットとは、その名の通りコットン(綿)素材で編み立てられたニットのこと。

  • 洗濯機で洗える
  • 夏以外の3シーズン使える
  • スウェットよりも上品に見える
  • ウールニットよりも価格が手頃

このような特徴があります。

言うなれば、スウェットとウールニットの良いとこを掛け合わせたようなアイテムということですね。

保温性ではウールニットに劣りますが、重ね着やアウター次第で冬でも着られるので、かなり汎用性は高いです。

コットンニットは僕も愛用しており、以下の記事にてコットンニットの特徴や良さを書いているので、あわせてご覧ください。

まとめ

「秋冬にはスウェットとニットでどちらを着るべきか」について、それぞれの特徴をふまえた上で、いろいろな観点から考えていきました。

秋冬は重ね着が楽しい時期なので、どちらを選んでもファッションを楽しむことはできます。

ただ、それぞれのアイテムのメリット・デメリットを押さえておくと、お買い物がしやすくなりますよ。

本記事が少しでも参考になれば幸いです。

今回は以上になります。ありがとうございました。

 

alvana スウェット DAIRY CREW SWEAT TEE

【BATONER/バトナー】SIGNATURE クルーネックプルオーバーニット
NOLLEY’S goodman(ノーリーズ グッドマン)