こんにちは。ヒロシです。
SUICOKE(スイコック)のスポーツサンダルは、感度の高い人から支持される名品。
お洒落なあなたは、きっと買おうか迷っているんだと思います。
ただ購入に際しては、色々な不安がありますよね。
- 評判は良いみたいだけど、本当に良いサンダルなのか
- 合わせやすさ・履きやすさは?
- サイズ感や選び方が知りたい
- 他のブランドのサンダルと迷っている
決して安いものでないので、失敗したくないと思うのは自然なことです。
そこで今回は、スイコックのサンダルを3年履いた感想を徹底レビューします。
履き心地や使いやすさはもちろん、失敗しないサイズの選び方を解説。
本記事を読めば、後悔しないサンダル選びができます。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
3年履いたスイコックのサンダルをレビュー【SUICOKE PADRI】
スイコックは2006年にスタートした日本のブランドです。
「本当に自分たちが欲しい物、所有したい物だけを作っていく、挑戦的創造開発」がブランドコンセプト。
ABCマート等では見かけませんが、感度の高いセレクトショップで取り扱われ、おしゃれな人から支持されています。
一般的な知名度は低めですが、履き心地・デザインともに非常に高水準です。
僕が3年履いた「PADRI」は、足の甲に1本のストラップがついたシンプルなサンダル。
価格は8,800円(税込)です。
デザイン性・履き心地・耐久性などの面から、詳しくレビューしていきます。
スタイリッシュで洗練されたデザイン
PADRIは、シャワーサンダルの形ながらもかなり上品な印象。
洗練されたオールブラックの配色、ミニマルなデザインが特徴的。
ディテールは、ナイロン素材のストラップ・メッシュ素材のアッパーの組み合わせ。
同じ黒でも色合いや素材感が異なるので、シンプル過ぎない絶妙なバランスです。
ロゴも良いアクセントになっています。
360度で見るとこんな感じ。
シャワーサンダルでありながら、非常にスタイリッシュに仕上がっている印象です。
安っぽさは皆無で、都会的な雰囲気も感じます。
脱ぎ履きが非常にラク
PADRIは、足の甲にストラップがついているだけのシャワーサンダル。
脱ぎ履きがめちゃくちゃラクです。
サラッと履いてパッと脱げて最高ですね。
街履きはもちろん、近所のコンビニに行くときにも重宝します。
履き心地は最高。1日中履いても疲れない
履き心地は本当にすばらしく良いです。
理由は、スイコックのサンダルには以下の2つの特徴があるから。
- 立体的なフッドヘッド
- クッション性の高いダブルソール
フッドヘッドとソールは、世界的なソールメーカー「ビブラム社」と共同開発しています。
スイコックのサンダルは、フッドヘッド(足を乗せる部分)がかなり特徴的。
ご覧のとおり、立体的なデコボコがあります。
足の指のつけ根・土踏まず・かかとの3か所がボコッと突き出ていますよね。
人間の足の形状は平らではありません。
スイコックのサンダルでは、このデコボコが足の形にしっかりフィット。
おかげで歩くときの負担がかなり軽減されるんです。
ソールもビブラム社が独自開発した「モアフレックス」を採用。
(汚くて申し訳ないです)
モアフレックスは、高いクッション性・耐久性を兼ね備えた独自素材。
通常は、ソールのクッション性が良い=潰れやすくて劣化も早いです。
モアフレックスは、クッション性・軽快さはありつつも、 劣化しにくい特徴を持ちます。
また、ソールの形状はギザギザでグリップ力も高め。
濡れた地面の上を歩いてもすべりません。
クッション性の高さは、フッドヘッドとアウトソールが重なった作りからも折り紙付き。
(ソールが二重なので「ダブルソール」と言います)
地面についた感じは本当にフカフカで、また軽さも十分。
1日中歩いていても、本当に疲れにくいです。
「サンダルは足が疲れる」と思っている方も多いはず。
そんな方にこそ、ぜひスイコックのサンダルを履いてほしいです。
圧倒的な機能性・履き心地の良さにきっと驚きますよ。
本当に合わせやすく、汎用性が高い
スイコックのサンダルは、かなり合わせやすいデザイン。
ロゴ等の主張はありますが、あらゆるコーデ・服装になじみます。
Tシャツとデニムを合わせたベーシックなコーデ。
スイコックのサンダルはラフな雰囲気になりすぎず、程よく上品な印象になります。
ショーツとも合わせやすいです。
軽さは出ますが、長袖シャツ等でバランスを取るとかなり良い感じ。
シャワーサンダルでありながら、レザーサンダルにも近い上品さを感じます。
本当に使いやすいので、夏は気づくとスイコックばかり履いちゃいますね…
耐久性も十分。ソールの減りも少ない
↑3年履いた段階でのソールのすり減り具合
前述の通り、ビブラム社の「モアフレックス」ソールは耐久性もかなり高いです。
めちゃくちゃヘビーに履いていますが、ソールの減りは非常に少ないですね。
特に春夏は履く機会が多く、普通に5km以上歩くこともよくあります。
加えて近所を出歩くときも、だいたいスイコックを履いていますね。
さすがに多少はすり減っていますが、まだまだ履けるレベル。
ガンガン履いても長く使える耐久性も、非常に素晴らしいポイントです。
スイコックのサンダルのデメリット・気になる点
続いてデメリットです。
基本的には文句なしで良いサンダルですが、どんな物にもマイナスな点はあります。
あまり良くない点を知りたい方も多いと思うので、正直に書きます。
①:アウトドアには向かない
スイコックのサンダルは、あくまで街履き用がメインです。
ソールは柔らかめなので、山や川でハードに使用すると壊れてしまう恐れがあると思います。
必然的に、アウトドア用途も考えている人には向きません。
(ビーチに履いていく程度なら問題ないと思いますが)
アウトドアでもガッツリ使いたい方には、Chaco(チャコ)がおすすめ。
チャコのサンダルは、元々アウトドア用途を考えて作られています。
ソールも非常に頑丈なので、街から山まで非常に幅広く使えますよ。
関連:【サイズ感】チャコのサンダル・Z1クラシックをレビュー
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②:価格が高い
スイコックのサンダルの値段は、比較的高めです。
他のブランドのサンダルは1万円あれば大体買えます。
一方でスイコックのサンダルは「1万円から」買える感じです。
PADRIは8,800円なので、スイコックの中ではお手頃。
しかしシャワーサンダルで8,800円ですから、客観的に考えて高額だと思います。
(2〜3,000円で買えるシャワーサンダルも多いので)
ただ「コストパフォーマンス」で見ると、スイコックはかなり高いと思います。
安いサンダルは、基本的に物持ちが良くない・デザインが微妙等の欠点があります。
一方スイコックは、非常にこだわった品質・合わせやすいデザイン性が特徴的。
- 服装を選ばない=履く機会が多くなる
- たくさん履いてもダメにならない:僕は3年以上履いている
多少高くてもたくさん履けるので、コスパが非常に良いんです。
個人的には、安いサンダルをすぐに買い換えるより、スイコックの方が良いなと思います。
(見た目もカッコいい上に長く履けるので)
スイコックのサンダルのサイズ感とサイズ選び
通販等で買い物する際、最も気になるのは「サイズ感」です。
サイズ選びに失敗すると、快適に履けなくなりますからね…
以下にて、スイコックのサイズ表記・サイズ感を解説していきます!
ただ結論を言うと、スイコックはいつものサイズを選べばOKです。
スイコックのサイズ表記
スイコックのサイズは、USサイズ・CMサイズの2つ表記があります。
それぞれの対応は以下の通りです。
USサイズ | cmサイズ |
5 | 23cm |
6 | 24cm |
7 | 25cm |
8 | 26cm |
9 | 27cm |
10 | 28cm |
注意点として、ハーフサイズの展開はありません。
(ハーフサイズの例:25.5cm・26.5cmなど)
スイコックのサイズ感とサイズ選び
サイズ感としては標準的です。
スイコックは日本のブランドなので、日本人の足にあった形・サイズ感になっています。
海外ブランドのような難しさは基本的にありません。
サイズ選びも、いつものサイズ=普段履いているスニーカーと同じサイズでOK。
- 日本人の足にあった形・シルエット
- ストラップで幅や甲の調整が可能
理由は上記の2点です。
特にスイコックのサンダルは、大半がストラップやベルクロでサイズ調整できます。
(僕が愛用しているPADRIは、2つのベルクロで調整するタイプ)
人によって幅の広さ・甲の高さは違いますが、どんな人でも好みのフィット感を実現。
基本的にいつものサイズを選べば問題ありません。
総じてスイコックは、さほどシビアにサイズを考えなくて大丈夫ですよ。
迷ったら大きなサイズを選ぶべき
スイコックは1サイズ刻みなので、普段「ハーフサイズ」を選ぶ方はサイズに迷うはず。
結論、迷ったらサイズアップがおすすめです。
幅が大きい分にはストラップで調整できる一方、タテが足りないと調整できないからです。
スイコックのサンダルは、タテの長さはさほど大きくありません。
僕は多くのスニーカーで27cmがジャストサイズで、スイコックも27cmです。
上の2枚の写真を見ると分かるように、タテはかなりジャストですよね。
つまり、小さめを選ぶ→タテが収まりきらなくなる可能性があるんです。
いつも「〜.5cm」のサイズの靴を選ぶ方は、ハーフサイズ大きめを選ぶべきです。
実際、ショップの店員さんも同じことを言っていました。
僕が「ジャーナルスタンダード」で購入した際のやりとりが以下です。
幅はストラップで調整できるので、サイズダウンはおすすめしません。
迷ったら「サイズアップ」を選ぶのがおすすめです。
スイコックのサンダルに関するよくある質問
スイコックのサンダルに関してよくある質問に答えます。
3年履いた感想をもとに回答するので、ぜひ参考にどうぞ。
①:テバとスイコックはどっちが良い?
特にストラップ型のサンダルで、テバとスイコックで迷っている方も多いはず。
(僕はテバのサンダルも持っています)
【サイズ感も解説】Tevaのサンダル・ハリケーンXLT2のレビュー
どちらがおすすめかは、用途・価格・好みによります。
- テバがおすすめ
→アウトドア用途も考えている・安めが良い・定番的なものが好き - スイコックがおすすめ
→街履きメイン・ある程度高くてもOK・周りと被りたくない
テバもスイコックも両方良いので、一概には言えないところ。
街履きとしての完成度はスイコックが上、価格と用途の広さはテバが上かなと。
(周りに差をつけたい人は断然スイコックがおすすめですが)
お財布・用途・趣味から考えて決めるのが良いかなと思います。
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②:スイコックのサンダルは痛い?
結論、全然痛くないです。
僕は3年以上履いていますが、痛いと思ったことは全くないですね。
前述のとおり、ソールの機能性が高いので歩きやすさは抜群。
加えて、素材自体もかなり柔らかいんですよね。
足に直接触れる部分が、肌触りの良いクッション素材になっています。
擦れたりすることが一切なく、本当に優しい履き心地です。
スポーツサンダルは、ストラップ部分が固くて靴擦れするものも結構多いです。
その点、スイコックはかなり履きやすい・痛みがない設計になっていますよ。
スイコックの人気モデルを紹介
僕が履いているPADRIの他にも、スイコックには人気モデルがたくさんあります。
定番のタイプを中心に、スイコックのおすすめサンダルを紹介します!
DEPA
出典:https://jp.suicoke.com/
DEPA(デパ)は、スイコックの中でも大定番のサンダル。
ベーシックなストラップ型で、フィット感・合わせやすさが特徴的ですね。
KISSE
出典:https://jp.suicoke.com/
KISSE(キシー)もスイコック定番の形。
非常にボリューミーな形で、特にモードなスタイリングに合いそうです。
MOTO VS
出典:https://jp.suicoke.com/
MOTO(モト)は、2本のストラップが特徴のシャワー型のサンダル。
PADRIに比べてボリューム・存在感があり、ソックスに合わせてもカッコ良さそう。
スウェードレザーを使っているので、大人っぽさも感じます。
スイコックのサンダルは履き心地とデザインが最高
3年履いたスイコックのサンダル・PADRIをレビューしました。
スイコックのサンダルは、合わせやすさ・履き心地ともにかなり良いです。
スポーツサンダルながら、軽さ・ラフさが出過ぎません。
程よく大人っぽいので、本当に何にでも合います。
履き心地の良さも相まって、夏は気づくとスイコックばかり履いちゃいますね…
(人と被りにくいのもポイント高いです)
価格は高めですが、長く履けるので値段以上の価値はあります。
この夏のサンダルに、スイコックは非常におすすめです!
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