こんにちは。ヒロシです。
ファストファッションを使って手頃な価格でおしゃれが楽しめる今の時代。
しかし、安い服を大量に買っても結局はタンスの肥やしになっていることに気づき、質の高い服を長く着る「スローファッション」を実践したいと考えている人もいますよね。
そこで本記事では、
- スローファッションを実践するために必要な、長く着られる服の条件(選び方)
- 長く着られる服が買えるおすすめのブランド
について解説しています。
ちなみにこの記事を書いている僕は、私服を年間15着程度に厳選しているミニマリストです。
(僕の全部の服については以下の記事で書いています)
いま着ている多くの服が数年以上着ているものであり、スローファッションを実践している一人だと自負していますので、ぜひ参考にしてみてください。
スローファッションとは?
冒頭でも軽く触れましたが、もう一度スローファッションついて確認しておきましょう。
スローファッションとは、1枚の服を長く愛用していくファッションの楽しみ方のこと。
トレンド重視で服を選び、1シーズンくらいでどんどん買い替えていく「ファストファッション」とは真逆の概念になります。
近年はファストファッションブランドが人気となり、安い価格でおしゃれな服が手に入るようになりました。
でも価格が安い分、何年も着られるほど品質は良くありませんし、また安いからとたくさん購入しても着ない服が出て結局無駄になります。
流行に疲れてしまうこともあるでしょう。
逆にスローファッションは、価格が高くてもこだわりの服を厳選し、それを長く愛用していこうとするファッションのあり方。
確かに1着にかかるお金は高くなるものの、長年使っていると愛着も湧きますし、流行にも消耗しません。
心から好きな服だけに囲まれることにもつながるので、満足度もかなり高くなりますよ。
長く着られる服の条件・選び方【スローファッション】
スローファッションを実践する上で大事になる、長く着られる服の条件・選び方としては、以下の5つがポイントです。
- 飽きのこない普遍的なデザイン
- 繰り返しの着用に耐えられる丈夫さ
- 着心地が良い
- 着用による経年変化
- それなりに高い服であること
順に詳しく書いていきます。
①:飽きのこない普遍的なデザインであること
長き着るためには、飽きのこないデザインであることが必要です。
というのも、流行を意識したようなテイスト・カラーの服や、奇抜なデザインの服は飽きるのが早いから。
自分の中で飽きてしまうと、服がまだ着られる状態であっても着なくなってしまいますよね。
長く着るためには、定番とも言えるようなアイテムを揃えるのがおすすめです。
②:繰り返しの着用に耐えられる、丈夫な服であること
長く着られる服には、耐久性のある丈夫な服であることも必要です。
長く着るということは、当然着用と洗濯の回数が多くなります。
着ているうちにヨレてしまったり、糸がほつれてきたりすると、どんなに気に入っている服でも処分するしかなくなりますよね。
つまり、長く着るためには繰り返し着用しても劣化しないような、丈夫な素材・しっかりした縫製の1着を選ぶ必要があるのです。
もちろん服を丁寧に扱うなどのケアは必要ですが、生地や縫製の問題で、丁寧に扱っていてもすぐに着られるなくなってしまう服もあります。
③:着心地が良いこと
長く着るためには「着心地が良いこと」も1つの条件になってきます。
これは僕の経験から言えることなのですが、どんなにデザインがカッコいい服でも、着心地が悪い服は手に取る回数がどんどん減っていきます。
着心地が悪い=着ていてストレスになるということですからね。
そのため試着をする際には、着ていて気持ちが良いか(or悪くないか)まで確認するのがベストです。
④:着ていくごとに経年変化が楽しめること
着ていくごとに体に馴染んだり、色味が変わったりという「経年変化」が見られる服は、長く着られます。
ファッションはある意味「飽きとの戦い」という面があります。
普遍的なデザインで、なおかつ心から気に入って買った服であっても、着用を繰り返していくうちに徐々に飽きてきてしまい、最後には着なくなってしまう経験をした方も多いのでは?
自分で使っていくうちに、服に対して当初感じていたようなトキメキを感じなくなってしまうということです。
服は着ていくごとに、少なからず「劣化」していきますからね。
そこで、自分が着ている服に対してトキメキをずっと持ち続けるためには、どんどんプラスの方向に変化していく(経年変化する)服を選ぶのが効果的です。
経年変化する服は、自分とその服の歴史を語っているような気がしてワクワクした気持ちにさせてくれます、どんな時でも新鮮さを感じさせてくれるんですよね。
いわば、服を「育てていく」感覚です。
ちなみに僕も経年変化が大好きで、デニムや革製品(服ではありませんが)を育てるのによろこびを感じています。
長く使える服(orモノ)が欲しいという方には、経年変化するアイテムを選ぶのをおすすめします。
経年変化する素材は、タフで長く使えるものが多いですしね。
⑤:それなりに高い値段のする服であること
長く着られる服を選ぶには、それなりに高い値段がすることも必須。
1着の服を長く着るためには、丁寧に服をケアしないといけません。
しかし、安い服だと「丁寧に扱おう」とはなかなか思えませんよね?
という感じになってしまいます。
その結果として、安い服は1シーズン程度でダメになる可能性が高いです。
でも一方で、高い服ならば雑に扱ったりしませんよね?
という感じで、洗濯に気を使ったり、定期的にクリーニングに出したりするはず。
やや逆説的ではありますが、高い服の方がしっかりとケアが行われるという意味でも、長持ちしやすいということです。
なお、このことを含めた高い服を着るメリットについては、以下の記事でまとめていますので、あわせて読んでみてください。
スローファッションの実践!長く着られる服のおすすめブランド(メンズ・レディースOK)
上で書いた条件を満たしたような、長く着られる服のブランドとしては、
- シンプルで使いやすいデザインの服を多く揃えているブランド
- 天然素材を用いた、ナチュラルな雰囲気のブランド
- アウトドアブランド
の3つをおすすめします。
①:シンプルで使いやすい服を揃えているブランド
シンプルで使いやすい服を揃えてるブランドとしておすすめなのは、以下の5つ。
- YAECA
- A.P.C.
- 10YC
- TEATORA
- セントジェームス
- 無印良品
いずれも以下の記事にて詳しく説明しています。
こちらでご紹介したブランドは、いずれもシンプルなデザインで使いやすい服が多いのに加え、定番品として毎シーズン同じものを作っています。
お気に入りとして長く愛用できますし、着倒してしまった場合でも同じものを購入できます。
無印良品以外は価格がお高めですが、その分品質も申し分ないですし、長く愛用できること間違いなしでしょう。
②:ナチュラルな雰囲気のブランド【メンズ・レディース別で紹介】
天然素材を用いた服を揃えている、ナチュラルな雰囲気のブランドも長く愛用できます。
メンズのナチュラル系ブランド
- nestRobe CONFECT
- OUTIL
- YAECA
- GARMENT REPRODUCTION OF WORKERS
- COMOLI
- FIRMUM
- ordinary fits
(以下の記事で詳しく解説しています)
レディースのナチュラル系ブランド
- nest Robe
- Maison de Soil
- evam eva
- mizuiro ind
- Veritecoeur
(こちらも以下の記事で解説しています)
ナチュラル系のブランドは着心地も良いですし、経年変化するような天然素材を使っているのも特徴的。
上でご紹介したブランドはデザイン的にも長く使いやすいですし、素材や縫製の質も文句なく良いので、かなりおすすめです。
アウトドア系のブランド
アウトドア系のブランドもおすすめ。
アウトドアブランドは機能性と耐久性がとにかく高いので、長く着られます。
また、ノースフェイスやパタゴニア等のブランドだと、シンプルでカッコいいデザインの服も多いですね。
ちなみにノースフェイスのコンパクトジャケットは、僕も愛用しています。
また、アウトドア系のブランドのアイテムは、適当に扱ってもダメにならないほど丈夫なので、「1着の服を長く着たいけれど、しっかりケアするのは苦手」という方にもおすすめです。
スローファッションで、いい服を長く着よう
本記事では、長く使える服の選び方やおすすめブランドについてご紹介しました。
1つの服を長く着るためには、いろいろな条件があることをお分りいただけたかと思います。
ただ、お気に入りで長く着ている服でも、着ているうちにくたびれていまったり、全体的に劣化してしまうことがあります。
そんなときにはキレイナ
キレイナはいわゆる「宅配クリーニング」なのですが、
- 洗えない服・高級ブランドの服でもしっかりクリーニング
- 他店で断られた服でもクリーニングを任せられる
- 服の汚れを落とすのみならず、服を新品のように蘇らせる
という特徴がある、唯一無二のサービス。
特に③がすばらしく、着て数年経っている服でも、キレイナを使えば服を買った時のようなトキメキが思い出せるのです。
キレイナは実際に僕も使ったことがあるサービスで、以下の記事で詳しくレポートしています。
服の復活ぶりにきっと驚くはずです(笑)。
価格的にはお高めですが、服を長く使いたいという方にはぴったりのサービスになっています。
スローファッションを実践したいという方、長く着ている服がくたびれてきた方は、ぜひ公式ホームページをチェックしてみてください。