こんにちは。ヒロシです。
秋冬になると着る機会が増える「ニット」。
ウールを着る方が多いと思いますが、僕は通年使えるコットンニットを推しています。
コットンニットの大きな魅力のひとつが、「自宅で洗える」ということ。
とはいえ、コットンニットの具体的な洗い方がわからないという方も多いのでは?
そこで本記事では、
- コットンニットを洗う時の手順
- 洗う際に注意すべきこと
について書いていきます。
コットンニットを洗う手順・注意点まとめ
コットンニットに関しては、以下のような注意点さえ守れば、型崩れ等することなく安心して洗うことができます。
ちなみに僕が今回洗ったコットンニットは、もう2年くらい愛用している”bukht(ブフト)”のビッグワッフルという定番アイテムです。
必ず畳んでネットに入れる。そして他の物と一緒に洗わない
ニットはかなりデリケートな服なので、洗濯機で洗うに際してはそれなりの注意点が必要です。
まず、必ずネットに入れてください。
というのも、洗濯によって擦れたりする過程で衣服にはダメージが蓄積されていきます。
これを防ぐためにもネットに入れて保護する必要があるのです。
他の物と一緒に洗わないのも同じ理由。
服同士の摩擦によって生地が傷んでしまったり、伸びてしまったりするので、ニット等の特にデリケートな服を洗う時やお気に入りの服を洗う時には、この2点については徹底した方が良いかと。
洗濯機の「おしゃれ着モード」で
また、洗濯機で洗う際には必ず「おしゃれ着モード」にしましょう。
これについては洗濯機によって「ドライモード」や「手洗いモード」等名称は様々ですが、なんとなくわかると思います。
洗濯機で洗う際の一番のポイントは「脱水時間を少なくすること」です。
脱水した方が早く乾くのですが、脱水は服に与えるダメージが相当大きいです。
なので、脱水時間を極力短くしてあげないといけません。
とはいうものの、ベストな脱水時間は人によりけりですし、設定方法がなんだかよく分からない場合もあるかもしれませんので、とりあえず「おしゃれ着モード」で洗ってしまえば問題ありません。
干し方は必ず「平干し」で
最大の注意点です。必ず「平干し」で干しましょう。
通常のようにハンガーで干してしまうと、肩の部分の重みで袖が伸びてしまうのです。
なので、写真のように伸びやすい肩~袖をしっかりとつるしてあげてください。
このような干し方だと基本的に部屋干しになりますし、脱水時間が短いこともあるので、乾くまでに時間がかかってしまいますが、ニットが伸びたりして使い物にならなくなるよりは全然マシでしょう。
最初の写真と重複しますが、こちらが僕が以上の方法で洗濯したニットです。
型崩れ等することなく、汚れも落ちて綺麗になりました。
なお、通常の保存方法についても、ハンガーにかけるのではなく、必ず畳んでクローゼットに収納しましょう。
水を含んでいない状態でも、ハンガーにかけるとニットそのものの重みでどんどん伸びてしまいますので。
コットンニットは「水洗い不可」でも洗えることが多い
タグにある洗濯表示では、「水洗い不可」となっていることも少なくないコットンニットですが、以上のような注意点さえ守れば、全然洗えてしまいます。
僕のこのブフトのニットも「水洗い不可」の表示ですが、上の方法によってもう何度も洗濯をしています。
2年も着ていて、何度も洗濯をしていると、当然ながらややクタッとしてきたり、首回りが若干よれてきたりしますが、それでもその使い古された感じもまたかっこいい…
クリーニング代も維持費。ウールのニットは価格も維持費も高い
一方、ウールのニットだとどうしても洗濯機で洗うと型崩れしやすいです。
というより、ウォッシャブルウールではないウールのニットを洗濯すると非常に高い確率で型崩れして使い物にならなくなります。
(僕はクリーニング代をケチってウールのニットを洗濯機で洗ってダメにしたことがあります…)
つまり、ウールのニットはコットンニットに比べて価格も維持費(=クリーニング代)も高いのです。
でも最近は温暖化が進んだり、冬の電車・建物の中は暖房がきつかったりするので、コットンニットの方が使い勝手が良いように感じられます。
価格も安くて、洗濯機で洗えて、気温から考えて使い勝手も良い…
ウールニットではなく良いコットンニットを買って適度に洗濯して清潔を保ちつつ、おしゃれを楽しみましょう!
※追記
洗濯を繰り返してくたびれてきた時には、プロの手によるクリーニングをすると、コットンニットが復活して長く着られます。
宅配クリーニングならば、オンライン完結でお店に行く手間も省けるので、非常にラクに服のケアができますよ。