こんにちは。ヒロシです。
ワードローブに欠かせないアイテムの一つである「白シャツ」。
一枚でサラッと着てもよし、インナーに着てもよしという万能アイテムです。
誰もが持っている定番アイテムだからこそ、色々なブランドが出している「白シャツ」ですが、どれを選んでよいか迷ってしまいがち。
また、ベーシックなアイテムだからこそ、自分が本当に気に入ったものを選びたいですよね。
そこで本記事では、
- メンズ白シャツの選び方(購入の際に見るべきポイント)
- 価格別のおすすめ白シャツ(5,000円〜2万円超)
について書いていきます。
今まで色々な白シャツを実際に見てきた筆者が厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
メンズ白シャツを選ぶ際に見るべきポイント
白シャツを選ぶ際には、素材やシルエット、また自分がどのような着方がしたいのかを軸に検討していくのがおすすめです。
ポイント① 襟
白シャツ選びの大きなポイントの1つが、「襟の形」です。
ベーシックなレギュラーカラーはクリーンで上品な印象が出ますし、ボタンダウンカラーだと、アメカジっぽい感じになります。
また、襟のないノーカラー(バンドカラー)だと程よい抜け感が出て、シャツとTシャツの中間のようなテイストです。
自分の服のテイストや好みに合わせて決めるのが良いと思いますが、迷ったら最も使いやすいレギュラーカラーを選ぶのがおすすめです。
ポイント② 素材
白シャツは色々な素材で出ているアイテム。
多くの場合はコットン(綿)素材が使われていますが、同じコットンでも生地の織り方によって「オックスフォード」と「ブロード」に大きく分けられます。
ユニクロの「オックスフォードシャツ」をイメージしていただくと分かりやすいのですが、オックスフォード生地はガシッとした厚手の素材感が特徴的です。
出典:https://www.uniqlo.com/jp/store/
ザラッとした肌触りで、目の粗い生地なので、よりカジュアルな印象が出ます。
一方でブロード生地は、オックスフォード生地よりも薄手の素材感で、サラサラした生地のもの。
ビジネス用のYシャツの生地感を想像していただけると、より分かりやすいかと。
ザラザラとしたオックスフォード生地に比べて、ブロード生地は程よいツヤ感もあるので上品に着こなすことができます。
またコットン素材以外にも、リネン(麻)でできたシャツも多数リリースされています。
リネンは自然なシワ感が特徴的で、こなれた印象を簡単に出してくれる素材。着るだけで雰囲気が出ます。
リネン素材の特徴やカッコよさについては別の記事に詳しくまとめているので、そちらも参照していただければと思います。
ポイント③ サイズ感
自分にあったサイズ感のものかどうか、試着をして確認することが大切です。
特に大事なのは「肩が合っているか」「着丈はちょうど良いか」「アームホールが大きすぎたりしないか」という点。
特にジャストで着たいシャツの場合、肩が落ちているとだらしない感じになりますし、アームホールが大きすぎると途端に野暮ったい印象が出ます
また、着丈についてはタックアウトするのかタックインするのかを考えて、ちょうど良いものを選びましょう。
なお、試着の際に見るべきポイントについては別記事でまとめていますので、あわせて見ていただけたらと思います。
https://www.ponkotsu-hitomishiri.com/entry/cloth-try
ポイント④ シルエット
ジャストサイズですっきりと着る白シャツの他に、ブランドによって個性的なシルエットを採用しているものもあります。
全体をゆるく仕上げて独特の空気感を演出したり、身幅を大きく&着丈を短くしたボックスシルエットを採用したり。
白シャツは非常にベーシックなアイテムですが、シルエットで遊んでみても非常にカッコいいでしょう。
価格帯別・メンズ白シャツのおすすめブランド5選【名作の白シャツも】
ファッションブロガーのヒロシが、「これは良い!」と思ったおすすめの白シャツを価格帯別にご紹介します。
人によって予算は様々だと思われるので、あえて価格帯を分けて(5,000円以下〜2万円超)厳選しました。
ベーシックなものから個性的なもの、また名作と呼ばれる白シャツまで色々と扱いますので、上に書いた白シャツの選び方とあわせて参考にしてみてください。
5,000円以下:無印良品
あまりお金をかけられない…という場合は無印良品が良いでしょう。
シンプルな定番品を作り続けている無印良品。ミニマリストにもおすすめです。
ナチュラルな風合いで垢抜けた感じが出ますし、なによりシルエットがとても綺麗なんです。
よく無印良品と比較されるUNIQLOのシャツは、タックインを前提に作られているため着丈が長すぎます。
一方で無印良品はタックインもアウトもできる絶妙な着丈なので非常に使いやすいんですよね。
素材もカジュアルなオックスフォードと、よりキレイ目なブロードの2種類が用意されていて、自分好みの方を選べます。
個人的にはブロードの洗いざらしの質感がこなれていておすすめ。
それで価格は2,990円。コストパフォーマンスがかなり高いです。
1万円:Manual Alphabet(マニュアルアルファベット)
出典:https://www.struct.biz/?pid=101602918
1万円くらいの価格帯だとセレクトショップのオリジナル品(通称:セレオリ)がメインの選択肢になってきます。
でも、このくらいの価格から買えるブランドとして、マニュアルアルファベットを推します。
マニュアルアルファベットは大阪発のシャツを基本としたファクトリーブランド。
マニュアルアルファベットは1万円という価格ながら、母体が工場であるメリットを最大限活用しており、非常にコストパフォーマンスが高いです。
しっかりとした縫製、高品質のコットンを使うなど、随所にこだわりが満載。正直、同じ値段でセレオリを買うなら断然マニュアルの方が良いでしょう。
日本人に合った綺麗なシルエットの、質の高いスタンダードなシャツが欲しい方にはマニュアルアルファベットがおすすめです。
また、ルーズなシルエットのものやバンドカラーのもの等、バリエーションも豊富なので、色々と着比べてみても面白いと思います!
1万5,000円:DIGAWEL(ディガウェル)
1万5,000円のものとしては、ディガウェルが定番で出している白シャツがおすすめ。
僕も愛用しているディガウェルのシャツ。ブランドが設立時より定番として作っている名品です。
このシャツのこだわりポイントが上の記事に書いてありますが、ディガウェルのシャツはいわゆるスタンダードな(無印やマニュアルアルファベットのような)シャツとは違います。
全体的なシルエットはゆるく仕上げられており、着丈はやや短めのボックスシルエット。
パッと見ると普通の白シャツですが、小さな襟やカフスなど他の白シャツとは異なったディテールを採用しており、ほどよい個性が演出されています。
1枚で着た時にもこなれた雰囲気が出て、不思議な存在感がありますよ。
白シャツってベーシックなアイテムであるが故にコーディネートの脇役的に捉えられがちですが、ディガウェルのシャツは主役級の存在感があるのです。
洗いざらしのナチュラル感がかっこよく、アイロン要らずに着られるディガウェルの白シャツ。
やや太めのパンツやショーツとの相性が抜群に良く、本当におすすめですね。
2万円超:COMOLI or INDIVIDUALIZED SHIRTS
2万円以上になると、めちゃくちゃ品質の高いシャツが購入できます。
値段は張りますが、使っている素材は一級品で、シルエットも抜群なので是非試してみてください。
COMOLI(コモリ)
出典:http://citylights2012.blog.fc2.com/
「全ての洋服の原型は欧米から生まれ、ある目的のために作られた物である」をコンセプトにしている”COMOLI”。
ファッションフリークから絶大な支持を得るブランドです。
COMOLIの代表的なアイテムである白シャツ(コモリシャツ)は、シルクのような滑らかな肌触りの極上素材を使用し、独特のヌメリや光沢感があるドレスシャツ。
一番上のボタンを外した時の襟の開き具合が絶妙ですよね…
ゆるめでリラックス感のあるシルエットに仕立てられており、着心地も抜群で空気をまとっているような雰囲気が出ます。
ワイドパンツと合わせるとシンプルながらも抜群にカッコいいです。
まさに究極の日常着ともいえるような完成度の高さ。
価格は2万円超(22,000円+税)と高めですが、その価格以上の満足を得られる、服好きを唸らせる逸品です。
INDIVIDUALIZED SHIRTS(インディビジュアライズドシャツ)
出典:http://www.tigersbro-online.com/product/4616
INDIVIDUALIZED SHIRTSは、ボタンダウンシャツの元祖である「ブルックスブラザーズ」のシャツを作っていたアメリカのブランドです。
インディビの白シャツは一見ベーシックなボタンダウンシャツですが、パターンや生地のカッティング、縫製技術など、あらゆる部分で世界最高峰ともいえる品質を誇っています。
また素材も高級なコットン素材を惜しげも無く使用しているので、ハリやコシがしっかりある本当にタフな生地になっていますね。
価格は25,000円程度と、ベーシックな白シャツながら非常に高いのですが、品質的には最高級ですし、何より長く着られるので非常におすすめです。
白シャツをつかったおすすめのメンズコーデ
さて、本記事でご紹介した白シャツを使ったコーディネートをご紹介していきます。
白シャツはサラッと1枚で着られるアイテムですが、コーディネートを見ることによって、実際にどのように着ればいいのかイメージしやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
無印良品の白シャツを使ったコーデ
出典:https://wear.jp/hiyoko927/14745532/
無印良品の白シャツを使ったキレイ目なテイストのコーデ。
3,000円以下という低価格ながらも非常にシルエットがキレイなので、かなり良い感じに決まっていますよね。
着丈の長さやラウンドしたスソもちょうどよく、上のコーデのように袖をまくってあげるとこなれ感も出ます。
無印良品の白シャツは、手頃な価格&キレイ目からカジュアルまで対応できる、使い勝手が非常に良い白シャツですね。
Manual Alphabetの白シャツを使ったコーデ
出典:https://wear.jp/pon913/12147237/
上でもご紹介した、マニュアルアルファベットの白シャツを使ったコーデです。
マニュアルのシャツは非常にベーシックな形なので、1枚でメインに着るのはもちろん、こちらの写真のように重ね着もしやすいのが特徴的。
ビッグシルエットの白シャツは抜け感がでてカッコいいのですが、ニットやベストを上から着ると収まりが悪いのが難点。
その点、マニュアルの白シャツは色々な使い方ができるので、オールシーズン活躍しますよ!
COMOLIの白シャツを使ったコーデ
出典:https://wear.jp/gejx2opnpretty/1615254/
こちらはCOMOLIの白シャツを使ったコーデです。
COMOLIのシャツは独特の空気感をまとっているのが特徴的なので、1枚でサラッと着ると本当にカッコいい。
また、白シャツは上品なテイストのアイテムなので、子どもっぽくなりがちなショートパンツに合わせると、大人っぽいテイストを足してくれて良い塩梅にまとまります。
メンズ白シャツの襟汚れにはウタマロ石鹸がおすすめ
白シャツの大敵といえば「襟の黄ばみ」ですね。
どんなに気を付けて着ていても、着用を繰り返すうちに首元の汗によってどうしても黄ばんできてしまうもの。
そんな時はウタマロ石鹸を使いましょう。
ウタマロ石鹸を使えば気になる黄ばみ汚れもしっかり落ちます。
また、食事の時に「シャツにシミを作ってしまった!ショック!」という場合も同じようにウタマロ石鹸を使えばだいたい落ちるので、是非揃えておきましょう。
あとがき
白シャツ選びの際のポイントと、価格帯別に白シャツのブランドを紹介しました。
誰もが持っている普遍的なアイテムだからこそ、自分だけのこだわりを見つけたい白シャツ。
色々と着比べて、マイ・スタンダートともいえるシャツを見つけてください!