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ファッション

【失敗しない】ウールメルトン素材のコート選び方の3つのポイント

こんにちは。ヒロシです。

冬アウターの定番素材である、ウールメルトン。

見た目にもあたたかく、冬らしい雰囲気・季節感を味わえます。

 

しかし、選び方を間違えると悲惨なことにもなりかねません。

メルトン素材の欠点をモロに食らい、後悔する可能性が高いです。

僕自身も選び方を間違えて、結果としてあまり着ずに終わったメルトンコートが過去に何着かありました…

今回は僕の失敗経験をふまえながら、メルトンコートの失敗しない選び方を書きます。

 

ちなみに僕は、このファッション系ブログを5年ほど運営中。

これまで色々なアウターを着てきたので、参考になるかと思います。

 

記事の後半には、良質なコートをお得に買う方法も紹介します。

3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。

【前提】ウールメルトン素材のコートの欠点【毛玉ができやすい等】

【前提】ウールメルトン素材のコートの欠点【毛玉ができやすい等】

ウールメルトン素材のコートには以下のようなデメリットがあります。

  • 毛玉ができやすい
  • 静電気が起こる
  • 寒い・水に弱い

選び方を失敗すると、上記のデメリットを食らう可能性があるので要注意です。

※詳しくは、冬のコートにウールメルトン素材をおすすめしない理由で書いています。

 

しかし、もちろん「モノ」によります

良いメルトンコートは、耐久性や保温性に優れており、デメリットをあまり感じないはず。

以下では、失敗しない選び方のポイントを解説していきます。

NO CONTROL AIR スーパー100’sウールメルトンロングコート

失敗しないメルトンアウターの選び方の3つのポイント

失敗しないメルトンアウターの選び方の3つのポイント

あたたかく&長く着られる、ウールメルトン素材のコート選びのポイントは以下の3つ。

  • ウールを80%以上配合している
  • 裏地がある
  • 目の詰まった生地感

これらを満たしていないメルトンコートを選ぶと、失敗する可能性が高くなります。

寒さに凍えたり、すぐに毛玉だらけになることも十分あり得るでしょう…

選ぶ際には、よくチェックしてください。

①:ウールを80%以上配合している

1つ目が「ウールを80%以上配合していること」です。

ウールはメルトン生地で使われる定番的な素材。

保温性が高く、見た目にも暖かい上に重厚感があります。

 

しかし、中には「ウールメルトン」を謳っていながら、安いアウターもあります。

安いメルトンアウターは、安価なポリエステル等の化学繊維を多く配合しているのが特徴です

混紡素材をうまく加工して、本物らしいフワッと感を出しているんですよね。

しかし、ポリエステルが多いメルトン素材のコートはマジで買わない方が良いです。

圧倒的に毛玉ができやすく、明らかに安っぽく見えます

(そして何より、保温性が低くて寒いです)

 

そこで、ウール等の動物性繊維を80%以上配合しているアウターを選びましょう。

(ウールのほか、カシミアやアルパカ等でもOKです)

ウール80%以上だと、見た目的にもしっかりしていますし、保温性も十分。

(というより高品質なコートは、普通ウールが80%程度は配合されています)

 

ちなみに僕の経験上、ポリエステルが入ると途端に安っぽくなる印象です。

見た目・機能を考えると、下記のような素材のコートを選ぶべき。

  • ウール100%
  • ウール80%〜90%+ナイロン

寒い・安っぽい等の問題点はほぼ避けられると思いますよ。

 

参考:ウール100%のコートのデメリット

ウール100%が最も良いってことでOK?
ナイロンも入ってない方がいいのかな?

上記のように疑問を持つ方もいるはず。

ただ、これは一概には言えません。

 

確かにウール100%のコートは非常に暖かいです。

しかし重さが出る上に、摩耗によって毛玉ができやすい場合も。

そこで、耐久性を上げるためにナイロンをあえて混紡することが結構あるんです

  • ウール90%+ナイロン10%
  • ウール80%+ナイロン20%

価格帯の高いコートでも上記は結構見ますね。

 

そして経験上、ナイロンが少し入っていても大差ありません。

暖かさや質感などは十分ですし、しっかり長く愛用できますよ。

Hiroshi
Hiroshi
ウールが80%以上であれば、ナイロンの有無はあまり気にしなくてよいと思います。

②:裏地がある

2つ目が「裏地がある」こと。

出典:https://store.silver-and-gold.com/?pid=152421566

裏地がないメルトンコートも多いですが、あった方が確実に良いかなと。

 

裏地なしのコートのデメリット

  • 着心地
    →裏地がないと、袖通しが悪く感じる&静電気も起きやすい
  • 毛玉の防止の観点
    →摩擦により、インナーのニット等に毛玉ができやすくなる
  • 防寒性
    →冷たい風がダイレクトに体に当たる

上記のとおりで、裏地の役割はかなり大きいです。

Hiroshi
Hiroshi
着心地を良くする・インナーを長持ちさせる・寒さ対策の面で、裏地はあった方が良いと思っています

 

最近は、裏地なしのメルトンコートも増えています。

確かに裏地なしは軽やかで、早くから着られる等のメリットもあるでしょう。

しかし、やはり冬に着ることを考えたら、裏地は確実にあった方が良いかなと。

着心地を考えると、最低でも袖には裏地がついているコートを選ぶべきです

※高額なコートで裏地がないものもあります。
しかし、それは相当仕立てが良い例外的なものかなと思います

 

裏地の素材としては、風を通さないポリエステル素材が定番。

高品質なコートだと、より高級で袖通しの良いキュプラになり、着心地もアップしますよ。

③:目の詰まった厚みのある生地である

厚みがあって、目がギュッと詰まった生地のコートを選びましょう。

出典:https://jackinthenet.jp/2020/08/31/10291/

厚みのあるコートほど重くはなりますが、その分だけ温かさは増します。

 

購入前には、実際にコートの生地をよく触ってみてください。

なんかペラペラだなー

このように感じるコートは、どんなに安くても買わない方が吉

目がしっかり詰まった生地でないと、保温性や防風性・防水性が低いためです。

寒すぎるので、冬には対応できません。

「ちょっと固いかな?」と思うくらい、目がギュッと詰まったコートを選ぶのがおすすめ。

良質なメルトンアウターは、着ているうちに体になじんでやわらかくなります。

 

「目が詰まっている」と言っても、基準が少し難しいかもしれません。

ただ目の粗いコートは、陳列の段階で既に毛玉ができているものも多いです。

他の商品の生地と接触したこと・お客さんが触ったことによって、摩擦が起こるためですね

(またウールの配合率が少ないコートは目が詰まっていない傾向にあります)

 

買う前から少しでも毛玉があるコートは、その時点で買うのはやめましょう。

生地の目の詰まり具合は、よく見て&触てしっかりと確かめるのが良いですね。

補足:品質重視なら、カシミア配合やスーパー100ウール等

少し値段が張っても良いから、より品質の高いコートがほしい

品質重視の方は、カシミア配合・スーパー100等のウール素材のコートがおすすめ。

  • カシミア:軽さと暖かさのある高級素材
  • スーパー〇〇:原料となる繊維の細さ。数値が大きいほど高品質

上記の素材だと、生地がよりやわらかく、かつ上品なツヤ感が出ます。

着心地が良くなる上に毛玉もできにくいので、チェックするのがおすすめ。

 

注意点:スーパー100ウール=暖かいではない

ただ注意点として、「スーパー100等の記載がある=高品質」ではないです。

というのも、ウール配合率が低い場合が結構多いから。

スーパー100のウールを使っていても、ウール配合率が数十%なら微妙です。
スカスカで安っぽく、冬に着ると寒いでしょう…

あくまでウールの配合率や目の詰まり方を優先的に見てください。

(スーパー〇〇は「おまけ」くらいに考えるのが良いかなと)

 

最近は、安価な「スーパー100ウール」のコートも結構出ています。

(セレクトショップのアウトレット専売品など)

買い物で失敗しないように、よく注意してください。

NO CONTROL AIR スーパー100’sウールメルトンロングコート

【悲報】良いウールメルトンコートは、価格がかなり高い

【悲報】良いウールメルトンコートは、価格がかなり高い

メルトン素材のアウターを選ぶ際にチェックすべきポイントを書きました。

  • ウールを80%以上配合
  • 目の詰まった肉厚な生地
  • 裏地がついている

暖かさ・毛玉のできにくさ・耐久性などを考えると、いずれも非常に重要です。

 

しかし書いた内容を軸にコートを探していくと、おそらくかなり高額になります

  • セレクトショップのオリジナル品:4万円〜
  • ドメスティック(日本人デザイナー)ブランド:7万円〜
  • インポート(海外ブランド):10万円〜

最低でも4万円近くかかってくるはずです…

Hiroshi
Hiroshi
ドメスティックブランドだと、最近は10万円くらいは普通ですね。
正直かなり高いです。。

良いウールメルトン素材のコートを安く手に入れる方法

しかし、良いコートを少しでも安く手に入れたいと思いますよね。

そこで、以下に高品質なコートをお得に買う方法を紹介します。

①:楽天ファッション

セレクトショップオリジナルのコートを買うなら、楽天ファッションがおすすめ。

ポイントの還元率がかなり高いので、めちゃお手頃に買い物できますよ。

Hiroshi
Hiroshi
ポイントアップのキャンペーンもよく行っています。
定価だと3万円以上する場合でも、実際にはかなりお得に買えますね。

 

店舗で買う何倍もポイントがつく上、楽天ポイントは普段のお買い物でも使えます。

セレオリのコートを買うなら、楽天ファッションで買わないと損ですね。

【公式】楽天ファッションはこちら

店舗よりお得にコートが買える

②:コスパの高いドメブラ

出典:http://www.spike-select.net/archives/15113

より質の高いコートが着たいけど、10万円近くは出せない…

上記の方におすすめなのが、コスパの高いドメブラのコートです。

日本製でありながら、5〜6万円前後と比較的手頃な価格から買えます。

(セレオリのコートは中国製が多いです)

 

おすすめブランドは以下の3つ。

いずれも本当に良いコートなので、確実に長く着られるでしょう。

(個人的に3つともすごく好きなブランドです)

【ブランド紹介】STILL BY HANDの本当の魅力とは?

 

なるべく手頃にドメブラのコートを買いたい方は、ぜひチェックしてみてください。

(人気のブランドなのでぜひお早めに)

STILL BY HAND オーバーサイズド バルカラーコート

③:ブランド古着

ドメスティックや海外ブランドのコートは、定価だと10万円以上が普通。

しかし、ブランド古着ならば非常にお得に買えますよ。

Hiroshi
Hiroshi
ブランドにもよりますが、定価の半額以下は普通です。
80〜90%OFFも珍しくありませんね。

 

ブランド古着は、その名のとおり「ブランド服の中古品」です。

未使用品やほぼ着ていない状態の服も多く、問題なく着ることができます。

状態は商品次第ですが、ブランド古着で服を売るのは服好きの人です。
売ることまで見越している人が大半なので、あまり心配はありません。

「一流のコートを安く欲しい」という方にとって、最適な選択肢です。

 

楽天にはカインドオル等の多数のブランド古着店が出店しており、かなり品揃え豊富。

上記の人気ブランドは、いずれもコート1着10万円くらいします。

しかし、ブランド古着なら非常に手が出しやすい価格になっていますね

Hiroshi
Hiroshi
そして、国産ブランドはクオリティも本当に高いです。
たとえブランド古着でも、何年もにわたって着られるはず。

 

そんなにたくさん予算はないけど、本当に良いメルトンコートが欲しい…

こんな方はブランド古着一択ですね。

ただ各商品は1点もので、再入荷の可能性は非常に低いです。

気に入ったものがあったら、お早めをおすすめします。

【楽天】ブランド古着でコートを探す

基本的に1点物なのでお早めに

【まとめ】ウールメルトン素材のコートは、品質にこだわって選ぶべき

【まとめ】ウールメルトン素材のコートは、品質にこだわって選ぶべき

メルトンアウターを選ぶ際のポイントについて書いていきました。

ウールメルトンは、冬の代表的な素材です。

しかし値段によってピンキリで、選び方を間違えると確実に後悔します

毛玉ができてすぐにダメになったり、寒さを感じたりします。

値段が安くても、見た目・暖かさがダメだったら意味ないと思いませんか?

 

良いコートは確かにお財布的に痛いかもしれません。

しかし毛玉や寒さを回避できる上に、見た目にも上品でカッコいいです。

また長く着られるので、長期的な満足度は確実に高いでしょう。

 

予算的に少し厳しくても、手頃に良いコートを手に入れる手段もあります。

ぜひ後悔しないように、冬のメルトンコートを選んでください!!

STILL BY HAND オーバーサイズド バルカラーコート

 

良いコートをお得に買う方法