こんにちは。ヒロシです。
今日は、僕が大好きなレザーブランドであるHenderScheme(エンダースキーマ)について、ブランドの魅力と代表的なアイテム、手に入れられるお店などをご紹介していきます。
- エンダースキーマってどんなブランド?
- 良いレザークラフトのブランドが知りたい
- エンダースキーマが気になっている
といった方はぜひ参考にしてみてください。
HenderScheme(エンダースキーマ )とは
出典:http://www.honeyee.com/feature/fashion/000670
エンダースキーマは、柏崎亮氏が2010年に始めた浅草発のレザーブランド。
デザイナーの柏崎氏は靴職人ということで、元々は靴のブランドだったのですが、今ではあらゆるレザーアイテムを多くリリースしています。
柏崎氏は心理学を学んでいた大学3年生の当時、当時付き合っていた彼女の家の近くにあった靴工房の門を叩き、靴作りの修行を開始。
その工房で浅草の靴職人から靴作りを直に学び、2010年に25歳という若さでHender Schemeを立ち上げました。
ブランド名の「Hender Scheme」は、社会的な性差(例:男は青で女は赤)を表す心理学用語である「Gender Scheme(ジェンダースキーマ)」が元ネタ。
柏崎氏の「性差を超えたものづくりをしたい」という思いを込め、Genderの頭文字である「G」を、アルファベット順で1文字先にある「H」に変え、「Hender Scheme」というブランド名になりました。
Hender Scheme(エンダースキーマ )の代表的なアイテムは?
数々の人気アイテムがあるエンダースキーマですが、その中でも「名作」と呼ばれる代表的なアイテムをご紹介していきます。
MIPシリーズ
エンダースキーマといえば、デビューから2シーズン目にリリースされた「MIPシリーズ」でしょう。
MIPとは「Manual Industrial Products」の頭文字です。
各ブランドの名作スニーカーをオマージュし、靴作りの全行程を浅草の職人の手作業によって作っています。
このMIPシリーズについて、デザイナーの柏崎氏は次のように言っています。
MIPシリーズは、職人さんの技術や個性を伝えるにはどうしたらいいのかと考えていたときに思いついたアイディアなんです。
誰もが一目でわかるスニーカーという「工業製品」をあえてモチーフにして、職人さんの「手工業」で作る靴として提示することで、作り手の技術や味がわかりやすく表現できるんじゃないかと。
ーポパイ 2016年3月号
つまり、Manual Industrial Product(=人の手で作った工業製品)という名前の通り、職人さんの手によってスニーカーという工業製品を作っているということ。
まさに工業製品と工芸品の間に位置するのが「MIPシリーズ」ということですね。
MIPシリーズでは、アディダスやヴァンズ、ナイキ、ニューバランスといった有名ブランドのスニーカーをオマージュして、ヌメ革を使って作り上げられています。
出典:https://wear.jp/item/17693727/
ヌメ革を使っているということで、スニーカーでありながらもアメ色に経年変化を遂げるのもMIPシリーズの魅力。
出典:http://www.twelve0492233757.com/staffblog/2014/08/post-71056.html
ヌメ革は水に非常に弱いので、手入れはやや大変ではあるのですが、ここまで表情の変化を見せてくれると思うとワクワクしますよね。
価格は50,000円以上とスニーカーにしてはかなり高額ですが、それ以上の価値があると思わさせてくれるようなアイテムです。
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tail belt
エンダースキーマはヌメ革を使ったアイテムが非常に人気なのですが、その中でも特に愛されている名作アイテムが、「tail belt」です。
やや厚手のレザーを使用したこちらの「tail belt」は、幅は細めで華奢な印象がありながらも、名前の”tail”(=しっぽ)の通り全長が125cmとかなり長めに仕上がっています。
写真のように垂らしてあげると、簡単にコーディネートのアクセントになりますし、ヌメ革を使っているため、経年変化も期待できる逸品。
「理想通りの色味のベルトがない」といった方は、ぜひエンダースキーマのtail beltを手に入れて、自分の好きな色味に育てていきましょう。
pig bag
ヌメ革を使ったアイテムが多いエンダースキーマですが、名作の1つに数えられる「pig bag」はスウェードの豚革を使用しています。
独特な色ムラのあるスウェードレザーは、使っているだけで雰囲気が抜群。
荷物を入れるという機能性のみならず、スタイリングの一部としても存在感を放ちます。
使い込んでいくうちに風合いの変化を楽しむこともできます。
また、薄い豚革でできており、エコバッグのような見た目ながらも、非常に丈夫なのが特徴的。
僕はこのpig bagを使ってもう4年くらい経ちますが、今だに現役で使っています。
僕が持っているトートバッグのタイプと、持ち手が長いショルダーバッグのタイプがありますが、どちらも非常に人気の高い、エンダースキーマを代表するアイテムです。
Hender Schemeの(エンダースキーマ )の魅力って?
エンダースキーマの代表的なアイテムを紹介しましたが、エンダーには他にも魅力的なアイテムがたくさんあります。
そんなエンダースキーマの魅力に迫っていきます。
手頃な価格
革のアイテムというと、価格が高いイメージを持つ方もいらっしゃるでしょう。
エンダーのようなファッション性に優れたブランドならば尚更です。おしゃれな革製品というと、どうしても価格が上がりがちですからね。
しかし、エンダースキーマは浅草の職人との協力体制があるため、価格はかなりお手頃。
数千円で購入できるアイテムもたくさんあります。
代表的なアイテムということでご紹介した上のアイテムについても、tail beltは7,000円程度、pig bagは1万円程度です。
MIPシリーズについても、浅草の熟練の職人が全て手作業で作っているということを考えれば、決して高くはありません。
本革を使ったアイテムは価格がかなり高かったり、人気が出ると価格を上げるブランドが多い中、リーズナブルな価格で手に入れることができるアイテムを多数展開しているのは、エンダースキーマの大きな魅力です。
経年変化するヌメ革へのこだわり
エンダースキーマを語る上で外せないのが、「ヌメ革」です。
ヌメ革とは、植物性タンニンでじっくりとなめされた革のこと。
非常に丈夫なのに加え、使い込んでいくうちに鮮やかな経年変化が楽しむことができます。
ヌメ革の経年変化については、以下の記事をご参照いただければと思います(エンダースキーマではありませんが)。
エンダースキーマは、このヌメ革をあらゆるアイテムに使用しているので、「長く愛用して経年変化を楽しみたい」という方にぴったり。
一緒に年を取りたいと思えるようなアイテムが多数あるというのは、エンダースキーマの魅力かと思われます。
センス抜群の小物たち
エンダースキーマは元々は靴のブランドなのですが、あらゆる小物類をレザーを使って作り上げています。
中には、「こんなものまでレザーで作っちゃうの?」と驚いてしまうもの。
代表的な例で言うと…
ティッシュケース
メガネホルダー
出典:https://item.rakuten.co.jp/takanna/in-rc-gwh/
うちわ等。
出典:https://wear.jp/item/22006907/
日用品とも言えるようなあらゆるアイテムをレザーで作ってしまう独創性・センスの高さは、エンダースキーマならではものでしょう。
なお、財布やキーホルダーといったレザーアイテムについても、形や色味も含めてセンス抜群。
本当に素敵なアイテムを取り揃えています。
他ブランドとのコラボアイテム
ここ最近、エンダースキーマは他のブランドとのコラボにも積極的です。
「adidas originals」や「sacai」とのコラボが話題を呼びましたね。
出典:https://www.fashion-press.net/news/48748
出典:http://trip-web.com/roundtrip/sacaixhender-scheme/
各ブランドの個性と、エンダースキーマのモノづくりが融合したコラボアイテム。
非常に注目度が高いので、手に入れるのは難しいものも少なくありませんが、ぜひともチェックしておきたいですね。
エンダースキーマはいま非常に勢いがあるブランドということで、今後新しいブランドとのコラボもあるかもしれません。
Hender Scheme(エンダースキーマ)はどこで手に入るの?
全国各地のセレクトショップで取り扱いがあるほか、東京・恵比寿と東京・合羽橋にブランドの直営店「スキマ」があります。
また、楽天市場やAmazon
エンダースキーマは本当にすばらしいレザークラフトを作っており、僕も大好きなブランドなので、まだ手に取ったことない方はぜひ使ってみてください。
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